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ダフネ

ダフネ

英語表記
Daphne

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「ダフネ」は、古代ギリシアの神話、伝説で語られる川神の娘。アポロン神?に追われ、逃れるため月桂樹に身を変じたエピソードで知られる。

追加情報

小辞典版推奨判定
「表現+知性 目標値8〜10」
簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
 ダフネは、彼女に恋心を抱いたアポロン神?に追われ、逃げたが逃げ切れず、父である川神に救いを求めた。父神は彼女を月桂樹の樹に変じ、以来、アポロン神は月桂樹を自分の樹とした。「月桂冠?」の由来譚でもある。
小辞典版推奨判定
「表現+知性 目標値10〜12」「言語+知性性 目標値10〜12」
やや詳しい情報 「ダフネ」は、古典ギリシア語?で「月桂樹」を意味する単語。ダフネの変身譚は、月桂樹がアポロン神やその加護を意味する樹として用いられていたことの由来譚として語られたものだろう。ダフネは、本来は、樹木のニンフであるドリュアデスの1人だったのだろう、と思われる。
小辞典版推奨判定
「表現+知性 目標値12〜14」
詳しい情報 ダフネの父は、アルカディア?のラドン川?の川神とも、テッサリア?のペネイオス川?の川神とも言う。
 ラコニア?に伝わる伝承では、ダフネは狩猟を好み、侍女を伴って山野で狩猟生活をおくっていたと言う。アレス神?または、ハイパーボリア?の神将の子と言われるレウキッポス?と、アポロン神とが、ダフネに恋心を抱いた。
 レウキッポスは女装をしてダフネたちに近づき、親しく交わった。これを妬んだアポロン神が、彼女たちに水浴びをしたい気持ちをおこさせた。はじめレウキッポスは躊躇っていたが正体を知られ、怒ったダフネたちに襲われる。レウキッポスは神々に加護を求め、姿を隠してもらうと事無きを得た。この後、アポロン神がダフネを捕えようとしたが、ダフネは逃れつつ、ゼウス神?に加護を求め、ゼウス神が彼女を月桂樹に変じた。

  • 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。
小辞典版推奨判定
「表現+知性 目標値14以上」
さらに詳しい情報 テッサリア?のダフネは、ペネーイス(ペネイオス川の娘たち)としては、キュレーネスティルベと姉妹、ということになる。
 ラコニア?のダフネは、アミュクラス?の娘とされるので、ラケダイモン?とスパルテー?との孫娘にあたり、ヒュアキントス?と姉弟ということになる。
 アルカディアやテッサリアのダフネは、半神であるニンフとしての面影を色濃く残して語られていたのに対し、ラコニアのダフネは、神の系譜を引く伝説の家系とは言え、すでに人間として語られている。
 ラコニアの伝承を、アルカディアやテッサリアの伝承と比べると、前者はあきらかに構成が複雑な点、月桂樹への変身がゼウス神の加護とされている点などから、より後代の成立と推定される。にも関らず「狩猟を好み、山野で狩猟生活をおくっていた」など、古いタイプのイメージが見られるのが興味深い(このイメージがラコニアで伝存されていたものか、リヴァイバルされたものかの判断は控える)。

GM向け参考情報

別称類

  • 古典ギリシア語?による古代風の名は「ダプネー」。

リンク

活用や検討

活用

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重要な改訂の情報

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検討

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更新日時:2008/07/08 12:21:40
キーワード:
参照:[神話、伝説のキャラクター] [スティルベ] [キュレーネ]
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