!重傷 じゅうしょう  「重傷」は、ダメージ処理に際してプレイヤーがとれる行動オプション。重傷を選択することで、ひとつの攻撃からのダメージによる生命力減少をキャンセルすることができる。重傷を選択できる回数は、通常のPCでは1セッションを通じて、2種類から各1回、計2回までに制限されている。 !!代表的な使い方  [[キャラクター]]が、一撃で、多大なダメージを被った場合に選択する。 !!重傷の影響  重傷を選択すると、[[ブレイク]]を迎えるまで継続する不利な制約を被るのと引換えに、ダメージ処理をキャンセルできる。これに付随して、一時的に昏倒(気絶)する。  通例、物語内では、攻撃はあたったが、(ダメージの数値処理ではなく)重傷の効果に結果した、として描写などがおこなわれる。  重傷を選択すると、ダメージ処理が回避されるので、当然、[[負傷]]の効果も回避できる。 !!!能力値封印  「能力値封印」では、運試し判定で決定した能力値1種が関る判定が、[[ブレイク]]を迎えるまで不能になる。[[負傷]]の効果と違って、判定自体に挑めなくなる点に注意。 !!!技能封印  「技能封印」では、[[ブレイク]]を迎えるまで、すべての技能値を0として扱う。あらゆる判定が、技能無し判定として処理される。 !!!気絶からの回復  重傷選択に伴う一時的昏倒からは、「耐久判定 目標値10」(耐久判定値+2D6)に成功すれば、回復する。  回復できるかどうかの判定は、担当キャラの手番冒頭か、誰か他のキャラに起すための働きかけをされたとき、あるいは治療の類を受けた時。  不幸にして、昏倒したままブレイクに至ったら、次シーンにて回復したことにしてもいい(GM裁量)。 !!プレイヤーのとる手順  実際のセッションでは、重傷を選択したら、キャラクター・シートの「重傷欄」に設けられたチェック・ボックスにチェック・マークを記入し、使用済みの覚えとする。 !!追加重傷欄  普通のキャラクターに選択可能な重傷は「能力値封印」と「技能封印」を各1。1セッションに使用可能な、重傷は都合2回が基本となる。  中には、キャラクター作成に使用した運命の特典で、追加の重傷枠を持つキャラクターもいる。この類のキャラは、1セッションで使用可能な重傷の回数が、普通のキャラよりも多い。  なお、追加重傷欄を用いた重傷オプションは、使用しても昏倒の付随効果を被らない([[ルールブック]]、p.70 「その他の重傷」)。PCの運命を確認しておこう。 !!!追加重傷欄を得られる運命リスト *太陽・獅子座:□幸運なる回避 *月・射手座:□仮面の加護 *火星・魚座:◇幸運なる回避(特殊) *水星・牡羊座:□天使の加護 *水星・乙女座:□□悪魔の加護 *土星・射手座:□深い信仰(精神面) *羅喉・双子座:□クローン *羅喉・山羊座:□狂乱 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔[[小辞典ルール編]] !活用や検討 !!活用 !!検討 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで) ----