{{toc}} !オックスフォードシャー (Oxfordshire) 簡易版 !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  オックスフォードシャーは、[[U.K.(連合王国)]]の[[南東イングランド]]で、北西端を占める県(“county”と呼ばれるタイプの地域行政区、“州”と訳されることもある)。  東で[[バークシャー]]と、南で[[ウェスト・バークシャー]]と、南東で[[ウィンザー・アンド・メイデンヘッド]]、[[レディングス]]、[[ワッキングハム]](Wokingham)、と接している。  西では、[[南西イングランド]]の[[グロウスターシャー]]、[[スウィンドン]]と、北では、[[ウェスト・ミッドランズ]]の[[ウォーウィックシャー]]、[[イースト・ミッドランズ]]の[[ノーサンプトンシャー]]と隣接。  州都、[[オックスフォード市|オックスフォード,イングランドの〜]]は、[[オックスフォード大学]]で知られる、中世から続いた文教都市。  県域の南北中ほどを、[[テイムズ川]]の上流部が屈曲しつつ横断。伝統的に、[[ロンドン]]の[[ホーム・カウンティーズ]]の1つに数えられ、[[グレイター・ロンドン]]に次ぐ数の外国人観光客が訪れる、とされる。 '''【参照イメージ】''' *[[オックスフォードシャーに関するフリーファイル集インデックス|http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Oxfordshire]]([[Wikimedia Commons]]) *[[Oxfordshire Photography|http://www.oxfordshire.gov.uk/wps/portal/publicsite/kcxml/04_Sj9SPykssy0xPLMnMz0vM0Y_QjzKL94039HcBSZnFO8WHOepHogtZIoR8PfJzU_WD9L31A_QLckMjyh0dFQFaslA3/delta/base64xml/L0lDU0lKQ1RPN29na21BISEvb0VvUUFBSVFnakZJQUFRaENFSVFqR0VBLzRKRmlDbzBlaDFpY29uUVZHaGQtc0lRIS83X01fNEFRLzQy?WCM_PORTLET=PC_7_M_4AQ_WCM&WCM_GLOBAL_CONTEXT=http://apps.oxfordshire.gov.uk/wps/wcm/connect/Internet/About+Oxfordshire/Photography/]]([[Oxfordshire County Council|http://www.oxfordshire.gov.uk/wps/portal/publicsite]]){{br}}リンク先は、フォト・ギャラリーのトップ・ページです。ページ内から、ギャラリー・アーガイブへのリンクボタンをクリックすると、写真が閲覧できます。 '''【参照地図】''' *[[Main motorways in the UK|http://www.ukshapenote.org.uk/images/maps/map1a.jpg]]{{br}}(オックスフォードシャーを経由する、主要自動車道略地図,[[Shapenote.org|http://www.ukshapenote.org.uk/]]) *[[United Kingdom - South East|http://europa.eu/abc/maps/regions/uk/stheast_en.htm]]([[Gateway to the European Union|http://europa.eu.int/index_en.htm]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  「ロンドンに次ぐ観光客が訪れる」と言われるのは、実はオックスフォードシャーの中心部を占める[[オックスフォード市]]。多くの外国人観光客は、オックスフォード市内を足早に観光すると、より西かより北の観光地に向かっていく。  県域北西部を占める[[ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース郡|ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース]]にある遺跡、他、県内各所に史跡も多いが、オックスフォード市以外の県内や近傍地域を巡る観光客は、さほど多くない。  ただし、県域南部を通るリッヂ・ウェイなどには、ハイカーやサイクリストなどが集い、他の地域にも、国内から訪れる人は多い。(無論、外国から訪れるバック・パッカーなども、少数はいる) ----  県域面積は、2,605平方km。居住人口は、2005年の統計で626,900人。平均人口密度は、1平方kmあたり241人ほどだが、オックスフォード市の人口が群を抜いて多い。  統計によれば、居住者の95%が白人系。非白人系居住者の内では2%弱ほどの南アジア系住民が目立つ。非白人系住民の多くは、都市部の集住が目立つ(と、想定) ----  県域の構成は次の通り *[[オックスフォード市|オックスフォード,イングランドの〜]]{{br}}県域中ほどに位置。県庁所在都市。 *チェアウェル郡{{br}}県域北部から北東部を占める。行政中心地は、バンバリイ(Banbury)。 *サウス・オックスフォード郡{{br}}県域東部から南東部を占める。行政中心地は、ウァリングフォード(Wallingford) *ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース郡{{br}}県域南西部を占める。行政中心は、エイビングドン(Abingdon)。 *ウェスト・オックスフォード郡{{br}}県域西部を占める。行政中心は、ウィットニイ(Witney)。  現在、オックスフォードシャーに編入されているヴェイル・オブ・ホワイト・ホースと、サウス・オックスフォードは、伝統的地域区分では[[バークシャー]]の一部とされる。逆に、現在[[レディングス]]に編入されているケイヴァーシャム(Caversham)は、伝統的地域区分ではオックスフォードシャーの一部とされる。 ----  オックスフォードシャーの地勢は、ほとんどが平坦で、県域南西部に、隣接した[[コッツウォルズ地方]]へと断続する丘陵が目立つ程度。県内の最高点は、ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース郡に位置するホワイトホース・ヒルの、海抜261m。  伝統的に、農牧業と林業が盛んな地域だったが、20世紀になってから、農牧業や林業の従事者人口は急速に減った。  オックスフォード市を中心に、観光業も活発。やはりオックスフォード市を中心に印刷業、自動車関連を主体にした機械工業も営まれる。  また、オックスフォード市では、大学の研究機関と連携した生物工学産業も営まれている。 ----  オックスフォードシャーの牧畜業は、13世紀頃から羊毛貿易ブームで栄え、同じ頃、コッツウォルズでの木材取引にも加わった。この頃は、テイムズ川を利用した水運が盛んに利用された。  その後、羊毛貿易が衰えると、都市部への農作物供給地となった。しかし、これもブリティッシュ・エンパイヤー(大英帝国)の国際貿易網が発達するにつれ、安価な輸入食糧との競争で、徐々に下火になっていった。  1790年に、オックスフォード市から、テイムズ川に通じる運河が開削された(現在は、国有のクルージング水路)。1839年に、鉄道の西部路線が、サウス・オックスフォードのディドコットまで敷設され、さらに後、北方へ向け延長された。 '''【参照地図】''' *[[Map of main roads in southern UK|http://www.ukshapenote.org.uk/uk_annual/2001/oximages/uk.gif]]{{br}}(イングランド南西部の主要道路){{br}}[[Oxforeshire|http://www.ukshapenote.org.uk/images/maps/oxfordshire_map.jpg]]{{br}}(オックスフォードシャー概略地図){{br}}([[Shapenote.org|http://www.ukshapenote.org.uk/]]) *[[OXFORDSHIRE MAP|http://www.careinoxfordshire.co.uk/carehome.html]]([[Care in Oxfordshire|http://www.careinoxfordshire.co.uk/]]) !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  現在のオックスフォードシャーの、南域を通過しているリッヂ・ウェイは、ケルト時代には、グレイト・ブリテン島内の動脈的な交易路の1つで、往来が盛んだった。  ローマ時代には、ローマ人による開拓は一帯には及ばなかった。  古代末に地域に進出したアングロ・サクソン系のオクソン族が集落を開拓したとも、アングロ・サクソン語で「牡牛の浅瀬」を意味した地名が地域名になった、とも言われる。  その後、オックスフォードは、イングランド南部と、ウェイルズや北部とを結ぶ要衝の地として、しばしば重要なスポットになった。  [[アルフレッド大王]]は、[[ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース]]の[[ウォンテイジ]]で生まれた、と伝えられている。無論、1096年に創立された、オックスフォード大学も、イングランドの学芸や宗教に、多くの影響を及ぼした。 !GM向け参考情報 *GM向けの捕捉情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど !!参考情報  オックスフォードシャーの県域面積、2,605平方kmは、[[日本国]]の[[神奈川県]]の面積、2,415平方kmより、やや広い。  ちなみに、神奈川県の居住人口は、2004年時点で8,425,783人で、平均人口密度は、1平方kmあたり341人ほど。 ----  オックスフォードシャーの平均人口密度は、2005年の統計に準拠すると、1平方kmあたり241人ほど。  この数値は、[[U.K.(連合王国)全体の数値|U.K.(連合王国)の基本情報 2006年版]](2004年の統計に準拠)に、ほぼ等しくやや少ない。[[日本国の平均人口密度|日本国の基本情報 2006年版]](2004年の統計に準拠)の7割ほどにあたる。  ただし、県内の人口分布は、オックスフォード市に偏っていて、他地域の人口密度には、かなりのばらつきが見られる。 '''【参考資料】''' ||領域||面積(平方km)||人口||統計準拠年||平均人口密度(1平方kmあたり)|| ||オックスフォードシャー||2,605||626,900人||2005年||241人ほど|| ||オックスフォード市||45.59||149,800人||2005年||3,286人ほど|| ||チェアウェル||588.77||134,200人||2005年||228人ほど|| ||ヴェイル・オブ・ホワイト・ホース||578.63||117,000人||2005年||202人ほど|| ||サウス・オックスフォード||678.53||128,200人||2005年||189人ほど|| ||ウェスト・オックスフォード||714.40||97,700人||2005年||137人ほど|| ----  2005年のオックスフォードシャーの域内総生産額は、およそ115億6000万ポンド。概算で、202億8000万強米ドルに相当する。  県民1人あたりの総生産額概算は、32,350米ドル相当。これは、[[U.K.(連合王国)全体の平均値|U.K.(連合王国)の基本情報 2006年版]](2004年の統計に準拠)よりもやや多く、同様に[[日本国の平均値|日本国の基本情報 2006年版]](2004年の統計に準拠)よりもやや多い。 '''【参照地図】''' *[[Map|http://freepages.genealogy.rootsweb.com/~monticue/oxfordshire_map.bmp]]{{br}}(オックスフォードシャー近傍地図,[[Ratliff-Smith Genealogy|http://freepages.genealogy.rootsweb.com/~monticue/index.htm]]) *[[連合王国 地図|http://www.supertravelnet.com/maps/index.php?action=showmap&country=279_0_4&language=33]]([[Super Travel Net]]) !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]] !!関連項目 *[[Wikipedia英語版:Oxfordshire]]{{br}}[[Wikipedia日本語版:オックスフォードシャー州]] !!資料リンク *[[Oxfordshire County Council|http://www.oxfordshire.gov.uk/wps/portal/publicsite]](県議会のオフィシャル・サイト,英文) !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイディア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}