{{toc}} !イヴェルニ {{br}}(簡易版) *[[シームレス・ワールドの用語|小辞典ワールド編]]解説。 :'''英語表記''':Iverni !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 ![[PC|プレイヤー・キャラクター]]が予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、[[PC|プレイヤー・キャラクター]]が知ってることにしていい」情報とします。  特に無し。  「イヴェルニ」については、[[「関連技能を持たないPCは、予備知識なし」の処理|+αのワールド用語]]でも不自然ではないと思われます。 !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  「イヴェルニ(Iverni)」は、ローマ時代のエジプトで活動した学者プトレマイオスが、2世紀頃に著した地理書(地誌書)に見られる。当時の[[アイルランド|アイルランド島]]南部で有力だった、と伝えられている部族国家の名。  今風に言うと、「[[リー]]」と呼ばれた部族王に統べられたケルト系の[[部族連合]]の1つだった、と考えられている。「アイルランド」の語源と関連したゲール語の「エーレン(Erenn)」が、古代ギリシア語風に訛って記されたのが「イヴェルニ(Iverni)」だった、とも考えられている。  プトレマイオス本人がアイルランドに渡ったことがあるとは思えない。つまり、情報のソースは伝聞だ。  ことにローマ帝国は、[[ブリタンニア|属州ブリタンニア]]までは侵出していたものの、彼らが「ヒルベニア」と呼んだアイルランド島には侵出しなかった。情報の伝達経路も、あまり定かではない。  しかし、一方で、プトレマイオスの地誌書に名前の挙げられている「ヒルベニアの部族国家」の名は、古代ギリシア語風に変形されているが、かなりが、アイルランドの伝承に伝えられている部族集団との対応関係が推定されている。  現在、普通は、プトレマイオスなりに検討して取捨選択したのだろうと思われる伝聞情報は、意外なほど精度が高かった、と考えられている。  少なくとも、後世イングランド王国との対抗関係下で再話された歴史譚や、キリスト教伝承の影響下に整理された王統史とは違い、冷静な整理だったと思えて貴重、とは言われている。 :'''【参照地図】''': *プトレマイオスが記した「イヴェルニ」の分布地図([[Wikimedia Commons]]){{br}}[[Image:Keltoi Tribes|http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/23/Keltoi_Tribes.PNG]] !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  「増補待ち」。 ![[GM|ゲーム・マスター]]向け参考情報 *[[GM|ゲーム・マスター]]向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など。  「増補待ち」。 !リンク *[[+αのワールド用語]] *[[小辞典]] !!関連項目 *[[アイルランド島]] *[[エーレン]] *[[属州ブリタンニア]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Iverni]]{{br}}[[Wikipedia英語版:List_of_Celtic_tribes]]{{br}}[[Wikipedia英語版:Category:Tribes of ancient Ireland|http://en.wikipedia.org/wiki/Category:Tribes_of_ancient_Ireland]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}