{{toc}} !キャスト・レベル *[[ルール関連|小辞典ルール編]]の用語解説。 !!キャスト・レベルとは−−  「キャスト・レベル」とは、[[キャラクター]]の、物語上での役柄の格のようなものを大別する数値。  [[PC|プレイヤー・キャラクター]]のキャスト・レベルは2。その他大勢(モブ)の[[NPC|ノン・プレイヤー・キャラクター]]はLevv0、重要でない脇役はLev1。PCと同格(Lev2)のNPCも可。  [[陰謀組織]]で言えばLev3のNPCは中堅幹部級、Lev4〜5のNPCはトップ・クラス。ただし、[[ゾディアック・メンバー]]は、「キャスト・レベルの例外」となる。  キャスト・レベルの数値は、[[キャラクター作成]]に用いた[[運命]]の数と等しい。0〜5までと定められている([[ルールブック]]、p.25)。仮に、Lev6のクリチャーをセッションに投入したら、ルール逸脱となる。 !!異常との遭遇判定とキャスト・レベル  キャスト・レベル2以上のキャラクターは[[異常との遭遇]]判定に挑むことができる。Lev0およびLev1のNPCは異常事態に直面すると、事態を正確に把握することすらできない([[ルールブック]]、p.107)。 !!!考察:異常との遭遇に際してキャストレベルが異なることの意義  異常との遭遇に際してキャスト・レベルに応じて、異なった処理がなされることは、システム面で重要なキーになっている。  キャスト・レベルが大まかに示す「役柄の格のようなもの」は、単純な強弱や技能面の優秀さだけではないのだ。キャスト・レベル2以上のキャラのみが「異常な事態」に直面し、解明に挑むこともできるからだ。  要するに、[[シームレス・ワールド]]では、PCだろうとNPCだろうと、Lev2以上のキャラクターのみが「[[オーパーツ]]が秘めてるはずの超古代ミステリーに挑む」ことが許されるのである。  以上は、[[ブルーローズ]]の[[ゲーム・コンセプト]]が指向している「冒険物語」の方向性を覗わせる重要手がかりの1つになっている。  さらに、物語内であれこれドンパチもある[[キャンペーン・プレイ]]を続けていっても、[[シャドウ・ウォー]]が一般社会に対して秘匿のまま続けられるのはなぜか、という手がかりでもある。  おそらく、シームレス・ワールドでは、PCより社会的地位が高い人物でもキャスト・レベルが1、ということはあり得るのだと思われる。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ルール編]] !!関連項目 *[[異常との遭遇判定]] *[[ゾディアック・メンバー]] !!資料リンク *[[ルールブック]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *[[オーパーツ]]の発現としてのクリーチャーであればLv6以上でも良いような気がする。 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}