{{toc}} !クァッターラ低地 クァッターラていち (簡易版) !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 :'''アラビア語名の音''':Munkhafad al-Qattarah :'''英語名''':Qattara Depression !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  クァッターラ低地は、[[エジプト=アラブ共和国]]の北西部で、沿岸部から少し奥まった地域に広がっている大きな窪地。底は、海抜−100m以下で、塩水の湿地などが散在。湿地以外の土地は、乾いた天然塩で覆われた地域と砂嵐で吹き寄せられた砂が浅く堆積した地域とが混在している。 :'''【参照地図】''': *[[Egypt|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/egypt.htm]]([[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  クァッターラ低地は、[[ジブチ共和国]]の[[アサル湖]]湖岸地域に次いで、[[アフリカ大陸|アフリカ]]で2番目に低い土地。最低点は、海抜−133m。東西の最大幅120kmほど、南北の最大幅80kmほど。底地の面積は、およそ18,000平方kmに及ぶ。  エジプト領北西部で[[地中海]]沿岸間際に張り出した微高地、[[リビア高原]]の南東に位置。エジプト - リビア国境の東に位置する[[シーワ・オアシス]]の東から、[[アラメイン]]の南にかけて広がっている。低地の南東縁は、リビア高地から東方へ、アラメインの南にかけて高度を下げている細長い尾根に縁取られている。  北側から西側にかけてのリビア高地側はかなりの急斜面で、南側、東側の斜面が比較的緩やか。南西部の外縁を、シーワ・オアシスから[[バウィティ]]に到る沙漠道が通っている。この沙漠道の南側が[[大砂漠|北東アフリカの大砂漠]]の北東縁になっている。 ----  クァッターラ低地の底地では、北西部から北縁にかけて、塩分の多い湧水による湿地が多く断続。湿地の総面積は、およそ300平方kmとも言われる。湿地やその周辺には希塩水に適応した植物の植生は見られる。  底地のおよそ1/4ほどは、湧水の量が増えると沼地や泥濘地のような状態になる。恒常的な湖沼には4平方kmほどの大きなものもある。  風向きによっては、砂嵐が多量の砂塵を運ばれ、底地の土壌の多くは砂や泥の土壌に覆われている。主に底地の南側に多い。こうした地区には、アカシアの木のまばらな樹林と草地も見られ、野性のガゼルやヤギ、ウサギの類が群棲。チータやジャッカルも見られる。 ----  クァッターラ低地は湧水が希塩水である関係で、ヒトの集住には適さない。  ただ、欧米ではあまり知られていないが、低地の北西縁に位置する[[クァーラ・オアシス]]にのみ、孤立した半農半牧の集団300人ほどが居住している。 !さらに詳しい情報 *「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  「増補待ち」 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など  「増補待ち」。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] !!関連項目 *[[クァーラ・オアシス]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Qattara_Depression]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}