{{toc}} !ブルーローズ部門 {{br}}ブルーローズぶもん *[[オフィシャル設定のワールド用語|オフィシャルNPCと組織、他]]解説。{{br}}[[ゲーム・コンセプト]]との関係も深い。 !!ブルーローズ部門とは−−  「[[PC|プレイヤー・キャラクター]]たちが属す[[考古学財団|ローズ考古学財団]]の1部門」を、便宜上「ブルーローズ部門」と呼ぶことにする。{{br}} [[ルールブック]]には見当たらない用法だ。 !![[公開情報級解説|公開情報]]  「ブルーローズ部門」は、1970年代に[[ローズ考古学財団]]内に創設された調査部門。  「いまだ学会で認められないユニークな視点、独自な切り口で古代史研究に取り組む」部門とされている。[[ジェシカ・ローズ]]の直属、と言われることもある。  [[ローズ考古学財団]]が公然団体である以上、ブルーローズ部門も公然機構と考えられる。 !![[限定情報級解説|限定情報]] *[[プレイヤー]]専門の人が限定情報の内容を知るのは、「[[セッション]]中に情報を獲得したときか、[[GM|ゲーム・マスター]]をするとき」とされている。 *ブルーローズ部門についての、より詳しい設定などは、[[限定情報]]、第19章にある。 !![[秘匿情報級解説|秘匿情報]] *「秘匿情報」の内容は、ルールで口外が禁じられてる。  「増補待ち」? ![[GM|ゲーム・マスター]]向け参考情報 *[[GM|ゲーム・マスター]]向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など !!補足説明 *ルールブックをみてると「ブルーローズ」でシステム名(TRPGとしてのタイトル名)を、《ブルーローズ》で、物語内の呼称を指してる例が多いと思う(例外も少なくないけど)。{{br}}《[[ブルーローズ]]》は、ワールド設定上は、まずPCたちが所属する[[ローズ考古学財団]]の1部門を指す。しかし、[[ルールブック]]では、同じ《ブルーローズ》という表記が、部門、PCの身分、PCたちのチームを指すときにも使われている。 *コミック『スプリガン』(たかしげ宙=原作,皆川亮二=作画)では、アーカム財団は(公然団体)だが、スプリガンは非公然エージェントであるはずだ(超法規的に銃火器などを使用している)。{{br}}「[[ブルーローズ]]」では、部門も部門員の身分も公然。 !!補足情報 *「1970年代に、[[ジョセフ・ローズ]]が[[ブルーローズ部門]]を創設した」との記述は、[[ルールブック]]のp.3にある。{{br}}他方、[[限定情報]]のp.201には、[[ブルーローズ部門]]設立の経緯に続けて「ローズ考古学財団の理事長であるローズ家の当主[[フランク・ローズ|フランク(小)・ローズ]]」が「ブルー・ローズに[[青い薔薇の紋章|ブルーローズの紋章]]を与えた」ともある。{{br}}一見、矛盾と思える2つの情報の関係は[[定かでない]]。{{br}}あるいは、ジョゼフが設立したブルー・ローズ部門に、跡を継いだ小フランクが、紋章を定めた、といった経緯かもしれない(?)。{{br}}明らかにされていない、ジョゼフとフランクの関係がキーになるはずだ。 !!運用 :ブルーローズ部門の知名度: *[[ローズ考古学財団]]が公然団体である以上、ブルーローズ部門も公然機構と考えられる。しかし、その活動内容について外部の一般社会に対し、積極的な広報がおこなわれているとまでは明示的に言及されていない。{{br}}考古学財団がローズグループないしローズ家からの出資で成立しているのであれば、「出資者に対する報告」という形の一般広報で取り上げる必要性も低いと思われる。 *一方で、発掘現場に携わる考古学者、各国考古担当当局の間では、ブルーローズ部門の存在は[[ワールド・ワイド]]に知られていることだろう。 *ブルーローズ部門が、考古学者の間では噂程度にしか知られていない、ってことはないだろうか? **細かな検討になりますが。「『PCチームの存在』は、噂程度にしか知られていない」の扱いならGM裁量で導入しておかしくないかもしれません。{{br}}「部門」の方は、ワールド・ワイドに潤沢な資金で活動してますのでやはり、関係者の間では知られている、とした方が自然と思われます。 **潤沢な資金で活動しているからといって、部門についても噂程度にとどまるのではないかしら。財団全体の広報資料では意図的に小さく扱われてるだろうし、部門に関するレポートなどはさほど無いと思うのです。許可を得る際や税金関連で国に提出する資料には多少は載ってるかもしれませんが。 **「潤沢な資金で活動して」れば、装備も贅沢だし、調査活動への支援も期待できます。発掘現場との関わりが深ければ深いほど、財団外の人物、機関の関心を呼ぶはず、と思われます。{{br}}例えば、日本の調査隊が、スルーウォール・レーダーをピラミッドの発掘調査にはじめて使ったとき、各国研究者の間で、凄く関心をひいたそうです。同様な事は、研究所の分析設備類についても言えるわけで。そういう情報は、広報では扱われなくても、関係者は論文類などから手繰ってくるもの。(この類の専門的関心までを「噂」に含めるとしたら、話は変わってきますが) **後、「各国の考古学関係者の間では知られてる」と、して処理した方が、いろんな依頼も財団経由で来たことにできて都合がいいと思えます。{{br}}もちろん、考古学関係でも大学院の研究生や助手、あるいは現場に出ない教員形の研究者などに、噂程度にしか聞いていない、といった人物がいてもおかしくはない、と思えます。 :ブルーローズ部門に従事する[[NPC|ノン・プレイヤー・キャラクター]]たち: *ローズ考古学財団自体は、18世紀から国際的に活動してきた団体であり、財団内でも「その他大勢」級のNPCはたくさん従事してるはずと考えられる。{{br}}ルールブックに直接記述のみあたらない推定だが、ブルーローズ部門でも、かなりの確度で専従のNPCスタッフはいるはずだろう。しかし、PCに対してどれくらいの比率でいるのかについては明らかにされていない。{{br}}例えば、[[マリア]]が常駐してる、って設定の研究施設に勤務してるだろうNPC。いくらなんでも、マリアが一人で切り盛りしてるって規模の研究施設ではあるまい([[ルールブック]]、p.10、p.25、他)。 :マリアの研究所について: *マリアが常駐してる、研究所にNPCが勤務してるのはいいとして。まさか、Lev1とかLev0とかいないだろうな? もし、そんな体制だったら、せっかくPCがゲットしたオーパーツも、分析作業してる内に、精神汚染くらいまくりの、異常事態頻発の、とんでもないことになりそうな(笑)。 :話題: *検討内容 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[オフィシャルNPCと組織、他]] !!関連項目 *[[ローズ考古学財団]] !!資料リンク *[[ルールブック]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}