{{toc}} !ケベック州(カナダ) {{br}}ケベックしゅう {{br}}(Quebec) {{br}}簡易版 !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 *[[シームレス・ワールドの用語|小辞典ワールド編]]解説。 :'''フランス語表記''':Qu?bec :'''英語表記''':Quebec ![[PC|プレイヤー・キャラクター]]が予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、[[PC|プレイヤー・キャラクター]]が知ってることにしていい」情報とします。  「ケベック州(Qu?bec)」は、[[カナダ]][[東部|東部カナダ]]の州。[[セント・ローレンス川]]流域から[[ラブラドール半島]]にかけて、州域は広い。  カナダ領内では、[[オンタリオ州|オンタリオ州(カナダ)]]、[[ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州|ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州(カナダ)]]、[[ニュー・ブランズウィック州|ニュー・ブランズウィック州(カナダ)]]と隣接し、[[ヌブナト準州|ヌブナト準州(カナダ)]]にも近接している。セント・ローレンス川[[右岸|右岸、左岸,河川の〜]]の州域は、南部で[[U.S.A.(合衆国)]][[北東部|北東部U.S.A.]]の、幾つかの州と隣接している。  現行のカナダの州の内、フランス語のみを[[公用語]]に定めているのは、ケベック州だけになっている。  州都の[[ケベック市|ケベック市,ケベック州(カナダ)の〜]]は、セント・ローレンス川の川幅が、大きく広がり始めるあたりで、広域都市圏の中核を担っている。  州内最大の都市、[[モントリオール市]]は、ケベックの南西で、オンタリオ州との州境、U.S.A.との国境から遠くない位置で、大都市圏の中核を担っている。他に、カナダ連邦政府の首都[[オタワ市|オタワ市(カナダ)]]は、その大都市圏が、モントリオール大都市圏の西方でオンタリオ州との州境をまたいで広がっている(オタワ市自体の中核部はオンタリオ州側にある)。 :'''【参照地図】''': *ケベック州州域の略地図([[Wikimedia Commons]]){{br}}[[http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f6/QC-Canada-province.png]]{{br}}(地図中赤色に彩色されたエリアが、ケベック州の州域) *ケベック州と[[ラブラドール地方]]の地形図([[A Tale from the Map Vault|http://www.collectionscanada.gc.ca/education/008-3060-e.html]] By Jeffrey Murray,[[Library and Archives Canada|http://www.collectionscanada.gc.ca/index-e.html]]){{br}}[[http://www.collectionscanada.gc.ca/obj/008/f1/n0086240k.jpg]] *[[Quebec|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/quebec.htm]]([[Canada|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/canada.htm]],[[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) //[[Quebec Canada - Map|]]([[Canada|http://wwp.greenwichmeantime.com/time-zone/north-america/canada/index.htm]],[[Greenwich Mean Time]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  ケベック州は、カナダ東部で、[[オンタリオ州|オンタリオ州(カナダ)]]の東(東部の北方)に隣接。[[ハドソン湾]]や[[ラブラドール海峡]]を挟んでヌブナト準州に近接(洋上の島嶼は[[基本的にヌブナト準州に属す|キリニク島]]もの、とされている)。ラブラドール半島では、[[ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州|ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州(カナダ)]]の[[ラブラドール地方]]に隣接、[[ニューファンドランド島]]とは、幅の狭い[[ベル・アイル海峡]]を挟んで近接している。  [[セント・ローレンス湾]]の[[アンティコスティ島]]や、[[マドレーヌ諸島]]もケベック州の州域だ。  セント・ローレンス川[[右岸|右岸、左岸,河川の〜]]の州域は、北部が[[ニュー・ブランズウィック州|ニュー・ブランズウィック州(カナダ)]]に隣接。南部では、西から東にU.S.A.(合衆国)北東部の、[[ニューヨーク州|ニューヨーク州(U.S.A.)]]、[[ヴァーモント州|ヴァーモント州(U.S.A.)]]、[[ニュー・ハンプシャー州|ニュー・ハンプシャー州(U.S.A.)]]、[[メイン州|メイン州(U.S.A.)]]に隣接している。  ケベック州の州域面積は、1,542,056平方km。湖沼や河川が多く、土地面積は1,365,128平方km。州域面積は、カナダでは、ヌナブト準州に次いで第2位になっている。 ----  州域のアウトラインは不定形だが、南北方向が長い。人口は南部と、東部のセント・ローレンス川流域とに偏っている。  ラブラドール半島に属す地域は、起伏が多く、氷河が刻んだU字谷や山間湖が散在。州域最高点の[[ディバーヴィル山]]も、ラブラドール半島にあって、ラブラドール地方との境界部位置している。  平坦地は、主に、南部でセント・ローレンス川流域に続く。南部の気候は[[大陸性気候]]だが、[[大西洋]]、[[5大湖|5大湖,北アメリカの〜]]などの影響で、やや湿潤。年間降水量は、例年100cmはあり、降水量の多い年には一部地域で300cm近くを記録することもある。  中部以北、ハドソン湾から[[ジャクソン湾]]にかけても湾岸に向かう微傾斜地がある。  州域北部は、[[亜寒帯気候]]に近く、[[タイガ]]や[[ツンドラ]]のエリアが広い。 ----  州の人口は、2009年の推計で7,782,561人。これは、同年のオンタリオ州の人口の6割近くで、オンタリオ州に次いで、カナダの州では第2位。同年のカナダの総人口の23%程度にあたる。  州都ケベック市の大都市圏に71万人超が居住。最大都市モントリオールの大都市圏には、360万人強が居住している。  州の平均人口密度は、1平方kmあたり5人程度の計算になるが、あきらかに州域の南部に偏っている。  過去の国勢調査によると、自己申告による民族出自は、「カナダ人」と答える人が最も多く、60.2%。「カナダ人」という解答と複数解答をした人も多いが、フランス系が30.8%と多い。以下、アイルランド系5.5%、イタリア系4.0%、ブリティッシュ系3.3%と続き、北米先住民の系統が3.0%。以下、スコット人2.7%、ゲルマン系1.8%、中国系1.2%、ハイチ系1.0%、スペイン系1.0%、ユダヤ系1.0%などが続く。  2001年の国勢調査によると、ケベック州の宗教事情は、ローマン・カソリックの信徒が83.2%と圧倒的に多い。これは、フランス系植民地([[ヌーヴェル・フランス]])が、[[U.K.(連合王国)]]に割譲された後も、信教の自由が制度的に確認された結果と思える。  プロテスタント諸派のクリスチャンが、4.7%、内、アングリカン・チャーチの信徒が1.2%、カナダ合同教会の信徒が0.7%。  「無宗教」と回答する人の比率は、16.3%と比較的高い。イスラム信徒が35万人ほど(3.1%)、ヒンドゥー教徒(1.9%)、ユダヤ教徒(1.7%)がそれぞれ20万人前後。仏教徒(1.1%)、シク教徒(0.9%)がそれぞれ10万人超。1.4%が東方正教諸派の信徒になっている。  キリスト教以外の宗教では、イスラム信徒が1.5%、ユダヤ教徒が0.3%、仏教徒が0.6%、ヒンドゥー教徒が0.3%、シク教徒が0.1%。「無宗教」を自認する人の人口比率は、5.6%になっている。 ----  セント・ローレンス川流域の沿岸平地では農業と酪農が盛ん。穀物以外に、野菜や果樹も生産されている。畜産業、漁業も営まれる。  中部以北では林業が盛んで、製紙業も営まれている。水力発電による電気供給量も大きい。  モントリオールの大都市圏、及び周辺では、航空宇宙産業、ソフト・ウェア産業、他のハイテク産業が目立つ。 :'''【参照地図】''': *ケベック州地勢図([[Wikimedia Commons]]){{br}}[[http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5a/Quebec-Relief.png]] *ケベック州地図([[Wikimedia Commons]]){{br}}[[http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/2/20/Map_of_Quebec_%28English%29.png]] *[[Quebec Relief|http://atlas.nrcan.gc.ca/site/english/maps/reference/provincesterritoriesrelief/quebec_relief/referencemap_image_view]]([[Provincial and Territorial Relief|http://atlas.nrcan.gc.ca/site/english/maps/reference/provincesterritoriesrelief]],[[Atlas Of Canada,The〜]]) *[[Quebec|http://atlas.nrcan.gc.ca/site/english/maps/reference/provincesterritories/quebec/referencemap_image_view]]([[Provincial and Territorial Map(s)|http://atlas.nrcan.gc.ca/site/english/maps/reference/provincesterritories]],[[Atlas Of Canada,The〜]]) !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  「増補待ち」。 ![[GM|ゲーム・マスター]]向け参考情報 *[[GM|ゲーム・マスター]]向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など。 !!補足情報 *州の面積(1,542,056平方km)は、[[カナダ]]の領土面積(9,984,670平方km)の、15.4%強。{{br}}[[日本国]]の国土面積(377,873平方km)のおよそ4倍。{{br}}[[U.K.(連合王国)]]“本国領”面積(244,820平方km)の6.3倍弱。 *2009年の州の人口推計は7,782,561人。{{br}}これは、同年推計のカナダの総人口の23%程度。{{br}}同年推計のU.K.“本国領”人口(61,612,300人)の、13%弱。{{br}}2007年推計の日本国人口(127,433,494人)の6%ほど。 *2009年の州の平均人口密度は、1平方kmあたり5人程度。ただし、人口は明らかに州域南部に偏って多い。{{br}}平均人口密度を、2009年推計のカナダの平均人口密度(1平方kmあたり3人程度、都市集住率79%)と比較すると、1.7倍弱にあたる。{{br}}平均人口密度を、2009年のU.K.“本国領”(246人)と比べると、2%程度(U.K.の都市集住率は、90%ほど)。{{br}}2007年の日本国(377人)と比べると1.3%強(日本国の都市集住率は、79%程度)。 !!!別称類 !!!![[主要国の言語|ハウス処理:「主要国の言語」の処理]] *フランス語表記=Qu?bec *英語表記=Quebec *スペイン語表記=Quebec *ロシア語表記=Квебек *アラビア語名=(調査中) *中文表記=魁北克省 !!参考資料 !!!参考地図 *[[Quebec Map|http://www.canada-maps.org/quebec-map.htm]]([[Quebec|http://www.canada-maps.org/quebec.htm]],[[Canada Maps|http://www.canada-maps.org/]]) *[[Quebec Map - Quebec Satellite Image|http://geology.com/canada/quebec.shtml]]([[Canada Map - Canada Satellite Image|http://geology.com/world/canada-satellite-image.shtml]],[[geology.com]]) *[[Physical Map of Quebec, Canada|http://www.canadamaps.info/provincemaps/quebecphysicalmap.asp]]([[Map of Canada|http://www.canadamaps.info/]],[[tourizm maps]]) !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]] !!関連項目 *[[U.K.(連合王国)]] *[[U.S.A.(合衆国)]] *[[5大湖,北アメリカの〜]] *[[亜寒帯気候]] *[[アンティコスティ島]] *[[ヴァーモント州(U.S.A.)]] *[[オタワ市(カナダ)]] *[[オンタリオ州(カナダ)]] *[[カナダ]] *[[ケベック市,ケベック州(カナダ)の〜]] *[[ジャクソン湾]] *[[セント・ローレンス川]] *[[セント・ローレンス湾]] *[[タイガ]] *[[大西洋]] *[[大陸性気候]] *[[ツンドラ]] *[[東部カナダ]] *[[ニュー・ハンプシャー州(U.S.A.)]] *[[ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州(カナダ)]] *[[ニューファンドランド島]] *[[ニュー・ブランズウィック州(カナダ)]] *[[ニューヨーク州(U.S.A.)]] *[[ヌーヴェル・フランス]] *[[ヌブナト準州(カナダ)]] *[[ハドソン湾]] *[[ベル・アイル海峡]] *[[北東部U.S.A.]] *[[マドレーヌ諸島]] *[[メイン州(U.S.A.)]] *[[モントリオール市]] *[[ラブラドール海峡]] *[[ラブラドール地方]] *[[ラブラドール半島]] !!資料リンク *[[Wikitravel日本語版:ケベック州]]{{br}}[[Wikitravel日本語版:カナダ]] *[[Wikitravel英語版:Quebec]]{{br}}[[Wikitravel英語版:Canada]] *[[Quebec|http://www.lonelyplanet.com/canada/quebec]]([[Lonely Planet]]) //[[Quebec|]]([[World66]]) *[[Wikipedia英語版:Quebec]]{{br}}[[Wikipedia英語版:Geography_of_Quebec]]{{br}}[[Wikipedia英語版:Category:Quebec|http://en.wikipedia.org/wiki/Category:Quebec]]{{br}}[[Wikipedia英語版:Category:Provinces and territories of Canada|http://en.wikipedia.org/wiki/Category:Provinces_and_territories_of_Canada]] *[[Quebec|http://www.thecanadianencyclopedia.com/index.cfm?PgNm=TCE&Params=A1ARTA0006591]]([[Provinces & Territories|http://www.thecanadianencyclopedia.com/index.cfm?PgNm=TCECategories&Params=A1SUB50]],[[The Canadian Encyclopedia|http://www.thecanadianencyclopedia.com/index.cfm?PgNm=TCESubjects&Params=A1]]) *[[Wikipedia英語版:Portal:Quebec|http://en.wikipedia.org/wiki/Portal:Quebec]] *[[Wikimedia Commons:Category:Quebec|http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Quebec]]{{br}}「ケベック」関連のファイル集アーガイブ。{{br}}[[Wikimedia Commons:Category:Provinces and territories of Canada|http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Provinces_and_territories_of_Canada]]{{br}}「カナダの諸地域」関連のファイル集アーガイブ。 *[[Qu?bec|http://www.gouv.qc.ca/portail/quebec/pgs/commun/?lang=en]]{{br}}ケベック州政府の公式サイト。 *[[Site touristique officiel du gouvernement du Qu?bec|http://www.bonjourquebec.com/]]{{br}}州観光局の公式サイト。 *[[ケベック インターナショナル|http://www.gouv.qc.ca/portail/quebec/international/japon]]{{br}}ケベック州在日事務所の公式日本語サイト。 *[[Discover the Quebec|http://www.discoverthequebec.ca/]] *[[Quebec History|http://faculty.marianopolis.edu/c.belanger/quebechistory/]]([[Marianopolis College Library|http://www.marianopolis.edu/sites/Library/]]) !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}