{{toc}} !アトバラ川 アトバラがわ(簡易版) !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 :'''アラビア語名の音''':Nahr 'Atbarah :'''英語名''':River Atbara !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  「アトバラ川」は、[[アフリカ]]大陸北東域の[[エチオピア連邦民主共和国]]北西部にて、[[エチオピア高原]]の[[ゴンダル]]北西を水源にした川。北西流し、[[スーダン共和国]]領内で、[[ナイル川]]に流入する国際河川。  スーダン領内では、アガブレ川を合した後、[[カッサラ]]の西を北流。北西流に転じて[[沙漠]]地帯を流れた後。[[ナイル川]]第5急端〔きゅうたん〕の上流、第6急端の下流にて、ナイル川に合流。合流点の辺りには、[[アトバラ市]]が位置。 :'''【参考地図】''': *[[スーダン共和国]]略地図([[Sudan|http://www.merriam-webster.com/cgi-bin/nytmaps.pl?sudan]],[[Merriam-Webster Online]]){{br}}[[Sudan|http://www.m-w.com/maps/images/maps/sudan_map.gif]]{{br}}[[エチオピア連邦民主共和国]]略地図([[Ethiopia|http://www.merriam-webster.com/cgi-bin/nytmaps.pl?ethiopia]],[[Merriam-Webster Online]]){{br}}[[Ethiopia|http://www.m-w.com/maps/images/maps/ethiopia_map.gif]] !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  アトバラ川の川長は、およそ805km。  流量の季節変動が激しく、6〜10月が増水期。8月に最大の流量を示す。  増水期を通じてナイル川増水量の1/5〜1/4を供給、と言われるが、秋から冬にかけての渇水期の流量はゼロに近くなり、川も、極細い水路といった程度になってしまう。  とは言え、アトバラ川は[[青ナイル]]、[[白ナイル]]に次ぐ、[[ナイル川]]第3の水源である。  水量の変動が激しいうえ、流域の一部には険しい地形があるため、河川水運には適さない。  スーダン領内の上流部に位置するカシム・エル・ギルバ(人口不詳、10万人未満級)近傍に、灌漑用ダムが建造されている(1964年完工)。 :'''【参照地図】''': *[[SUDAN,MAP|http://lexicorient.com/sudan/map.htm]](スーダン共和国略地図,[[SUDAN|http://lexicorient.com/sudan/index.htm]],[[LOOKLEX]]) *[[スダン 地図|http://www.supertravelnet.com/maps/index.php?action=showmap&country=261_0_4&language=33]]([[スーダン|スーダン共和国]]のルート・マップ,[[Super Travel Net]]) !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など !!参照地図 *アトバラ川川筋を図示した地図([[CIA]],[[Wikimedia Commons]]){{br}}[[Image:Atbara river map|http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b3/Atbara_river_map.jpg]] !!補足情報 !!!交通路  「やや詳しい情報」にあるように、アトバラ川は通常の河川水運には適さず、用いられていません。  増水期に、PCがカヌーやゴム・ボートで下ろう、ということになった場合―― *エチオピア領から国境のスーダン側にかけての山岳地帯については、かなり困難で不可能に近い段階処理判定を課すことを提唱しておきます。 *スーダン領内で、山岳地帯を抜けた後の[[アトバラ]]市までの間は、地図で見る限りほぼ平坦地です。灌漑用ダムのある、カシム・アル・ギルバにて水流は区切られている、とします。ダム以外は、充分な水流のある時期なら、やや困難程度の判定で処理して構わないと思われます。 !!!川沿いの交通  現在までのところ、川沿いの交通路は、整備されたものは、部分的にしか敷設されていない、と想定します。 :エチオピア領内: アトバラ川は、エチオピア領内では、岩地性の山地を流れ、エチオピア-スーダン国境を横切ります。国境越える直前のエチオピア側に、メテマ(人口不詳、10万人未満級)が存在。 :: メテマには、エチオピア領内の[[ゴンダール]]からの主要道が通り、国境を越えると、スーダンのアダリフ(人口不詳、10万人未満級)を経由して、[[ハルトゥーム]]に至っている。 ::ただし、この道筋は、メテマでアトバラ川に近接するが、その 東でも西でも、川筋からは離れていく。 :スーダン領内山地: スーダン領内に入った川筋は、[[エチオピア高原]]から連なり500m程度の低さになった岩地山地の山筋沿いに屈曲。  エチオピア領内から、スーダン領内山地にかけての川筋に沿った移動は、自動車での走行は不可能、と想定しておきます。  徒歩による踏破は、岩地山地に併せた判定が必要でしょう。難易度は、エチオピア側で相当に高く、スーダン側ではやや困難くらいでしょうか。 (スーダン側でも、[[段階処理]]で扱うのが相応しいだろう、とは思えます) :スーダン領内平地: やがて、東西の岩山に挟まれた大きな扇状地に出た川筋は、西縁の岩山に沿うようにほぼ北流。この間、[[ハルトゥーム]]、[[カッサラ]]、ハイヤ、[[アトバラ]]と、環状線を成している基幹鉄路、主要自動車道の一部と並走。 :: 川筋が、交通路と並走をはじめるあたりにて、アガブレ川が、エチオピア領から西流してきて合流。 :: カッサラの南西100km弱ほどにて、川筋は北西流に転じ、主要鉄路、主要自動車道を横断。この近辺に、カシム・アル・ギルバが位置。(灌漑用ダムの位置は未確認ですが、自動車道、鉄路の手前(南側)と想定しておくことにします) :: カシム・アル・ギルバの北西60kmほどの川沿いには、ハルファ・アル・ガディダ(人口不詳、10万人未満級)が存在し、カシム・アル・ギルバとの間に支線鉄路が設けられている。 :: ハルファ・アル・ガディダより下流の川筋は、しばらく[[沙漠]]地帯を緩く蛇行しつつ概ね北西流。[[アトバラ]]市を過ぎた直後にナイル川と合流。 :: アトバラ市の手前、南東115kmほどの位置に、アダマラ(人口不詳、10万人未満級)が存在。未確認ですが、アトバラ市、アダマラ間には、川沿いに地方道が敷設されていると想定します。鉄路は敷設されていません。  現在のところ、ハルファ・アル・ガディダとアダマラの間は鉄路は設けられていません。  自動車道については、地図に基づく推測になりますが敷設されていないようです。  この区間の川沿いの移動を処理する場合、[[沙漠]]地帯の環境に併せた判定をするべきでしょう。 !!別称類 *エチオピアの源流付近では、タカッゼ川と呼ばれ、スーダン西部では、セティト川とも呼ばれる。 !!![[主要国の言語|ハウス処理:「主要国の言語」の処理]] *アラビア語名の音=Nahr 'Atbarah *英語名=River Atbara *フランス語表記=rivi?re Atbara *スペイン語表記=R?o Atbara *ロシア語表記=(調査中) *中国語表記=阿特巴拉河 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] !!関連項目 *[[アトバラ川]] *[[スーダン共和国]] *[[ナイル川]] *[[ナイル川州,スーダンの〜]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Atbarah_River]]{{br}}[[Wikipedia英語版:River Nile (state)|http://en.wikipedia.org/wiki/River_Nile%2C_Sudan]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}