ビジュアル・ステルス

• シームレス・ワールドの用語解説。

• 「判定処理なしに、ＰＣが知ってることにしていい」情報とします。

　「ビジュアル・ステルス」とは、おそらく｢アクティブ･カモフラージュ｣や「クローキング」、「光学迷彩」などと呼ばれる先端技術の総称と思われる。
（あるいは、「ブルーローズ」のルールブックで用いられた造語かもしれないが、未確認）

追加情報

小事典版推奨判定

「情報＋知性　目標値=８〜10」「軍事＋知性　目標値=10〜12」

簡単な情報　（必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない）

　｢アクティブ･カモフラージュ｣、あるいは「オプティカル・アクティブ・カモフラージュ」と呼ばれる技術は、簡単に言えば、「フラットで、折り曲げることも可能なモニター上に任意の画像を映し出して、カモフラージュに利用する」技術だ。光ファイバーなどを利用したモニターを使って、例えば１台の車両の外見を、沙漠迷彩、密林迷彩、都市迷彩、などに、簡単な操作で切り替える。

　この技術は、現存技術の延長線上にあり、製造コストや、維持コストの問題を考えなければ、決して不可能ではない。ただ、モニター上の画像は、どれだけ抑えても蛍光を発すものなので、果たして言われているような、軍事的カモフラージュに実用できるか、疑問視する意見もある。

　例えば、宣伝用の画像を映し出す緞帳や横断幕などへの応用の方が、比較的簡単だろう。

　「クローキング」あるいは、「光学迷彩」と呼ばれる構想は、ＳＦ映画などのフィクションで、“透明マント”あるいは“遮蔽技術”などと呼ばれていたアイデアにかなり近い。

　装着した対象に、見た目上の透明化か、それに近い状態をもたらす装置の総称だ。近年メタマテリアルの「負の屈折率」を利用して実用化の可能性が探求されている。

　ただ、現在作られているメタマテリアルは、限られた帯域の電磁波、及び、光について負の屈折率を示すものばかりだ。近い将来、ＳＦ映画に見られるような光学迷彩が実用化されるか、というと、「オプティカル・アクティブ・カモフラージュ」よりも可能性は低いだろう。

• ＧＭ向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

捕捉説明

• 陰謀組織のNPC?の内には「□□隠密（＋２）」のビジュアル・ステルス機能を持ったDLCアーマーを保有しているキャラがいる。
  解説文に記した内容は、とりあえず、シームレス・ワールドの常識に沿った線での解説。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• DLCアーマー

資料リンク

• Wikipedia英語版:Active_camouflage

活用

• このページの記事を踏まえた、アイデア・フック、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど

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