{{toc}} !シネマティック *[[ゲーム・コンセプト]]関連用語の解説。 :'''英語表記''':Cinematic !!シネマティック とは−−  「シネマティック」とは、「映画的手法を使って、映画のような物語を楽しむ[[ゲーム・コンセプト]]」と、要約できる。 ----  「シネマティック」については、まず[[ルールブック]]の、第1章「ゲーム・コンセプト」(p.22〜25)に概説がある。この箇所では、「ストーリーの原型をプレイヤーとGMが共有すること」、「映画作りを参考にしたストーリーテリングで、映画のような物語を楽しむ」旨が記されている。  具体的内容については、[[予告編]]、[[シーン]]、[[ブレイク]]などを解説した「[[ゲーム運営ルール]]」(ルールブック、第2章、p.26〜30)の参照が示唆されている。  次に、比較的整理された説明は、p.23右列のコラム「シネマティック」にある。こちらには「映画的手法を表すキーワード」とある。  さらに、p.24の「シネマティックとリアル」の記事では、「ルールの適用度をシーンの状況に応じて変更する」ことについて記されている。「ブルーローズ」では、ゲーム的な面白さを優先し、ルール適用を密にする場面が「リアルな場面」、演出優先でルール適用を緩くする場面が「シネマティックな場面」とされる。  通常は「リアルな場面」として処理されるが、[[GM|ゲーム・マスター]]は「シネマティックな場面」を宣言することができる。「リアルな場面」、「シネマティックな場面」それぞれの事例については、戦闘処理、移動処理、などについての各記事に記されている。  総合すると、「映画作りを参考にした、展開の基本パターン([[ゲーム運営ルール]])を共有したうえで、[[シーン・チェンジ]]や、『リアルな場面とシネマティックな場面の切り代え』などの映画的手法を活用して、映画のような物語を楽しむ」コンセプトとなる。 !!考察 *ルールブック、第2章「ゲーム運営ルール」の内容を参照すると、ゲーム運営ルールで規定される「展開の基本パターン」が、「ブルーローズ」セッションで参加メンバーに共有されるべき「ストーリーの原型」であることがわかる。{{br}}この「原型」はテンプレートといった意味ではなく、セッション展開に応じて変化していくイメージ・ソースといった含意だろう。 *「ブルーローズ」のコンセプトを「物語の展開を圧縮して処理してく手法」って呼ぶ意見があるんだよね。{{br}}ルールブックを読んでない人には意味がわかりづらい表現ではあるけど、ポイントをついた要約になってると思う。特に「シネマティック」のコンセプト特性をよく言い表してる。 *[[ブレイク]]、及び、[[シーン・チェンジ]]は、映画のカット構成やモンタージュのような手法とみなしていい。{{br}}「映画のような物語を楽しむ」とは、こうした手法の活用といった意味が主かと思われる。 !リンク *[[小辞典]] !!関連項目 *[[ゲーム・コンセプト]] !!資料リンク *[[ルールブック]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}