{{toc}} !ヴィシェグラード・グループ (簡易版) :'''英語表記''':Visegrad Group !簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。 !PCが予め知ってていい情報 *「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。  「ヴィシェグラード・グループ」は、[[東ヨーロッパ]]の4カ国、[[スロバキア共和国]]、[[チェコ共和国]]、[[ハンガリー共和国]]、[[ポーランド共和国]]が結成している経済協力同盟。「ヴィシェグラード4」とも。  ヴィシェグラード・グループ加盟国は、[[ソ連邦|ソヴィエト連邦]]構成国ではなかった[[東欧|東ヨーロッパ]]の旧社会主義国の内、市場経済への転換以前から、産業や市民層が、比較的発展していた国々だった。(強いて言えば、チェコ=スロバキア内でスロヴァキア側は後進地域だった)  !やや詳しい情報 *「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。  1991年に、ハンガリー首都[[ブダ=ペシュト]]から遠くない古い町[[ヴィシェグラード]]にて、[[チェコ=スロバキア]](当時)、ハンガリー、ポーランド3カ国の首脳が会合を持ち結成された。その後、チェコ=スロバキアは、チェコとスロバキアとに分離したが、両国ともグループへの加盟を継続。「ヴィシェグラード4」の通称も生まれた。  毎年6月に交代する輪番制で議長国を持ちまわり、大学院での研究者を対象にした奨学金基金運営、エネルギー問題の専門家による共同政策検討グループの常設、などをおこなっている。  常設事務局は、スロバキアの首都[[ブラティスラヴァ]]に置かれている。  経済協力同盟とは言っても、エネルギー開発、効率的な活用、エネルギー安全保障などの面での協力関係に重点が置かれている。  結成当時、ヴィシェグラード・グループの加盟国はいずれも[[EU(欧州連合)]]への加盟予定が決まっていた状態だったので、グループは「EUの待合室」と、からかい半分の通称で呼ばれもした。  皮肉めいた表現はともかく、隣接国で協力しあって、市場経済への転換を、より少ないトラブルで進めよう、との意図、EU諸国との経済関係、外交関係を連携して強めていこう、との意図はあったようだ。  その後、4ヶ国は2004年5月にEUに同時加盟している。  ちなみに、チェコ、ハンガリー、ポーランドは1999年に[[NATO(北大西洋条約機構)]]に加盟、スロバキアも2004年に加盟している。 !さらに詳しい情報 *「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。  ハンガリーのヴィシグラードは、さほど大きな町ではないが、14世紀に王宮が置かれたこともある古い町。「地上の楽園」とも呼ばれる。  実は、“ヴェシグラード・グループ”は、14世紀なかばに、当時のボヘミア王国、ハンガリー王国、ポーランド王国、さらにルクセンブルクの宮廷の間で持たれた会議があった。オーストリアのウィーンを経由しない新たな通商交易路の開発と保護とが合議された。1335年の会議では、同盟のようなものは結成されなかったが、1339年には2度めの会議も持たれた。  現在のグループの名は、この歴史上の会議から名を採った、と言われている。 !GM向け参考情報 *GM向けの補足情報、[[マスタリング・チップス|チップス集]]、[[アイデア・フック]]など  「増補待ち」 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[国際関係の関連用語]] !!関連項目 *[[スロバキア共和国]] *[[チェコ共和国]] *[[ハンガリー共和国]] *[[ポーランド共和国]] !!資料リンク *[[Wikipedia英語版:Visegrad Group|http://en.wikipedia.org/wiki/Visegr%C3%A1d_group]] *[[Visegrad Group|http://www.visegradgroup.eu/main.php]]{{br}}(オフィシャル・サイト) !活用や検討 !!活用 *このページの記事を踏まえた、[[アイデア・フック]]、使ってみた[[シナリオ]]、セッション・レポ、などなど {{comment}} !!重要な改訂の情報 *内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。{{br}}(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要) {{comment}} !!検討 *このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます) {{comment}}