{{toc}} !シリアのホムス(Homs of Syria) 簡易版 !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  ホムスは、現、[[シリア=アラブ共和国]]西部で、首都[[ダマスカス]]の北140kmに位置するホムス県県都。アラビア語による現地名、ヒムス(ヒムシュ)。[[オロンテス川]]流域の交通ネットワークの地域センターをなしている。 '''【参照地図】''' *[[Syrian Arab Republic Travel Guide - Map|http://www.worldtravelguide.net/country/map.ehtml?o=271&NAV_guide_class=&NAV_Region=&NAV_SubRegion=]]([[World Travel Guide]]) *[[Syria|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/syria.htm]]([[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  人口70万人ほど(統計準拠年不詳)、1994年の統計で、55万8千人との数値もある。南西10kmにオロンテス川に築かれた灌漑用ダムによる人造湖、アサド湖を擁す。一帯では、灌漑により、主に、小麦、果実が産される。  ホムスは、地域の農産物の集散地でもある他、紡績、製粉、化学、製糖などの工業が営まれる。[[イラク共和国]]の[[キルクーク]]から地中海東岸に至る、石油パイプラインが、近傍に敷設されている。 !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  近傍に、古代エジプト軍とヒッタイト軍が会戦した[[カデシュの戦い]]の古戦場址が位置する。 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど !!環境  環境帯としては、ステップ性の乾燥気候。  高地に位置し、乾燥しているため、気候は西アジアにしては比較的冷涼。ただし、日夜の温度差は大きい他、日射は強い。 !!交通路 '''【参照地図】''' *[[Hims (Homs)|http://www.europa-tech.com/gallery/gallery_172638.htm]]([[Europa Technologies|http://www.europa-tech.com/index.htm]]){{br}}地図中に記された空港のマークは、いずれも、シリアの空軍基地と思われる。  ホムスには、3本の基幹自動車道と、1本の主要地方道、1本の地方道が通っている。  鉄路は、北の要都[[アレッポ]]と首都[[ダマスカス]]とを結ぶ基幹路線を含め、3路線が通る。空港の類は近傍にはない。 :基幹自動車道: [[アレッポ]]と首都[[ダマスカス]]とを結ぶ基幹自動車道が、ホムスを経由し南北に走っている。 :: 西に伸びる基幹道が、[[レバノン山脈]]の延長上にシリア領の海岸線までを占める海岸山脈を横断し、地中海沿岸に通じている。この基幹道は[[ラタキア]]に至るほか、北部で、アレッポ-ダマスカス・ルートへと戻る環状線の一部を成している。 :: アレッポ-ホムス、ホムス-ダマスカスの基幹道路を2本と数えると、ホムスを経由する基幹自動車道は3本となる。他に、ホムス市街の西側を円形に取り囲むように、3本の基幹道を繋ぐバイパス道が敷設されている。 :主要地方道: ホムス市街の南端から、東に地方道が1本伸びている。この地方道は、[[パルミラの遺跡]]に至近の[[タドモル]]の町に至る手前で、ダマスカスから東北東に伸びてきた地方道と合流している。 :: タドモルを経た主要地方道は、[[デーレッゾール]]を経由し、[[ユーフラテス川]]を渡河した後、北に向い、シリア-トルコの国境の町カミシュリーに至る。 :: タドモル手前の主要地方道合流点からは、東に伸びる地方道も分岐、このルートは[[シリア沙漠]]を横断し、シリアとイラクとの国境近くの町、アブーカマルに至る。 :地方道: ホムス市街の北東部から北東方向に伸びる地方道が1本ある。 :鉄道路線: アレッポからダマスカスに至る鉄路が通る。この鉄路は延長上で、[[ヨルダン・ハシミテ王国]]の首都、[[アンマン]]に至る。 :: 南南西方向に伸びる鉄路は、レバノン共和国領に入った後、ダマスカスと、レバノン首都[[ベイルート]]を結ぶ鉄路とに接合。 :: 西方に伸びる路線は、シリア領地中海沿岸都市を経由、[[ラタキア]]に至ったた後、アレッポに向かう環状線の一部を成している。 :: 東方に伸びる鉄路は、[[パルミラの遺跡]]に至近の町タドモルを終点にしている。 !!別称類  「ホムス」は、英語他で用いられる都市名。  アラビア語による現地名は、「ヒムス(ヒムシュ)」。  古代名、「エメサ」。ユダヤ教聖典(『旧約』)では「カデシュ」。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]] !!関連項目 *[[シリア=アラブ共和国]] *[[シリア=アラブ共和国の諸地域]] *[[ホムス県]] !!資料リンク *[[Wikitravel英語版:Homs]]{{br}}[[Wikitravel日本語版:シリア]] *[[Wikipedia英語版:Homs]] *[[About Homs|http://www.syriagate.com/Syria/about/cities/Homs/]]([[Syria Gate|http://www.syriagate.com/index.htm]]) *[[Homs|http://www.homsonline.com/Citeis/Homs.htm]]([[Homsonline|http://www.homsonline.com/]]) !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイディア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}