{{toc}} !神聖言語メッセージ・カード しんせいげんごメッセージ・カード !!何に使うか  [[アストラル・システムとの接触]]や、[[神聖言語]]に接触した[[キャラクター]]が得る[[神聖言語イメージ]]を表現し、処理するためのカード。  神聖言語との接触では、キャラクター側から働きかけなくても、神聖言語の方から超自然的な影響力がキャラに及び、神聖言語イメージを垣間見ることもある。  基本的には、[[アストラル・システム]]に接触したキャラが、人間の認知能力では整理をつけ難い情報の奔流を、脳裏で一挙に感知した状態を表現するために使う。 !!用紙  5×5の魔方陣から、四隅を除いたような構成の、21のマス目からなる。  用紙は[[APPENDIX]]に掲載されている。また、より小さなサイズのブランクカードは、[[ルールブック]]の[[公開情報]]、p.113にも掲載されている。  いちいちコピーをとるのが面倒な人は、ワードやエクセルで、ブランクカードの表組データを自作して、必要に応じてプリントアウトしていく手もある。  ハガキ大のカードにプリント・アウトすると手頃だと思われる。  あるいは、A5やB5のシートに2面が入るようにデータを組み、プリントアウト後に半裁していってもいい。 !!使い方  [[アストラル・システムとの接触]]をしたPCの担当プレイヤーは、最初の判定に成功すると、記入された神聖言語メッセージ・カードを受け取る。  カードに記された[[神聖言語イメージ]]は、[[アストラル・システム]]との接触で、PCの脳裏に流れ込んだ心象イメージのようなものを現す。  普通は、GMに、メッセージの意味を尋ねても、ストレートな回答は帰ってこないだろう。  GMの方針にもよるが、原則として、プレイヤーは受け取ったカードを他のプレイヤーに見せない方がいいだろう。  GMも、カードを2つ折りにして渡していくと、特に断らなくても、ほとんどのプレイヤーは他のメンバーにみせようとしないらしい。  カードを受け取ったプレイヤーは、担当PCが、神聖言語イメージにどこまで対抗できたかの判定を連続することになる。 !!運用例  例えば、崩壊する遺跡や、高Levクリーチャーの出現、[[オーパーツ]]の暴走に伴う天変地異など、クライマックスに想定している危険の予兆を、オーパーツや、神聖言語に能動的接触を試みたPCに限って、[[神聖言語イメージ]]で示していく、という使い方もある。  あるいは、GMのマスタリング方針にもよるだろうが、神聖言語イメージを「シナリオの重要な背景情報を、わざとわかりづらく錯綜させてプレイヤーに示す」ものとして扱う、使い方もある。  考え方は、いろいろあるだろうが、神聖言語イメージを得なくても、ミッション達成には支障はないが、もし、神聖言語イメージを得ると、背景の謎解明に近づく大きな手がかりを得られる、あたりが基本的なさじ加減の1種と思われる。  チップス(ちょっとしたコツ)としては、シナリオ・メイクのときに、21マスすべてを文字で埋めた、比較的分かり易いカードを用意しておき、セッションの展開や、プレイヤーのアプローチ、判定の達成値などに応じて、適宜、文字を抽象記号に置き換えていく、という手法が結構便利だ。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典道具編]] !活用や検討 !!活用 !!検討 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで) ----