サルディニア島

フランス語名

Sardaigne

スペイン語名

Cerde?a

英語名

Sardinia

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　「サルディニア島」は、西地中海の東部海域にてイタリア半島?の西、コルス島の南に浮かぶ大きな島。地中海ではシチリア島?に次ぐ２番めの大きさの島。北アフリカのチュニジア領沿岸部から210km内外。

　イタリア共和国のサルディニア自治州?が営まれていて、８つの県がある。

【参照イメージ】

• 地中海西部の衛星イメージ（NASA?，Wikimedia Commons）
  

サルディニア島の地図

• 右を参照のこと。⇒ サルディニア島の有用地図集
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　サルディニア島は、北でボニファチオ海峡?を挟んで、フランス領のコルス島と対面。東方のイタリア半島?との間にはティレニア海?がある。

　土地面積は、24，090平方km。全般に山がちな地勢で広い平坦地は乏しい。しいて言えば、島の南西域の平坦地が広い。河川数は少なくない。島内で最大の川は、ティルソ川?。

　最高峰は、島の中部にあるジェンナルネントゥ山地内の峰で、標高1，834ｍ。西部に火山があり、北部では地質時代の古い時期に形成された地層が見られる。鉱物資源は豊富で、鉄鉱石、銅鉱石、鉛、亜鉛、石炭を産出。

　気候帯は、地中海性気候に属す。夏は暑く乾燥、冬の冷え込みは穏やか。山地の高い峰では、冬季の積雪も珍しくはない。春と秋にあたる時期は温暖。近年は、旱魃が続いている。

　サルディニア島でのヒトの活動痕跡は、25万年前頃のものが確認されている。石器時代には、黒曜石の産出、交易が盛んな地だったようだ。

　島の遺跡から発掘された、乾燥したブドウの残存物は、DNA解析で紀元前1200年頃のものとされ、「知られる限り世界最古のブドウの物証」とされている。

　新石器時代の末期頃にはヌラーゲ文化?が盛んだった。紀元前８世紀頃から、フェニキア系?集団の入植が盛んになり、島の各所に多数の都市や砦が多数建造されるた。B.C.500年頃、フェニキア系国家カルタゴ?がサルデーニャ周辺の海域で支配的に。

　第一次ポエニ戦争後のB.C.238年、古代ローマがサルディニアを制圧。その後、属州、コルシカ・サルディーニア属州が営まれ古代ローマの穀倉地帯になっていった。カルタゴ・スタイルの文化はローマ支配時代も長く続き、ローマ時代の都市遺跡にフェニキア的な特徴を見ることができる。

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補足情報

• サルディニア島住民の多数派サルディニア人?は、イタリア共和国の公認少数民族（popolo）の１つ。

別称類

主要国の言語

• フランス語名=Sardaigne
• スペイン語名=Cerde?a
• 英語表記=Sardinia
• アラビア語名の音=（調査中）
• ロシア語表記=Сардиния
• 中国語表記=薩丁尼亞島，薩丁島

その他

• サルディニア語?現地名（音写）=Sardigna
• イタリア語?名=Sardegna
• フェニキア語?古代名（音写）=Ichnusa（イクヌーザ），Hyknusa
• 古典ギリシア語?古代名（音写）=Sandalyon（サンダーリォン）
• ラテン語?古代名=Sardinia

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編
  ⇔ ランド・マーク

関連項目

• サルディニア自治州?
• サルディニア島の有用地図集
  （別ウインドウで並べて見ると、多分便利）

資料リンク

• Wikipedia英語版:Sardinia
  Wikipedia英語版:History_of_Sardinia
• Wikimedia Commons:Sardegna

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