インナー・ヘブリディーズ諸島
追加情報
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値8〜10」
- やや詳しい情報 インナー・ヘブリディーズ諸島は、ヘブリディーズ諸島の内では南東寄りの島々で、北のスカイ島?から、南のアイレイ島?までの島々を指す。
- スカイ島?やマル島?は、本土との間に、極狭い海峡を挟んで、ハイランド?地方の中南部と対面。諸島南部のアイレイ島?などにも、本土のキンタイア半島?との間にフェリーの定期便が周航している。
- 農牧業と漁業が盛ん。観光客の来訪が多いが、未だ観光客向けの再開発がされていないのどかな島も多い。
- 小辞典版推奨判定
- 「言語+知性 目標値8〜10」「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 ヘブリディーズ諸島は、スコットランド・ゲール語?のネイティヴ・スピーカーが最も多く居住する地域として知られる。(⇒ ヘブリディーズ諸島)
- 小辞典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値8〜10」
- やや詳しい情報 インナー・ヘブリディーズ諸島に属すアイオナ島?は、紀元後6世紀に、アイルランド島から渡来した聖コルンバが修道院を建設した地と伝えられている。この地を拠点にアイルランド系修道会の布教によるキリスト教伝道がスコットランド地方に伝わり、諸民族の融合を促していった。
- 聖コルンバがアイオナ島に修道院を建設したのは、A.D.563年のこととされる。
GM向け参考情報
用途
インナー・ヘブリディーズ諸島は、アウター・ヘブリディーズ諸島同様、ケルト・ネタ、ヴァイキング・ネタなどとの相性がいいでしょう。
大きな島と小島とで随分環境が異なります。スカイ島、マル島、アイレイ島では、シーズンを問わず派手なアクションを起すと事態収拾に困ることもあるでしょう。
小島を舞台に観光シーズンを外せば、銃撃戦程度のアクションが起きても、大事にせずに隠蔽することは可能でしょう。異常事態の方は、少々派手目のものを起しても、タブロイド紙を短期間賑わす程度に収拾することが可能と思えます。
なお、全般に自動車台数が少な目ですので、カーチェイスの類は人目を引くことに留意してください。
詳細は、関連各項目の記事も参照のこと。
インナー・ヘブリディーズ諸島の主な島
インナー・ヘブリディーズ諸島への交通路
- 空港
- 南部のアイレイ島南西、中部西寄りのタイリー島中央のそれぞれに地方空港が存在。北部では、スカイ島の北西岸と南端、スカイ島の南西に連なる小島、ベンベギュラ島とバラ島とに地方空港が存在。
- 自動車道
- 北部のスカイ島は、西部北岸のカイリーキンにて、対岸本土側のカイル・オブ・ロハルシュとの間に架橋されている。この橋は高めの通行料金が課金されているが、国道A87が通り、スカイ島の東寄りを通って島内の道路網に接合している。(⇒ スカイ島?)
- ちなみに、カイル・オブ・ロハルシュは、インヴァネス?から布設された地方鉄道カイル・ライン?の終点。
- 海運
- 南部の諸島 本土側のキンタイア半島?北部に位置するケナクレイグからフェリー便が周航。アイレイ島?の南部に至る路線と、アイレイ島の中心的な町ポート・アスケイグを経由して北上、コロンゼイ島?、本土側のオーバン?に至る路線とがある。
- 中部の諸島 中部諸島で最大の島マル島?では、中部東岸のフィッシュニシュと、対岸のモーヴァン半島?に位置するロックサリンとの間の狭い海峡もフェリー便が往復している(所用時間、片道15分)。他に、マル島北部のトバモリーと対岸のハイランド地方に位置するクレイヌールとの間の狭い海峡を往復するフェリー便もある(所用時間、片道45分ほど)。また、トバモリーからは、マル島の西方に浮かぶ小島、コル島、タイリー島を結ぶフェリー便も運航している。
- 本土側のオーバン?からは、マル島と本土との間の海峡を通過した後、コル島、タイリー島に至るフェリー便も運航されている。
- 北部の諸島 スカイ島?東岸のカイレイルでは、本土側対岸のグレネルグとの間で、乗用車6台までを収容できる小型フェリーが往復している。ルートは、極狭い海峡で片道10分程度が所用時間。ちなみに、カイレイルは、本土との間で架橋されているカイリーキンの南東にあたり、カイレイルから北西に向かう地方道が橋を渡って来た国道A87に連絡している。
- また、スカイ島南辺のアーマディルでは、6月〜8月の期間、本土側対岸のマレーグとの間をフェリー便が運航されている。所用時間は片道30分ほど。ちなみに、マレーグは国道A830の終点になっている。
- 他に、スカイ島北部のウィッグからは、アウター・ヘブリディーズ諸島のルイス島とノース・ユイスト島?とを巡行する便も運航されている。
インナー・ヘブリディーズ諸島の交通事情
インナー・ヘブリディーズ諸島は、本土との間を架橋されているスカイ島を除くと、自動車の台数が大変少ない。スカイ島の決して、自動車が多いとは言えない。
観光客の多くは、島内で限られた台数のレンタカーを借りるか、バスや自転車などで移動している。諸島では高級車などは人目を引くし、カー・チェイスなども大変目立つことに留意。
Aナンバーの国道以外は、いずれも1車線の地方道で、自動車が対向すると難儀するほか、車道に畜牛が迷い出てくることなども多い。
各島の交通事情の詳細は、関連各項目の記事を参照のこと。
キーワード:
参照:[インナー・ヘブリディーズ諸島] [ヨーロッパ州のランド・マーク] [ランド・マーク] [アウター・ヘブリディーズ諸島] [大西洋のランド・マーク] [ヘブリディーズ諸島]