ノール=パ・ド・カレー地域圏
- ノール=パ・ド・カレー地域圏 ノール=パ・ド・カレーちいきけん (簡易版)
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「ノール=パ・ド・カレー地域圏」は、現在、フランス共和国の“本土領”に設けられている広域地域圏の1つ。
“本土領”北縁部の東端を占め、ドーヴァー海峡に面し、ベルギー領に隣接している。
- 【参照地図】
(ブルゴーニュ地域圏略地図,Wikimedia Commons)
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「ノール=パ・ド・カレー地域圏」は、コルス地方公共団体も含めて、フランス本土領に22設けられている広域行政区の1つ。州レベルの行政区の1つで、ロレーヌ地域圏やアルデンヌ県?の北西に位置。
概ね平坦な地勢だが、東(ベルギー側)になだらかな丘陵が少なく無い。
古くから、東方との交通が盛んだった他、北海|?経由で北方との交易も盛んだった。現在も、ユーロトンネルの大陸側玄関口にあたるカレー市?を擁している。
北西縁の沿岸部がドーヴァー海峡などに面し、U.K.(連合王国)の南東イングランドに対面。北東縁が、フランス - ベルギー国境の一部をなしている。
南縁でピカルディ地域圏に隣接し、南東端部は、ベルギー領とピカルディとを挟んでアルデンヌ県?(シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏)とも遠くない。
首府のリール市?は、地域圏東部のノール県?で、県域の概ね中ほど、ベルギー領から遠くない位置に立地。広域地域圏では、東西中ほどの北寄りにあたる。
リール市は、古くから陸路でも海路でも通商の拠点として栄えた。人口23万人弱(2004年)。
リール市周辺は、現在、パリ市?、リヨン市?、マルセイユ市?に次ぐフランス第4位の規模の都市圏を擁している。ただ、長く地域の基幹産業だった鉄鋼業や造船業などが斜陽化。住民1人当たりのGDPは、現在ではフランス全土の平均程度になっている。
現在は、西部のパ・ド・カレー県?と東部のノール県の2県からなり、土地面積は、12,414平方km。人口は 約405万人弱ほど(2007年)。
- 【参照地図】
地域圏は、フランス“本土領”では、平均人口密度が高く、2007年の数値では1平方kmあたり326人ほどになっている。15歳未満の人口比率は、20.4%(2005年)。フランス国内で最も若年人口比率が高い地域圏。
ロレーヌ地方やアルデンヌ地方など同様、良質の鉄鉱石や石炭を産す。古くから工業化が進められ、長くフランスの工業分野をリードしてきた。主産業は自動車、精密機械、鉄鋼、石油化学など。
地域は、20世紀末までは単に「ノール地域圏」と呼ばれていた。
かつては南ネーデルラント地方に属し、他の低地諸国と共に、スペイン領やオーストリア領とされていた時期が長かった。地域が、フランス領として永続化したのは、1713年のことだが、その後も第2次世界大戦では、主戦場の1つになるなどした。
現在も住民には、ゲルマン系とケルト系の混交から生まれたフラマン系が多い。民間では、非公式に「パ-バス・フランスィース(Pays-Bas fran?ccedi?ais)」と呼ばれることが多い。この地域名は「フレンチ・ネザーランズ(French Netherlands)」を意味する。
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参照:[ピカルディ地域圏]