{{toc}} !小カフカス山脈 しょうカフカスさんみゃく (Lesser Caucasus Mountains) 暫定版 !記事内容追加調査中の暫定版です !PCが予め知ってていい情報  「小カフカス山脈」は、[[南カフカス地方]](ザカフカジェ地方)の西部から中部に渡る山地。  その範囲は、論者によってまちまちで、広義には[[アルメニア山地]]の北部を指し、[[トルコ|トルコ共和国]]と[[アルメニア|アルメニア共和国]]領に渡る[[アララト地方]]も含む。  おそらく、現在もっともよく用いられる用法は、トルコ領北東縁からグルジア領南西部を経て、アルメニア領東部から[[アゼルバイジャン|アゼルバイジャン共和国]]領南西部に渡り、アルメニア山地の北縁を縁取っている、いくつかの山地、山脈の連なりを指すものだろう。  グルジア領内中西部で、[[スラム山地]]を介して、[[大カフカス山脈]]に接合している。 '''【参照地図】''' *[[Georgia|http://go.hrw.com/atlas/norm_htm/georgrep.htm]]([[HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS]]) *[[Caucasus|http://www.history.upenn.edu/coursepages/hist086/material/caucasus.gif]]{{br}}(カフカス地方地図,[[DEPARTMENT of HISTORY|http://www.history.upenn.edu/]],UNIVERSITY OF PENNSYLVANIAの[[ORIENTATIONS|http://www.history.upenn.edu/coursepages/hist086/material/slideshow2.htm]]) !追加情報  小カフカス山脈の定義は、論者によってまちまちだが、ここでは「アルメニア山地の北縁を縁取っている山地郡」を踏まえた説明をする。  小カフカス山脈は、西端では黒海間際まで迫り、[[グルジア|グルジア共和国]]領内で[[アジャラ自治共和国]]の領域を縁取っている。  中部では、南側に[[サムツヘ地方]]、[[ジャワヘティ地方]]の山岳地帯を擁している。中部北側で[[スラム山脈]]に連なり、[[大カフカス山脈]]との間の谷あい地にグルジアの首都[[トビリシ]]が位置している。  西部と中部の小カフカス山脈が、最も狭義の定義に相当する。  小カフカスの東部は、[[アルメニア|アルメニア共和国]]領北部から[[アゼルバイジャン|アゼルバイジャン共和国]]領南部に渡り、アゼルバイジャン領内で[[クラ・アラクス低地]]の西縁に面している。この地域では山脈の縁辺は比較的緩やかに低地へ連なっていくほか、[[イラン|イラン=イスラム共和国]]領の[[東アゼルバイジャン県]]との間は、アゼルバイジャン側に標高200〜500m程度の平坦な谷あい地が開けている。  最も広義の定義では、アララト地方やアルメニア領内の山地のほとんども含まれてしまう。(こうなると、日本語の感覚では「山脈」と言うより「山塊」と言いたくなるが、欧米語表現では、どちらにしろ“mountains”で一括りになる) !GM向け参考情報  小カフカス山脈西部では、グルジア領内でメスヘティ山脈を取り囲むように山岳道が布設されていて、2箇所でトルコとの間の国境ゲートにアクセスしている。他に、メスヘティ山脈の中ほどで鞍部を南北に縦断した山岳道が、山脈を取り囲んでいる南側と北側の自動車道を繋いでいる。  山脈中部では、[[スラム山脈]]をグルジアで1番長い自動車道トンネルが貫通。中東部では[[大カフカス山脈]]との間の渓谷を自動車道と鉄道が通って、首都[[トビリシ]]に至っている。  山脈東部では、2006年現在アルメニアが実効支配している地域内で東部山脈を囲むような山岳地方道が敷設されている。また、イランとアゼルバイジャン、及び、アルメニアとの国境沿いに国際鉄路も敷設されている。ただし、2006年現在、これらの交通路はアゼルバイジャン側、アルメニア側の双方で通行が遮断されていると想定。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]]{{br}}⇔ [[アジア州のランド・マーク]] !!関連項目 *[[カフカス地方]] *[[カフカス山脈]] *[[大カフカス山脈]] *[[スラム山脈]] *[[南カフカス地方]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Lesser_Caucasus]]{{br}}[[Wikipedia日本語版:カフカス山脈]] !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイディア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) *小カフカス山脈の範囲について、不確かな点がありましたので、記事各所に追加調査にもとづいた補訂をかなり加えたうえ、記事を「暫定版」としました。(2006年3月3日) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}