{{toc}} !世界歴史の旅 *[[リアル・ワールド情報収集用|リアル・ワールドの情報収集]]の[[書籍紹介]]。 !!どんなシリーズか  「世界歴史の旅」は、[[山川出版社]]から刊行されている、一般向けの史跡ガイド。  シリーズの本は、いずれも、通史的な歴史概説記事のコーナーと、地域区分を踏まえた史跡ガイドとの2部構成に編成されている。  歴史概説と史跡ガイドの記事配分は、概ね半々程度の本が多い。通史概説記事の紙面は、フルカラーが多く、写真なども多い。  史跡ガイドには、史跡近傍周囲のルート・マップや、遺跡図が多め。(ただし図版類のサイズは、さほど大きくは無い)。  A5判、120頁〜160頁程度で、本体価格、2500円前後〜3000円弱程度の価格帯。 !!シリーズ(2008年4月現在) *『イタリア・バロック 美術と建築』 *『[[北インド|世界歴史の旅『北インド』]]』 *『ギリシア』 *『三国志の舞台』 *『スイス 中世都市の旅』 *『スコットランド』 *『スペイン』 *『中国古代文明』 *『ドイツ 古都と古城と聖堂』 *『[[トルコ|世界歴史の旅『トルコ』]]』 *『[[南インド|世界歴史の旅『南インド』]]』 *『ビザンティン』 *『パリ 建築と都市』 *『フランス 1 ロワール流域から北へ』 *『フランス・ロマネスク』 *[[一覧:世界歴史の旅]] *[[アマゾンコムの購入案内をみる|http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%e4%b8%96%e7%95%8c%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%ae%e6%97%85&tag=trpgnet0e-22&index=blended&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211]] *[[bk1の購入案内をみる|http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?srch=2&kywd=%90%A2%8AE%97%F0%8Ej%82%CC%97%B7&ti=&au=&pb=&isbn=&idx=0&Sort=dd&dp=50&pby=&pbrg=3&age=&submit=%81@%8C%9F%8D%F5%8AJ%8En%81@&partnerid=p-sf0023]] :'''類書''': *『[[ナイルの遺産]]』{{br}}この本は、「世界歴史の旅」シリーズではないが、同じ山川出版社から刊行されている類書。 !!感想コメント !!!「[[ブルーローズ]]」にどう役立つか *[[プレイヤー]]にとっては、地域史や建築史などのイメージ・ソースとしてお勧め。{{br}}ことに、歴史技能が高めになってる[[PC|プレイヤー・キャラクター]]などを担当プレイヤーには、楽しみながら参考にできるシリーズだろう。 *扱われている地域の現状については、情報は薄い。あくまで歴史背景のイメージ・ソースだからだ。{{br}}地域の現状を知る時にもベース資料として扱い、他のソースからの情報で補っていくといいだろう。 *どのような使い方にしろ、この本から得られる情報の、セッションでの採用/不採用は、[[GM|ゲーム・マスター]]裁量に従う事をお勧め。 *オリジナル・シナリオを作るGMさんには、有用性の高い良書が多いシリーズだろう。 *史跡近傍のルート・マップや遺跡図なども多め。 *ことに、「歴史ミステリーをシナリオ・ネタに絡める傾向」のGMさんにはお勧め。 !!!「ブルーローズ」を離れてみるとどんなシリーズか *普通のトラベル・ガイド書籍にも、史跡についての記事は載っているが。記事を読んで「ここから先が知りたい」って思うことは、よくある。{{br}}「世界歴史の旅」シリーズの本は、その手の「ここから先」って疑問に応えてくれるガイド・ブック。 *史跡ガイド記事は、一般向け概説通史ではこぼれ落ち易い、ローカル・ヒストリーへのフックが豊富なとこも面白味。{{br}}郷土史の本にも似た面白味だ。ただし、この面白みの濃い・薄いは、シリーズ内でも編者、執筆者に応じて濃淡はあるようだ。 *史跡ガイドを読みながら、通史概説記事を参照していくと、広域の内でのローカル・ヒストリーの特色もイメージされてくる、そんな仕掛けはシリーズ共通とみてもよさそうだ。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[リアル・ワールドの情報収集]]{{br}}⇔ [[書籍紹介]] !!関連項目 *[[山川出版社]] !!資料リンク *[[一覧:世界歴史の旅]] !感想コメント(新規) *記名書込の選択肢もありとします(記名書込みは、当然、当人以外の書き換え不可になります)。 {{comment}} !検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}