{{toc}} !エル-バハール・エル-アフマル県 エル-バハール・エル-アフマルけん (暫定版) !記事内容、追加調査中の暫定版です。 :'''アラビア語名の音''':El-Bahr El-Ahmar :'''英語名''':El-Bahr El-Ahmar !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  エル-バハール・エル-アフマル県は、[[エジプト=アラブ共和国]]の県の1つ。県域は、エジプト領内の[[東方沙漠|東方沙漠,北アフリカの〜]]で、[[紅海]]に面している。  県名は、[[アラビア語]]で「紅海」を意味している。英語では“Red Sea Governorate”(紅海県)と記されることもある。 '''【参照イメージ】''' *[[Photos:Egypt - Red Sea|http://www.trekearth.com/gallery/Africa/Egypt/Inland/Red_Sea/]]([[Trek Earth]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。 :'''小辞典版推奨判定''':「交流+知性 目標値8〜10」、「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' エル-バハール・エル-アフマル県の県域は、南北幅が東西幅よりも長い。[[紅海]]沿岸線にそうように岩地性の山地が断続。山地は、南ほど高く幅広になっていく。 :: 県域南縁は、エジプト - [[スーダン|スーダン共和国]]国境の東部になっている。県域東縁が紅海沿岸部で、[[サウジ=アラビア王国]]領の沿岸部と対面している。 :: 県域北縁は、東部で[[スエズ県]]と、西部で[[ギザ県]]と隣接。県域西縁は北から南に向けて、次の県の東縁と隣接している。[[ベニ・スウェーフ県]]、[[ミニヤー県]]、[[アシュート県]]、[[ケーナ県]]、[[アスワン県]]。 :: 基本的には沿岸部の奥行きは狭く、海岸線に張り付くようなベルト状に続いている。極、一部で岬などが発達しているあたりの平坦地が比較的広い程度。 :: 人の集住地は、紅海沿岸部から岩地山地の紅海側に偏っている。基本的に岩地沙漠が主だし、沿岸の平坦地も決して広くないので、集住地も沿岸沿いの各所に散在。岩地山地から西側は、事実上の無人地帯になっている。 :: 主要な都市は、北から南に[[ハルガダ市]]、ポート・サファガ(Port Safaga)、クゥセイル(Quseir)、マルサ・アラム(Marsa Alam)。 ::行政中心地の[[ハルガダ市]]は、沿岸部北部で[[シナイ半島]]南端の南西に位置。エジプトの他県同様に、大統領に任命された県知事が、中央政庁から派遣され県を統治している。 ハルガダ市は、「紅海沿岸部最大の国際的リゾート地」として知られる。近年、エル-バハール・エル-アフマル県では、リゾート地として発展しているスポットが、ハルガダ市以外にも幾つかある。 :: 岩山地帯は、概ね東側(紅海側)の勾配が急で、西側(ナイル川)の方が緩やか。東西両サイドに無数の[[ワディ(涸谷)|ワディ]]が刻まれているが、西斜面側に長いワディが目立つ。 :'''【参照地図】''': *[[エル-バハール・エル-アフマル県の県域|http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/56/Egypt-Al_Bahr_al_Ahmar.png]]{{br}}(エル-バハール・エル-アフマル県の県域,[[Wikimedia Commons]]) :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' 県域面積は、203,685平方kmで、[[西方沙漠|西方沙漠,エジプトの〜]]南部の[[アル-ワディ・アル-ジャディッド県]]、西方沙漠北部の[[マトルゥーフ県]]に次いで、エジプトで3番目に広い。人口は、288,233人(2006年)。 //「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など !!参照地図 *[[Egypt Map|http://www.asiatravel.com/egypt/gifs/map.gif]]{{br}}(エジプトの行政区区分地図,[[Asiatravel.com|http://www.asiatravel.com/index.html]]) *[[Al BahrAl Ahmar (RedSea) Google Satellite Map|http://www.maplandia.com/egypt/frontier-governates/al-bahral-ahmar-redsea/]]([[Egypt Google Satellite Map|http://www.maplandia.com/egypt/]],[[maplandia]]){{br}}[[Google Map]]をベースにした地図上に県域の概観が図示されている。 *[[Red Sea 地図|http://www.supertravelnet.com/maps/?action=selmap&country=152_9008_6&language=33]]([[南エジプト 地図|http://www.supertravelnet.com/maps/?action=selmap&country=152_9002_5&language=33]],[[Super Travel Net]]) *[[National Geographic Society - Maps]]{{br}}インタラクティブ・マップ。エル-バハール・エル-アフマル県の県域を見るには、まず“Egypt”で検索し、エジプト領を表示した後、他の地図も参照しながら、表示倍率などを捜査していくといいだろう。 *[[(シナイ半島中南部〜エジプト紅海沿岸部の)Map|http://www.egypt.or.jp/local/image/redsea.jpg]]([[エジプト観光局Webサイト|http://www.egypt.or.jp/index.html]]) !!人口分布 '''【参照資料】''' *[[Egypt|http://sedac.ciesin.columbia.edu/gpw/country.jsp?iso=EGY]]([[Gridded Population of the World, version3]]){{br}} 統計に基づいた人口分布地図が公開されています。(コンテンツの上部に記されている統計準拠年には注意)  2000年の統計に基づく、GPWvr3の人口分布図には、県域区分を示す表示はされていない。  しかし、他の地図も参照していくと、エル-バハール・エル-アフマル県の場合、人口集住地は岩地山地の東側(紅海側)に限られていることが見てとれる。岩地山地から西側は、事実上の無人になっている。 ----  県内の紅海沿岸部は、北部、中部、南部に3大別できる。内、平均人口密度の表示が最も高いのは、ポート・サファガのあたりからクゥセイルのあたりまでの沿岸部中部。この地域は、1平方kmあたり25人〜249人の表示になっている。次いで、人口密度が高いのは北部で、1平方kmあたり5人〜24人の表示。この地域には、ハルガダ市も位置している。  北部より中部の方が人口密度が高いのは、ポート・サファガ、クゥセイルのそれぞれに、ナイル川流域部と通じている主要地方道が開けているためだろう。  スーダン共和国領と接している南部の平均人口密度が最も高く、1平方kmあたり1人〜4人。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]] !!関連項目 *[[紅海]] *[[ハルガダ市]] *[[エジプト=アラブ共和国]] *[[エジプト=アラブ共和国の諸地域]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Red_Sea_Governorate]]{{br}}[[Wikipedia英語版:Governorates_of_Egypt]] *[[Wikitravel英語版:Red_Sea_Coast]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}