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第2次アングロ・アフガン戦争

第2次アングロ・アフガン戦争 
だい2じ アングロ・アフガンせんそう
(暫定版)

PCが予め知ってていい情報

 特になし。

 「第2次アングロ・アフガン戦争」については、関連技能を持たないPCは、予備知識なしの処理で不自然ではないと思われます。

追加情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
小辞典版推奨判定
「歴史+知性 目標値8〜10」「軍事+知性 目標値10〜12」「情報+知性 目標値10〜12」
簡単な情報 (シナリオによっては、ゲーム前ブリーフィングでプレイヤーに伝えるGM裁量をしてもいいかもしれない)
 「第2次アングロ・アフガン戦争」は、1878年〜1881年に、当時のバーラクザイ朝?アフガニスタン王国?U.K.(連合王国)との間で戦われた戦争。
 当時、中央アジアでは、帝政ロシアの勢力が南下。1868年にブハラ・ハン国?が、1873年にヒヴァ・ハン国?が、1875年にホーカンド・ハン国?が、次々とロシアの保護国化されていた。
 当時、バーラクザイ朝?のアミール?だったシィール・アリー?は、当初U.K.(連合王国)に支援強化を求めたが、U.K.側外交団のカブール?常駐要求は拒んでいた。
 さらにシィール・アリーは、1875年にロシア使節を受け入れると、U.K.側からの大使派遣も断るようになる。1878年、U.K.側は「U.K.大使の受け入れか、さもなければ宣戦布告」との最後通牒を通告。アフガニスタン王国がU.K.大使の受け入れを拒否し、第2次アングロ・アフガン戦争に至った。
 U.K.軍が侵攻すると、シィール・アリーはバクトリア方面?に逃亡。ロシアに支援を求めたようだ。しかし、当時のロシアは、ロシア・トルコ戦争?の戦後処理が最優先課題で、外交面の状況からアフガニスタンへの介入をする余裕がなかったと思われる。
 シィール・アリーが1879年にマザリシャリフ?で死去すると、アフガニスタンではモハンマド・ヤクーブ?がアミールに即位。U.K.側は、アフガニスタン王国がU.K.の保護国であることを確認するガンダマク条約?締結を条件に、ヤクーブのアミール位を承認。しかし、条約に基づいてカブールに派遣された使節が、反乱アフガン兵に殺害され、再度、開戦。ヤクーブを捕縛すると、インドへ送致した。
 アフガニスタンでは、アフガン諸部族が、U.K.軍と戦い続けたが、U.K.側は早期撤収の方針を固め、バーラクザイ朝王族のアブドゥール・ラフマン?のアミール着任を支援。1891年、U.K.軍は、アブドゥール・ラフマンからガンダマク条約遵守の確約を得ると、アフガニスタンから完全撤退。第2次のアングロ・アフガニスタン戦争は終結した形になった。
小辞典版推奨判定
「歴史+知性 目標値10〜12」「軍事+知性 目標値12〜14」
 第2次アングロ・アフガン戦争は、1891年に終結した形になっているが、アフガニスタン王国での内戦は続いた。
 アミールになったアブドゥール・ラフマンと、その対立者でやはりバーラクザイ朝の王族だったアッユーブ・ハン?との戦闘自体は、短期間にラフマン側の勝利で決着し、アッユーブ・ハンは、クァージャール朝?ペルシアに亡命。しかし、アブドゥール・ラフマンは、その後、各地の部族勢力制圧や、独立を掲げていた地域の再征服に数年を要した。
 アブドゥール・ラフマンは、アフガニスタン王国の再統一に際して、U.K.と締結していたガンダマク条約を利用、兵器や軍需物資、資金の支援を東インド会社から得た。しかし、その代償のように、1893年にはデュランド・ライン策定を含む新たな協定を調印せざるを得なかった。

GM向け参考情報

 「増補待ち」。

活用や検討

活用

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重要な改訂の情報

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検討

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更新日時:2008/09/21 10:27:22
キーワード:
参照:[+αのワールド用語] [アングロ・アフガン戦争]
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