新規作成  ソース  BlueRose Wiki  ページ一覧  検索  更新履歴  RSS  ログイン

シリア=アラブ共和国の諸地域

シリア=アラブ共和国の諸地域

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
国土
 シリア=アラブ共和国(アル・ジュムフーリーヤ=アル・アラビーヤ=アッ・スーリィヤ)は、西アジア(西南アジア)の地中海東岸北部で、北はトルコ共和国、東はイラク共和国、南はヨルダン=ハシミテ王国と国境を接し、西南でレバノン共和国イスラエル国と接している国。東地中海北部の島、キプロス島とは、97kmの距離で対面。
 1967年以降、南西のゴラン高原イスラエルに占拠されている。イスラエル側は1981年に同地の併合を宣言し実効支配を続けているが、この併合については、現在に至るまで国際的承認が成り立っているわけではない。
地域
 シリア国土は、まず、南西部で南北に細長く比較的狭い地中海沿岸部と広い内陸部とに大別される。地中海沿岸部と内陸部との間は、トルコ領にもまたがるヌサイリーヤ山脈?レバノン領にまたがるレバノン山脈?、及びアンチ・レバノン山脈?とに隔てられている。
 内陸部は、ユーフラテス川が流れる北部、シリア沙漠を擁す中部と南部に大別することができる。

シリア=アラブ共和国の地図

シリア=アラブ共和国の有用地図集
(別ウィンドウで並べて見ると多分便利)

追加情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
小辞典版推奨判定
「情報+知性 目標値10〜12」
やや詳しい情報 2006年現在、シリアの国土は13の行政区に区分されている。
 人口は、地中海沿岸部と、その後背地に多い。南部では、首都周辺に人口が集中。次いで、ユーフラテス川流域に人口が多い。
 人口分布は、必ずしも行政区分と重なっておらず、むしろ地勢や地勢に基づく環境に左右されている。
 都市集住率は平均で5割弱だが、この数値も比較的水が豊富なユーフラテス川流域や西部の山地周辺と、沙漠地帯とでは自ずとバラつきがある。
小辞典版推奨判定
「歴史+知性 目標値10〜12」
やや詳しい情報 歴史的には、現在のシリア領は、「文明の十字路」と呼ばれるシリア・パレスティナ?地域の北部と、メソポタミア地域の北西部とを含む。メソポタミア 〜 地中海沿岸部の間を結んでいた沙漠交易路も含まれている。
 古代遺跡はもちろん、石器時代から、中世まで、種々の遺跡は数多い。

  • 「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。
小辞典版推奨判定
「歴史+知性 目標値12〜14」
さらに詳しい情報 歴史学的には、「シリア(地域)」は、現状のシリア国土より広い地域を指す。メソポタミア地域より西で、タウロス山脈より南の地域にあたるこの地域を、現在のシリア領と区別するために、しばしば「歴史的シリア」とも「大シリア」とも呼ばれる。
 歴史的シリア地域の諸国には、「欧米諸国による1次大戦後の戦後処理で分割された大シリアの復活を目指すべき」とする政治的主張(大シリア主義)もある。そのため、研究者には古代のシリア地域を指す用語として「歴史的シリア」の方を用いる者が多い。

GM向け参考情報

 以下ではシリア=アラブ共和国(アル・ジュムフーリーヤ=アル・アラビーヤ=アッ・スーリィヤ)の地域、行政区分と都市などについて、整理していきます。

 現在シリア国内は、13の行政区(県)に区分されています。

 なお、シリアの地域行政区分については、日本語の訳書で「県」を充てているものと「州」を充てているものとがあります。

用途

 普通は、行政区分までを意識する必要があるのは、よほど凝ったシナリオの場合でしょう。

 それでも、シナリオ・メイクの作業中は、遺跡ランド・マークになる地形、交通路などを行政区分と関係づけていくと、イメージし易いのも確かです。

 例えば、遺跡の近傍にある都市が、ただの地方都市なのか、小さくてもある県の県都なのかをイメージするだけで、シナリオ・メイクやマスタリングも変わって来るでしょう。

 シリアの場合は、地域によって環境が相当異なります、現今の国情も複雑ですので、シナリオで使う遺跡スポットや都市が、どの環境帯に属し、どの地域に属すかを意識するといいでしょう。「シリア=アラブ共和国の有用地図集」も参照してください。

(市販の世界地図帳でも、シリアの行政区分も示されている地図はあります)

運用

 以下の情報は、セッションでの扱いは、もちろん各GMに委ねられます。

 一応、目安としては、概ね、目標値10程度の簡単な判定でわかる程度まで、と意識するといいと思います。(10より大きな目標値が想定される情報は、各キーワードのページに記してくようにするのがいいと思います)

 ただし、このページの記事にも、ローカルな話題や、細かな情報が多くなると思われます。

 PCが予め知っていたことにしていいかどうかは、出身や経歴、あるいは過去にシリアを訪れたことがあるか、を踏まえてマスタリングした方が相応しものも出てくるかもしれません。


 フィクション設定として、シリアの県庁などの政庁は、地域の代表というよりは、中央政府の出先統治機関、との色合いを推奨します。社会主義体制下で事実上の一党独裁下にあることを理由とします。


 2006年現在のシリア領内での、外国人立ち入り禁止区域、行動制限区域などについては調べきれていません。

 他の多くの国同様、軍事施設などは立ち入り禁止、防衛拠点、国境部などでは行動制限と基本とし、シナリオの都合、時々の国際状況を考慮してシナリオ処理することを推奨します。

シリア=アラブ共和国の主要都市

ダマスカス?(ディマシュク)
シリア=アラブ共和国首都。旧市街は、1979年以降、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されている。
アレッポ?(ハラブ)
シリア第2の都市で北の要都、商都。旧市街は、1986年以降、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されている。
デーレッゾール
ユーフラテス川中流域の地方都市。地域交通のハブ・センター。
ハマー
ホムス
ラタキア?(ラージキーヤ)
シリア第1の港湾都市、ウガリットの遺跡を擁す。
ラッカ?

シリア=アラブ共和国の主要遺跡

ウガリットの遺跡エブラの遺跡マリの遺跡

ユネスコ世界遺産
アレッポの旧市街?、ダマスカスの旧市街?、パルミラの遺跡?、古代都市ボスラ?

シリア=アラブ共和国の冒険向けスポット

シリア沙漠

地域大別と地域行政区分

 2005年現在、シリア=アラブ共和国で編成されている13の行政区分を、便宜的な地域大別のもとで整理。主要都市なども挙げていきます。

 ここでの便宜的な地域大別は、地勢に基づく地理的区分や、歴史背景を伴った伝統的地域区分と、必ずしも一致するとは限りません。

シリア北部

 ここで言う「シリア北部」とは、「シリア内陸部の北域」を意味する。トルコ領と国境を接す4県に、イラク領と国境を接すデーレッゾール県を加えた5県を、便宜的に北部とみなす。

 シリア領北西に位置するラージキーヤ県は、地中海沿岸部に区分する。

 北部は、ユーフラテス川流域部をカバーし、肥沃な三日月地帯?との重なりも多く、人口の集住率が高い。

イドリブ県
 西でラージキーヤ県と、南でハマー県と、東でハラブ県と県境を接す。北でトルコとの国境を挟んで、トルコ領のハタイ県と面している内陸県。
 ユーフラテス川流域部にも、オロンテス川流域部にも重なっていない。ただし、山地を水源にした短い内陸河川を擁している。
 県都イドリブの規模からみても、シリア領北部の内では、人口が少ない方と想定。県域も比較的狭い。
主要都市
イドリブ(市) シリア領北西部内陸に位置するイドリブ県の県都。アレッポ?の南西55kmに位置。
 人口5万5千人と、規模は小さめ。鉄道も通じておらず、自動車道も地方道が通っているのみ。県域の中ほどで、北東を占める山地の山麓に位置。南も山地で隔てられている。イドリブ市の西方では、北東の山地と南部の山地から流出する内陸河川が、山間の窪地で合し、オアシスを成している。
デーレッゾール県
 西でラッカ県と、北でハサカ県と、南でホムス県、ディマシュク県と県境を接す。 東は、イラクとの国境で、国境を挟んでイラク領のニナワ県、アンバール県に面している内陸県。
 県域の中部をユーフラテス川が、北西から南東の方向に流れ、イラク領内へと流出。
 県都デーレッゾール市は、県域中ほどのやや西寄りでユーフラテス川に面す。デーレッゾール市の下流では、トルコ領東部の山地を水源にした河川が南流して来てユーフラテスに流入している。河川流域の人口州住率は高い。
主要都市
デーレッゾール市 シリア領東部で、ユーフラテス川南岸に位置。デーレッゾール県の県都。地域交通のハブ・センター。
ブサイラ シリア=アラブ共和国東部のデーレッゾール県にて、ユーフラテス川北岸に位置する地方都市。
 トルコ共和国領内のアルメニア台地?南縁から発する地方河川、カーブール川が、トルコとの国境に接す地方都市カミュシュリー?、ハサカ県県都ハサカ市を経由した後、ユーフラテスに合流する位置に立地。デーレッゾール市のユーフラテス下流で、南東32kmほどにあたる。人口不詳、1万人未満級。
 ユーフラテス川北岸に沿った地方道が、ブサイラを経由しイラク領方面に通じている。他に、デーレッゾール市から、ハサカ市に至る主要地方道のバイパス道(地方道)が、カーブール川東岸沿いに北上。流域の地方都市を繋いでいる。
 その他の交通路は、ユーフラテス川を利用した水運以外にはない。
ハサカ県
 シリア領北東端に位置する県。西でラッカ県、南でデーレッゾール県と県境を接す内陸県。
 北ではトルコ国境に接し、国境を挟んでマルディン県、他と面す。東ではイラク国境に接し、国境を挟んでニナワ県に面す。
 ユーフラテス川流域は含んでいないが、肥沃な三日月地帯?には含まれている。トルコ領東部のアルメニア山地南縁を水源とする地方河川が南流して、ユーフラテス川に合流していく。ただし、これらの河川は、トルコ領側では多くがワディ(涸谷)になっている。
 トルコとの国境に面すカミシュリー?近傍に、国内線空港が位置。
主要都市
ハサカ(市) ハサカ県、県域の中程でトルコ領の山地を水源にした地方河川複数を合したカーブール川流域に位置。ハサカ県県都で人口は不詳(5万〜10万人級)。
 アレッポ?からユーフラテス川北岸沿いを通って来た地方鉄路が、ハサカを経由、トルコとの国境の都市、カミシュリーに至る。カミシュリーからデーレッゾールに至る主要地方道が経由。他に、イラク方面、トルコ方面に連絡する地方道も通る。牧羊が盛ん。
ハラブ県
 シリア第2の都市にして北の商都、要都であるハラブ(アレッポ?)を擁し、県域の人口密度も高い。
 西でイドリブ県、南でハマー県、東でラッカ県と県境を接す。北はトルコとの国境に面し、トルコ領のガシアンテプ県、他に面す内陸県。
 トルコとの国境をなす県域北辺中程を、ユーフラテス川が南流してくる。ラッカ県に位置するユーフラテス・ダムが成すアサド湖が、ラッカ県との県境の南北中程を占めている。
主要都市
アレッポ? シリア第2の都市にして、北の要都、商都で人口154万2千人(1994年)。ハラブ県県都で、県域中ほどの西寄りに位置。
 「アレッポ」は国際的に広く用いられている呼称だが、アラビア語による現地名は、県名と同じハラブ。旧市街は、1986年以降ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録。アレッポ博物館を擁す。
ラッカ県
 北部シリアの東西中ほどに位置。西でハラブ県、ハマー県と、南でホムス県と、西でハサカ県、デーレッゾール県と県境を接す内陸県。北で、トルコとの国境に接し、国境を挟んでトルコのウルファ県、他に面す。
 県域の南北中ほどを、ユーフラテス川が東流。県域西部にユーフラテス・ダムが設けられ、ダムが作る人工湖(アサド湖)が、ラッカ県とハラブ県とに渡っている。
 トルコ領東部のアルメニア山地山中を水源にする地方河川が、県域北部の東西中ほどを南流、ユーフラテス川に合流している。
主要都市
ラッカ?(市) シリア=アラブ共和国北部に位置するラッカ県県都。県域の中ほどにて、ユーフラテス・ダム下流のユーフラテス北岸に位置。

地中海沿岸部(シリア西部)

 概ね、レバノン山脈の延長上で南北に走るサーヒリヤ山脈以西の地域。便宜上「シリア西部」としているが、地理的に見れば「シリア領の北西部沿岸地帯」にあたる。

 東地中海に面し、東をサーヒリヤ山脈に区切られた、南北に細長い平地帯。

 北部のラージキーヤ県と、南部のタルトゥース県から成る。この地域区分は、地勢との関係で概ね通用する。

 細かく見ると、行政区分は、ラージキーヤ県の場合サーヒリヤ山脈までを含みタルトゥース県の場合、サーヒリヤ山脈脊梁線以西になっている。

 環境は地中海性気候帯で、内陸部より過ごし易い。ただ、平地が狭小なため、人口総数はさほど多くない。人口密度はシリア国内では高い方と想定。

タルトゥース県
 シリア=アラブ共和国地中海沿岸地域の南部を占める。北でラージキーヤ県と、東でハナー県、ホムス県と県境を接す。南では、レバノン共和国と国境を接している。
 県都は、地中海沿岸の県域中ほどに位置する港湾都市タルトゥース(市)。山裾が海岸間際に迫った、極細長い平地に立地。人口不詳(5万人〜10万人級)。
ラージキーヤ県
 シリア=アラブ共和国地中海沿岸地域の北部で、同国最大の港湾都市ラタキア(ラージキーヤ)市を擁す。
 南でタルトゥース県と、北東でイドリブ県と、東でハマー県と県境を接す。北では、トルコ共和国と国境を接している。トルコ国境を挟んでは、トルコ南東部のハタイ県に面す。
 サーヒリヤ山脈東麓でオロンテス川の一部が灌漑水路に改造されている部分は、ラージキーヤ県東端にあたる。
主要都市
ラタキア?(市) シリア=アラブ共和国西部のラージキーヤ県県都で、地中海東岸に面す同国第1の港湾都市。ラタキアは、国際的に広く知られた名。アラビア語による現地名は、県名と同じくラージキーヤ(市)。
 地中海の東方98kmほどがキプロス島東辺になる。市域の北部にウガリットの遺跡が存在。

中部シリア

 シリア沙漠北部が肥沃な三日月地帯?の内側外縁に交わっている地域。便宜的にハマー県とホムス県とを区分しておく。

 北辺で年間降水量200亢を得るが、他は、100弌200伉度の降水の沙漠地帯が優勢。

 ただし、西部の山地地帯は肥沃な三日月地帯?の西端で降水量が多めにある他、オロンテス川を利用した灌漑が成されている。

 西寄り地域の人口密度は高く、沙漠地帯の人口密度は低い。

ハマー県
 中部シリアの北部を占める県。西で、ラージキーヤ県、タルトゥース県北部と県境を接し、南と東でホムス県と、北で、イドリブ県、ハラブ県、ラッカ県と県境を接す内陸県。
 県域西部の南北中ほどに、県都ハマー市が位置。ハマー市の東側は、シリア沙漠内の岩山山地。この山地は、ホムス県に脊梁部を置くラシード山脈に連なる。
 ホムス県から概ね北流してきたオロンテス川は、ハマー市に至ると、東側山地に連なる傾斜面沿いに北西に流れを転じ、サーヒリヤ山脈に阻まれると再度北流に転じていく。
 県域中部に南北に刻まれたワディ(涸谷)が位置。水流が流れるときは、北流する。
主要都市
ハマー(市) シリア=アラブ共和国で、ハマー県西部の南北中ほどにて、オロンテス川中流域に位置する同県県都。
ホムス県
 中部シリアの南部を占める県。西で、タルトゥース県と県境を接し、レバノン共和国との国境にも接している。北で、ハマー県、ラッカ県と、北東から東にかけてデーレッゾール県と、南ではディマシュク県と県境を接っしている内陸県。
 県域の西半分と、北側とに、シリア沙漠に連なる岩山山地が存在。中部北側のラシード山脈は、比較的険しい岩山地帯で北麓はハマー県の南部に渡る。
 ホムス県内では、ラシード山脈南山麓が南北に長くさほど険しくない渓谷状になっている。この渓谷部の北側、ラシード山脈南麓に、ユネスコ世界遺産に登録されているパルミラの遺跡?が位置。
 渓谷部の南側、ホムス県南西部は、やや緩やかな岩地丘陵になっている。
主要都市
ホムス市 現、シリア=アラブ共和国西部で、オロンテス川流域に位置するホムス県県都。首都ダマスカス?の北140kmにあたる。

南部シリア

 シリア=アラブ共和国の首都ダマスカス?を擁すディマシュク県より南を南部と区分、領土の中南部をディマシュク県が占め、南辺では、西から東に、クナイトゥラ県、ダルアー県。スワイダー県が連なる。

 全般に、年間降水量100舒焚爾虜伺地帯が優勢。

 ただし、西部の山地地帯は肥沃な三日月地帯?の西端で降水量が多めにある他、オロンテス川を利用した灌漑が成されている。

 西寄りの山地周辺には、人口が集中。逆に中部〜東部にかけての沙漠地帯は、人口過疎。

 ディマシュク県の東部は、イラク共和国とヨルダン・ハシミテ王国?の領土にかけて、シリア沙漠中核部の平坦地になっている。平坦地の南には、シリア沙漠に含まれる岩地丘陵が連なる。西部はアンチ・レバノン山脈(シャルキーヤ山脈)及び、付属する山地群が存在。

クナイトゥラ県?
 シリア領、南西部で、イスラエル国が占拠、実効支配を続けているゴラン高原に接している内陸県。
 現状のクナイトゥラ県県域は、アンチ・レバノン山脈(シャルキーヤ山脈)東山腹と、ゴラン高原の東傾斜面とからなり、県域は極めて狭くなっている。
 シリア軍が配備されているが、2006年現在、国連の平和維持部隊であるUNDOFの仲介で、シリア側、イスラエル側双方の戦力は低レベルに維持されている。UNDOFは非武装地帯も設定し、監視を続けている。
 西でゴラン高原、及び非武装地帯と接し、南はヨルダンとの国境に接す。東でダルワー県と、北でディマシュク県と県境を接している。
主要都市:
クナイトゥラ市? クナイトゥラ県全域がシリア統治下にあったときの県都。2006年現在は、非武装地帯の内に位置している。人口不詳(1万人〜5万人級)。
スワイダー県
 シリア領、南端で、ヨルダンとの国境に面している内陸県。
 西でダルアー県と、北から東にかけてディマシュク県と、県境を接している。
 県域中部にはシリア沙漠に連なる岩地丘陵が南北に横たわるように存在。
主要都市
スワイダー(市) スワイダー県の西部で南北の中ほどに存在する同県県都。県域中央に存在する岩地丘陵の西の麓でワディ(涸谷)沿いに立地。人口不詳(5万人〜10万人級)。ダマスカス?及び、周辺の地方都市と地方道で結ばれている。
ダルアー県
 シリア=アラブ共和国領、南端で、ヨルダンとの国境に面している内陸県。
 西でクナイトゥラ県と、東でスワイダー県と、北でディマシュク県と、県境を接している。
 県域は、ゴラン高原東麓と、東方の岩地丘陵とに挟まれた広い窪地状になっている。
 県域南端は、イスラエル - ヨルダン国境の一部をなしているヨルダン川へと合流する地方河川、及びワディ(涸谷)の流域で、植生が繁茂。県都ダルアー市もこの地域に位置する。
主要都市
ダルアー(市) ダルアー県の南部で、ヨルダン国境に面している同県県都。東方から西に至るワディ(涸谷)に面して立地。人口不詳(5万人〜10万人級)。
ディマシュク県
 シリア領、中南部で東西に広がる内陸県。
 西でレバノンと、東でイラクと、南でヨルダンと国境を接している。
 北でホムス県と、北東端で、デーレッゾール県と県境を接し、南では、クナイトゥラ県、ダルアー県、スワイダー県と県境を接している。
 ディマシュク県東部は、イラク共和国とヨルダン・ハシミテ王国?の領土にかけて、シリア沙漠中核部の平坦地になっている。平坦地の南部は、シリア沙漠に含まれる、岩地丘陵が連なる。
 西部にはアンチ・レバノン山脈(シャルキーヤ山脈)及び、付属する山地群が存在。
主要都市
ダマスカス? シリア=アラブ共和国首都で、同国のディマシュク県県都を兼ねる。
 県域西部の南寄りで、アンチ・レバノン山脈(シャルキーヤ山脈)東麓で、山地から流出する地方河川沿いに位置するオアシス都市で人口集中度が高い。人口144万4千人(1994)。南西9kmにダマスカス国際空港を擁す他、同国の基幹鉄路、基幹自動車道のターミナル。
 「ダマスカス」は、国際的に広く用いられる都市名だが、アラビア語による現地名は、県名と等しいディマシュク(市)。

活用や検討

活用

{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin

重要な改訂の情報

  • 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
    (誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin

検討

  • このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
  • 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin
更新日時:2007/06/14 20:55:15
キーワード:
参照:[アジア州の現存国家] [ラッカ市] [ラタキア市] [シリア=アラブ共和国] [ホムス,シリアの〜]
このページは凍結されています。