{{toc}} !SCO ,Shanghai Cooperation Organization {{br}}(暫定版) !記事内容追加調査中の暫定版です :'''英語表記''':SCO,Shanghai Cooperation Organization :'''中国語名''':上海合作組織(シャンハイ・ヘェズゥォ・ズゥチィ) :'''ロシア語名''':ShOS,Шанхайская организация сотрудничества(シャンハィスカヤ・オルガニツァシャ・ソトゥルドゥニチェストゥワ)」 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  “SCO”は、2001年に、[[中華人民共和国]]、[[ロシア連邦]]、[[ウズベキスタン共和国]]、[[カザフスタン共和国]]、[[キルギス共和国]]、[[タジキスタン共和国]]の6カ国で創設された国家間協力組織の英語名。  内陸アジア地域を中心にした安全保障、エネルギー資源開発、経済、文化などの分野での地域協力を図るとして2001年6月に発足。各国の分離独立派に対する対テロ活動協力も、当初から、優先課題とされていた。2001年9月に、[[U.S.A.(合衆国)]]で発生した同時多発テロ以降、対テロ対策の連携も強化されている。  2008年現在は、概ね協議連合体(フォーラム)の段階にあるが、「地域テロ対策機構」は常設されている。 !追加情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。 :'''小事典版推奨判定''':「情報+知性 目標値=8〜10」「交流+知性 目標値=10〜12」 ::'''簡単な情報''' (必要に応じて[[ゲーム前ブリーフィング]]や[[ブレイク]]を使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない) :: 組織の[[公用語]]に用いられている中国語では、「上海合作組織(シャンハイ・ヘェズゥォ・ズゥチィ)」、ロシア語では「シャンハィスカヤ・オルガニツァシャ・ソトゥルドゥニチェストゥワ(ShOS)」。(日本では「上海協力機構(シャンハイきょうりょくきこう)」と呼ばれている) :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' 2003年に公表されたSCOの共同コミュニケでは、「貿易と投資を利便化をはかることが現段階での上海協力機構の主要な任務」と詠われていた。 :: 本部は、キルギスの首都[[ビシュケク]]に置かれている。他に、ウズベキスタン首都の[[タシケント]]に「地域テロ対策機構」が設けられ、上海には、「SCO地域対テロ機構執行委員会 書記局」が置かれている。 :: また、国際麻薬被害に対する対策機構の常設も準備されている。 :: 加盟国にとってのSCOの意味は、―― *中国にとっての東トルキスタン独立運動(新疆)、ロシアにとってのチェチェン分離運動、タジキスタンにとってのウズベク人分離運動など、各国の分離独立運動を押さえ込む、 *経済、貿易、交通、技術、教育、電力・エネルギー、環境などの分野での協力促進による相互発展、 *唯一の超大国となった[[U.S.A.(合衆国)]]米国への牽制、 ::――、など、とみなされている。 :'''小辞典版推奨判定''':「軍事+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' “SCO”は、2003年に初ての、合同反テロ軍事演習をカザフスタン東部の中国国境付近でおこなった。 :: 2005年には、山東半島などで中国領ロシア領に渡り、中国、ロシアの合同軍事演習が、2007年には、中国領の[[新疆維吾爾自治区]]と、ロシア領の[[チェリャビンスク]]で加盟6ヵ国の軍合同の演習がおこなわれた。 :: 2007年の演習後、[[キルギス共和国]]首都の[[ビシュケク]]でもたれた、加盟国首脳会談には、[[イラン=イスラム共和国]]大統領と、[[カザフスタン共和国]]大統領とが、オブザーバーの資格で出席。SCOが、[[U.S.A.(合衆国)]]や[[EU(欧州連合)]]に対抗する安全保障機構になりつつある、との観測も聞かれる。 :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' “SCO”の前身は、1996年以降もたれていた、「上海ファイブ」の首脳会議。上海ファイブには、ウズベキスタンが参加していなかったが、同国は2000年からオブザーバー参加、2001年の“SCO”発足には正式参加した。 :: 加盟申請国 としては、2004年から準加盟国として参加している[[モンゴル国]]、2005年から準加盟国参加している[[イラン=イスラム共和国]]、[[インド共和国]]、[[パキスタン=イスラム共和国]]がある。これらの国の近い将来の協力機構加盟を確実視する意見は少なくない。 :: なお、[[アフガニスタン=イスラム共和国]]も加盟申請を打診したが、“SCO”側から協力関係に留める意向を伝えた経緯もあるようだ。(“SCO”事務局は、「アフガン政府からの機構参加の意向表明はない」とコメントしている)。 :: 2006年6月におこなわれた第6回首脳サミットでは、新規加盟国の公表はなかったが、アフガニスタン大統領、[[CIS(独立国家共同体)]]執行委員会議長、[[ASEAN(東南アジア諸国連合)]]事務次長がゲストとしてサミットに出席した。 :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値12〜14」 ::'''さらに詳しい情報''' “SCO”への加盟については、[[ベラルーシ共和国]]が、準加盟国としての参加を申請しているが、これについては、SCO側に議論があるようだ。カザフスタン共和国が、ベラルーシの参加を支援する姿勢を示している。 :: 他に、[[セルビア共和国]]では、一部の政党がSCOへの加盟をすべき、との政策主張を展開している。 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど !!補足情報 *2008年現在のSCO関連国(再整理){{br}}加盟国=[[ウズベキスタン共和国]]、[[カザフスタン共和国]]、[[キルギス共和国]]、[[タジキスタン共和国]]、[[中華人民共和国]]、[[ロシア連邦]]{{br}}オブザーバー加盟国=[[イラン=イスラム共和国]]、[[インド共和国]]、[[パキスタン=イスラム共和国]]、[[モンゴル国]]{{br}}加盟申請中の国家=[[アフガニスタン=イスラム共和国]]、[[ベラルーシ共和国]] !!別称類 !!![[主要国の言語|ハウス処理:「主要国の言語」の処理]] *中国語名=上海合作組織(シャンハイ・ヘェズゥォ・ズゥチィ) *ロシア語名=ShOS,Шанхайская организация сотрудничества(シャンハィスカヤ・オルガニツァシャ・ソトゥルドゥニチェストゥワ)」 *英語表記=SCO,Shanghai Cooperation Organization *フランス語表記=OCS,Organisation de coop?ration de Shanghai *スペイン語表記=OCS,Organizaci?n de Cooperaci?n de Shanghai *アラビア語名の音=(調査中) !!!その他 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[国際関係の関連用語]] !!関連項目 !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Shanghai_Cooperation_Organisation]] *[[上海協力機構|http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2006/0615_7.html]]([[Web東奥|http://www.toonippo.co.jp/index.asp]]の、[[ニュース百科|http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/index.html]]) *[[上海協力機構|http://www.panda-mag.net/keyword/sa/kyouryoku.htm]]([[現代中国ライブラリィ|http://www.panda-mag.net/index.html]]の、[[現代中国事典|http://www.panda-mag.net/keyword/ktop.htm]]) *[[Official Web Site of SCO Summit|http://english.scosummit2006.org/]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}