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カナダ楯状地

カナダ楯状地 
カナダたてじょうち
(Canadian Shield)

英語表記
Canadian Shield
フランス語表記
Bouclier canadien
スペイン語表記
Escudo Canadiense
ロシア語表記
Канадский щит
アラビア語表記
(調査中)
中文表記
(調査中)

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 特に無し。

 「カナダ楯状地(Canadian Shield)」については、「関連技能を持たないPCは、予備知識なし」の処理でも不自然ではないと思われます。

追加情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
小事典版推奨判定
「生存+知性 目標値=8〜10」「情報+知性 目標値=10〜12」
簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
 「カナダ楯状地(Canadian Shield)」とは、北アメリカ大陸北東部で、ハドソン湾?を囲むような形になっている広域の地盤を指す地名。
 古い地質時代に形成された岩盤が何度も氷河に侵食され、現在の地表は、標高300m〜600m程度の低山地や隆起がゆるやかに散在。大局的に見ると、北東方向への傾斜が優勢で、南西方向がやや高い。
 岩盤の上を、比較的薄い表土の層が覆っていて、鉱物資源が豊富。金、銀、ウラン、銅、亜鉛などが産出される。
 ほぼ同じ地域が、別称のようにして「ローレンシア丘陵(Laurentian Plateau)」と、呼ばれることもある。「カナダ楯状地」が、「地盤(地質)」を指すのに対して、「ローレンシア丘陵」は、侵食で準平原化している「地形」を指す、と思うと概ね近い。
 ローレンシア丘陵は、準平原化した低くて緩やかな丘陵が、ハドソン湾を囲むように散在、断続している地形。大局的には、ハドソン湾に向かって低くなる微傾斜が優勢。
 地域の南域は森林に覆われ、北部ではツンドラが優勢。全般に木材資源は豊富。人口は疎らで、鉱石を採掘する鉱業以外の産業はほとんど発達していない。水力発電の潜在力は有している。
 カリブー、クズリ、イタチ、ミンク、カワウソ、グリズリー、ホッキョクグマ、アメリカグマなどの野生動物が生息。
【参照イメージ】
小辞典版推奨判定
「情報+知性 目標値12〜14」
詳しい情報 カナダ楯状地は、現在からおよそ45億年前〜5億4千万年前の先カンブリア紀?に形成された非常に古い岩盤。安定陸塊のひとつで、北アメリカ陸塊の中核部をなしている。
 主に、片麻岩?や花崗岩?で形成されている。先カンブリア紀?の中期にあたる始生代?(現在からおよそ38億年前〜25億年前)に形成された岩石が、地表付近で、最も広く露出する地域。
 カナダ楯状地は、始生代に、幾つかのプレートが集合して形成された地盤に、さらに原生代?(約25億年前〜約5億4,200万年前)の間に、新たな地盤が付加された。およそ24億5千万年前〜12億億4千万年前にかけて合体が進み、19億年前〜18億年前頃のトランス・ハドソン造山期?に激しく成長した。
 現在の北アメリカにあたる地塊で、初めて海面より上昇した地域が、現在のカナダ楯状地の一帯になっている。先カンブリア紀の間には、隆起と侵食が繰り返された。
 大氷河時代?を通じて、地表に形成された氷層の重量が地面を押し付け、氷河が無数の湖をかき取り、土壌を運び去って、最終的に、現在のような地形が形成された。
【参照イメージ】

GM向け参考情報

 「増補待ち」。

活用や検討

活用

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重要な改訂の情報

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検討

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更新日時:2009/08/13 18:49:52
キーワード:
参照:[+αのワールド用語] [ラブラドール半島]
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