!アジャール人 アジャールじん (Adzhartsy ''russian'',Ajars ''english'') 暫定版 !記事内容追加調査中の暫定版です !PCが予め知ってていい情報  アジャール人は、[[民族]]としての[[グルジア人]]に含まれる幾つかのエスニック・グループの1つ。現在は、[[グルジア共和国]]南西部の[[アジャリア自治共和国]]に居住が多い。 !追加情報 :'''小辞典版推奨判定''':「言語+知性 目標値10〜12」「歴史+知性 目標値12〜14」 :'''やや詳しい情報''': アジャール人は、[[グルジア語]]の東部方言系統の言語を[[母語使用]]している。 :: これは、かつてグーリ(人)と呼ばれていた、東部グルジア人のエスニック・グループが、7〜8世紀頃、[[現グルジア領|グルジア共和国]]西部に移住し、アジャール人の祖先集団となったため。 :: グーリ人の移住地は、16世紀後半頃からオスマン=トルコ帝国の版図に組み込まれ、グーリ人たちは文化面で強い影響を受けた。アジャヤール人は、キリスト教からイスラム教に改宗したグルジア人の一派と言える。 :'''小辞典版推奨判定''':「交流+知性 目標値10〜12」 :'''やや詳しい情報''': 現在のアジャール人たちは、伝統的衣装としてはトルコ風の衣服を用いている。信仰は、[[スンナ派]]イスラム教を自認する者が多い。しかし、旧[[ソ連|ソヴィエト連邦]]時代に無神論も広まり、熱狂的なイスラム教徒は少なくなっている。 :'''小辞典版推奨判定''':「言語+知性 目標値10〜12」「交流+知性 目標値12〜14」 :'''やや詳しい情報''': 2006年現在のグルジア共和国では、民族については、「グルジア人」のカテゴリーに一括した調査がなされている。 :: そのため現在のアジャール人の人口は、定かではない。しかし、アジャリア自治共和国領居住者の8割以上を占めるグルジア人のほとんどは、アジャール人としての帰属意識を持っていると目される。 !GM向け参考情報 !!運用  民族としての[[グルジア人]]は、民族系統を同じくするサブ・グループ幾つかから成り立つ集団ですが、グルジアの情勢や歴史にかなり関わったシナリオでない限り、サブ・グループの個性はあまり気にしないほうが楽に「[[ブルーローズ]]」を遊べると思います。  ただし、アジャール人については、トルコ風の衣装を着る人も少なくない(より多くは西欧風の洋服姿)、形式的になっているかもしれないけどイスラム教徒、と言う特徴くらいは、ふまえていった方がいいでしょう。  [[グルジア人]]との対照を意識しておければ、いいと思います。  なお、2006年現在、アジャール人社会の体勢としては、[[アブハズ人]]や[[オセット人]]の分離独立要求について、同情は示しても、必ずしも積極的に支持しているわけでもないらしいです。この点は、注意ポイントでしょう。  理由はいくつも考えられますが、よく次のようなことが言われます。アブハズ人社会は、ロシアとの経済的結びつきが強く、ロシア連邦への合邦要求もあります(この件は、アブハズ人勢力の間でも意見が分かれてるそうですが)。アジャール人の間には、こうした要求はありません。  オセット人の分離独立要求は、[[北オセティア共和国]]との合邦要求です。アジャール人には、やはり、こうした要求はありません。 !活用や検討 !!活用 ---- !!検討 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで) ----