{{toc}} !アジア (Asia) 暫定版 !記事内容追加調査中の暫定版です !PCが予め知ってていい情報  アジア(英語的な読みで「エィジア」)は、[[7大州]]の内最大の領域を持つ地域で、[[ユーラシア大陸]]の中部以東を占めている。  ユーラシア西部を占める[[ヨーロッパ半島|ヨーロッパ]](ヨーロッパ州)との境は、普通、[[ウラル山脈]]、[[ウラル川]]、[[カスピ海]]、[[大カフカス山脈]]、[[黒海]]、[[ボスポラス海峡]]、[[エーゲ海]]とされることが多い。  「アジア大陸」と呼ぶと陸地を指し、「アジア州」と呼ぶと周辺海域及び島嶼も含む。  北で北極海、東で太平洋、南ではインド洋に面す。北西部は[[黒海]]、[[地中海]]に面し、南西端では、[[紅海]]と[[スエズ運河]]とを介して[[北アフリカ]]の東縁と対面。  [[ベーリング海峡]]、[[ベーリング海]]、及び、[[チュコト海]]を挟んで[[北アメリカ州|北アメリカ]]北東端と対面。  [[オセアニア州|オセアニア]]との境界は、[[インドネシア共和国]] - [[パプア=ニュー・ギニア独立国]]国境とされている。 ----  「アジア」を「ヨーロッパ」から区分するのは、歴史的、文化的な区分で、自然地理学的には「ユーラシア大陸」として両者を一括する方が多い。  アジア域内の地域区分は、よく[[東アジア]]、[[東南アジア]]、[[内陸アジア]](中央アジア)、[[西アジア]](西南アジア)に区分される。しかし、これらの域内区分には、政治区分、地理区分、環境区分などなどに応じて、異同も多い。  例えば、[[北アジア]]地域は、歴史、環境、地理の面で個性を持った地域で歴史研究では重視されるが、地理学ではあまり重視されない。  他に、[[近東]]、[[中東]]など様々な区分も併用される。   地域区分の異同の事例としては、例えば[[アフガニスタン=イスラム共和国]]がある。同国は、しばしば、西アジアに区分されるが、南アジアに区分されることもある。また、現アフガニスタン領北部は、かつて「アフガン=トルキスタン」と呼ばれたこともある地域で、「内陸アジアの1部」になっている。  つまり、現在のアフガニスタン領は、「西アジアが、南アジア、及び、内陸アジアと交わる土地」とみなすのが、地理的には妥当だ。同じようなことは[[モンゴリア共和国]](モンゴル国)領についても言えて、同国の領域は、内陸アジアが東アジアと北アジアとに交わる土地になっている。  少なくとも[[氷河時代]]から現在までの歴史研究、考古研究を[[ワールド・ワイド]]に支援する[[ブルーローズのメンバー|ブルーローズのメンバー・シップ]]は、話題やTPOに併せて、種々の地域区分に対応し、使い分けていってほしい。 '''【参照地図】''' *[[Asia|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/asia.htm]]([[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) *[[Asia Map|http://www.only-maps.com/asia-map.html]]([[only-map.com|http://www.only-maps.com/index.html]]) !追加情報 :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値8〜10」 ::'''やや詳しい情報''' [[7大陸|7大州]]の内で最大領域を占めるアジアの面積は、およそ49,694,700平方km。 :: 居住人口は、世界人口の6割ほどと目され、30億を越える人々が、40を越える国家に分かれて暮している。 :'''小辞典版推奨判定''':「交流+知性 目標値8〜10」「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' 広大なアジアの地形は、変化に富んでいる。 :: 大観すると、「世界の屋根」と呼ばれる[[パミール高原]]から、[[ヒンドゥークシュ山脈]]、[[カラコルム山脈]]、[[ヒマラヤ山脈]]、[[天山山脈]]が張り出し、広域の南北を区切っている。 :: この高山地帯の北では、[[内陸アジア]]、[[チベット高原]]、[[モンゴル高原]]と言った高地地帯が山脈と入り組みながら断続。[[内陸アジア]]の乾燥地帯、[[カザフスタン草原]]、[[シベリア]]が広域の東西を隔てている。 :: いわゆる、[[東アジア]]は、黄河や長江流域の平地地帯を中心にイメージされがちだが、さらに東にも山がちな[[ロシア連邦の極東連邦管区]]が広がっている。 :: [[東南アジア]]は、[[南シナ海]]と[[ベンガル湾]]との間の大陸部と、[[太平洋]]と[[インド洋]]との間の島嶼部からなっていて、島嶼の多い複雑な地形をなしている。 :: [[南アジア]]は、ヒマラヤ山脈の南から、ヒンドゥークシュ山脈の南に連なり、西アジアは、[[イラン高原]]、[[南カフカス地方]]、[[メソポタミア地域]]、[[アナトリア]]、[[シリア・パレスティナ地域]]、[[アラビア半島]]からなる。 :: [[内陸アジア]]は、東のモンゴル高原から[[中華人民共和国]]東部から、[[カスピ海]]東岸に渡り、地理的な意味では、[[ロシア連邦領]]の一部にもかかる。 :: 内陸アジアの北では、[[ロシア連邦のウラル連邦管区]]、[[シベリア連邦管区|ロシア連邦のシベリア連邦管区]]、[[極東連邦管区|ロシア連邦の極東連邦管区]]の北部が、「アジアの北極圏」とも言える北アジアを占め、北極海に面している。 :: 気候も当然変化に富んでいて、北極圏から亜熱帯まで、高温多雨気候から沙漠性乾燥気候までの様々な気候が混在。気候に応じて植生などにもヴァラエティーがある。 :'''小辞典版推奨判定''':「歴史+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' 歴史的には、「アジア」の地域名は古代地中海世界で[[ヘレネス]]が「世界をアジアとヨーロッパとに2大別」した、大雑把な地域概念として始まった。 :: ローマ帝国は、当初この地理概念を継承し属州アジアも設けたが、領域の拡大と地理知識の蓄積とから、旧属州アジアは、「小アジア」と呼ばれるようになり、より広い地域が「アジア」と呼ばれるようになっていった。 :: 時代が下り、いわゆる大航海時代を経ると、かなりの期間、アジアの地域概念は西欧文明が整理した知識体系に従って区分された。例えば、極東、近東という地域区分は、インドを狭義の「東洋」とした場合、ヨーロッパからみて「さらに東(極東)」、「東方だが手前(近東)」を意味した。 :: こうした西欧中心の世界観が部分的にでも改められだしたのは、20世紀も中盤を過ぎてからのこと、と言える。 ---- :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値10〜12」「歴史+知性 目標値12〜14」 ::'''詳しい情報''' 多様で入り組んだアジア地域の[[21世紀]]には、様々な課題が渦巻いている。大まかに言えば、冷戦体勢が崩壊した後の国際関係の変動が続いている。 :: 東アジアの2つのチャイナ、2つのコリアの問題も、西アジアの地域紛争も、ルーツをたどれば、米ソ対立時代のパワー・バランスの下、均衡を保ったまま温存されてきた問題がいよいよ顕在化したもの、と言える。 '''【参照地図】''' *[[Relief map of Asia|http://www.mssu.edu/projectsouthasia/DigitalImagery/Maps/Asia-Physical/Asia1920Relief.jpg]](Relief map of Asia,[[Columbia University in the City of New York|http://www.columbia.edu/]]) !GM向け参考情報  「アジア」に関する情報は、[[ルールブック]]では、主に[[限定情報]]の第25章〜第26章と、第28章〜第33章とが充てられています。 !!地勢と環境  地勢と環境については、アジアの地域区分の各項目を待つことにします。 !!地域区分 :[[北アジア]]: :[[西南アジア]]: :[[中央アジア]]: :[[東南アジア]]: :[[内陸アジア]]: :[[西アジア]]: :[[東アジア]]: :[[南アジア]]: !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] //資料リンク !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、アイディア・フック、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど。 {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。 *2010-09-26 (Sun) 02:02:13 Mamlakat.93@mail.ru : Ashimova {{comment}} !検討 *このページの改訂方針などについて、要望、意見、議論などはこちらでどうぞ。 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}