{{toc}} !ウスク川 {{br}}ウスクがわ {{br}}(River Usk) {{br}}簡易版 !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  「ウスク川」は、[[グレイト・ブリテン島]]の[[ウェイルズ地方|ウェイルズ]]の南東部で、中部山地南縁から流出して、[[ブリストル水道]]に流出している川。  中世のグウェント公国の領域を流れている。あるいは、流域は、伝説的な古代グウェント王国の領域である、とイメージされることもある。流域には、[[アーサー王伝説]]と結びつけてイメージされるスポットも多い。 '''【参照地図】''' *[[Wales|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/wales.htm]]([[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  ウスク川は、[[中部ウェイルズ]]南部で、[[ブレコン・ビーコンズ]]山域の北から流出。東流の後東南東に転じた後、ウェイルズ東縁を占める[[モンマウスシャー]]の丘陵地で西斜面に沿って南流、南西流と緩くカーブ。クウムブラン(Cwmbran)の町を過ぎた後、概ね南流しながら、[[ニューポート市]]の東を通ってブリストル水道に流出。  河口部の水深は、グレイト・ブリテン島の湾の類で最も深く、干満の水位差が大きいことで知られる。  流域には、上流から、ウスクの町、クウムブランの町、アバーグラヴェニイの町(Abergavenny)、ニューポート市などが存在。ニューポート市から遠くない下流域には、ローマ時代の城塞の遺跡が遺るカエルレオンの村(Caerleon)がある。 ----  ウスク川の流域は、古代から河川交通及び、川岸を伝った交通路として重用されていた。ことに河口部の水深が深いため、19世紀にニューポートの港湾が整備されるまで、カエルレオンのあたりまで帆を張った舟が頻繁に行き来していた。  古代、中世には、ウェールズ南部と、内陸部山地とを結ぶ主要交通路の1つだった。2002年には、ニューポート市の近郊で、15世紀の外洋船の残骸が発掘されている。河口部は、遠距離交易の玄関口としても機能した歴史を、以前から持っていたのである。 ----  また、ウスク川の流域は、[[アーサー王]]の本拠地がウェイルズにあった、とするタイプのロマンで重視されている。この類の伝説解釈では、しばしば、「アーサー王がサクソン族の軍勢と会戦して大勝したのは、現在のニューポート市の東で、ウスク川の下流域でのこと」と主張される。  あるいは、「カエルレオンの村に遺る、ローマ時代の円形闘技場の遺跡が、アーサー王の円卓伝説のイメージ・ソース」とか、「カエルレオン村に伝説のキャメロットが築かれていた」とか、説かれることもある。さらに、「アーサー王は、ウスク川の源流地域で軍を興し、舟団で川を下り、現在のニューポート近辺に居を構えた」と、まことしやかに唱える[[説もある|諸説ある]]。 '''参照地図''' *[[Map of Wales|http://www.map-of-uk.co.uk/map-of-wales.htm]]([[tourizm maps Maps|http://www.world-maps.co.uk/]]の、[[Maps of the UK|http://www.map-of-uk.co.uk/]]) !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  「増補待ち」 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど  「増補待ち」 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] !!関連項目 *[[ウェイルズ]] *[[中部ウェイルズ]] *[[南部ウェイルズ]] *[[ニューポート市]] *[[ブレコン・ビーコンズ]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:River_Usk]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイディア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}