{{toc}} !カラクム沙漠 {{br}}カラクムさばく {{br}}(Karakum Desert) {{br}}簡易版 !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  カラクム沙漠は、[[中央アジア]]の南東域で、[[カスピ海]]南部の西方を占めている[[沙漠地帯|沙漠]]。  北は、[[アム・ダリヤ]](アム川)、及び、[[カザフスタン領|カザフスタン共和国]]南西部から[[ウズベキスタン領|ウズベキスタン共和国]]西部に渡る丘陵地に縁取られている。南縁は、[[コッペ山脈]]に縁取られ、さらに外縁には、[[エルブルズ山脈]]と[[広義のヒンドゥークシュ山脈|ヒンドゥークシュ山脈]]とが存在。  [[現トルクメニスタン領|トルクメニスタン共和国]]の過半を占めている。 '''【参照地図】''' *[[アラル海地図|http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/85/Aral_map.png]]{{br}}([[アラル海]]と[[アム・ダリヤ]]及び[[シル・ダリヤ]]を示した略地図,[[Wikimedia Commons]]) *[[Physical map of Central Asia|http://www.sitesatlas.com/Maps/Maps/802r.htm]]([[World Sites Atlas]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  地域はチュルク系の言語で「ガラ・クム」と呼ばれる。「黒い土砂」を意味する「ガラ・クム」が、ペルシア語などに入って訛化した地名が「カラクム」。  土壌が泥沙漠で黒色であるため、「ガラ・クム」の名がついた、とされている。カザフスタン領内のアラル海北部にも、土壌が黒い泥砂漠があり、[[アラル・カラクム]]と呼ばれているが、これはカラクム沙漠とは別の沙漠。  面積は、350,000平方kmほどで、トルクメニスタン領の7割ほどを占めている。[[ウズベキスタン領|ウズベキスタン共和国]]南縁の、東西中ほどにある、アム・ダリヤ[[左岸|右岸、左岸,河川の〜]]の地域も、地理的にはカラクム沙漠に含められる。  カラクムの土壌は、水供給があれば、植物の育成が可能な泥沙漠であるため、[[旧ソ連|ソヴィエト連邦]]時代から、灌漑農業地の開拓が盛ん。綿を主作物とする大規模農耕地が開拓されている。しかし、現在、カラクム沙漠に開拓された運河流域の農耕地は、強引な農耕地化のため、かえって土壌の塩化を招き、農業生産効率が低下してきている。  他に、沙漠内の複数の地点で、石油、及び、天然ガスの採掘もおこなわれている。 ----  カラクム沙漠には、北を縁取って、[[クィジルクム沙漠]](キジル・クム沙漠)との間を分かつアムダリヤの他、[[ムルガブ川]]、[[ハリー・ルド]](テジェン川)が流れている。これらの川の水源は、広義のヒンドゥークシュ山脈、及び、[[パミール高原]]にある。  また、ムルガブ川流域には[[マルイ]]、ハリー・ルド流域には、[[テジェン]]のオアシス都市がある。両者は、トルクメニスタン領南東部に位置。  旧ソ連時代の1954年から、灌漑用水路、[[カラクム運河]]が開削され、広域の灌漑農耕地に農業用水を供給している。現在、世界最大の用水路になっている運河は、水質管理のため、専用の燃料電池で動くモーター・ボート以外の航行が禁止されている。 !さらに詳しい情報 *「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  「増補待ち」 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど  「増補待ち」 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] !!関連項目 *[[アム・ダリヤ]] *[[キジルクム沙漠]] *[[コッペ山脈]] *[[テジェン]] *[[ハリー・ルド]] *[[ヒンドゥークシュ山脈]] *[[マルイ]] *[[ムルガブ川]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Karakum_Desert]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイディア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}