!共通語 きょうつうご (Common language) !PCが予め知ってていい情報  「共通語」は、よく「ある国家で共通に用いられる言語」、ことにメディアの発展した現代では[[標準語]]と同じような意味で使われる。  しかし、「共通語」は、商取引、短期間の会議など、ある特定の目的、あるいは、ある特定の機関、異なる言語の話者の間で意志疎通に用いられる言語も意味する。  例えば、多国籍の学術調査団で英語やロシア語が「共通語」に用いられる例、東南アジアでの商取引に、関係者の国籍、民族を問わずアラビア語や広東語が用いられる例などがあり得る。  あるいは、ある時代、美術の分野ではフランス語が支配的だったり、音楽の分野ではイタリア語が支配的だったり、医学の分野ではドイツ語が支配的だったりしたこともある。これも共通語の例である。中世西欧で学術的な話題にラテン語が、共通語で用いられた事例もある。あるいは、[[日本の戦国時代]]に、諸国の高位武士の間では、「公家言葉」が変化したとも言われる「武家言葉」が用いられた事例も共通語の事例である。  これに対して、先に挙げた「ある国家で共通に用いられる言語」は、「ある地域での意志疎通に用いられる言語」の1パターンと言える。 !追加情報 :'''小辞典版推奨判定''':「言語+知性 目標値10」「歴史+知性 目標値12」 ::'''やや詳しい情報''' 「ある地域での意志疎通に用いられる言語」の有名な事例の1つは、西欧十字軍が、地中海東岸一縁に営んだ十字軍国家で、共通語に用いられたフランス語(リンガ・フランカ)である。 !GM向け参考情報 !リンク !!関連項目 *[[標準語]] !!資料リンク *[[共通語|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E9%80%9A%E8%AA%9E]] *[[標準語|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E8%AA%9E]] *[[公用語|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E7%94%A8%E8%AA%9E]] *[[母語|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E8%AA%9E]] **([[ウィキペディア|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8]]) !活用や検討 !!活用 !!検討 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで) ----