!白ナイル (White Nile) !PCが予め知ってていい情報  「白ナイル」は、[[北アフリカ]]の東部で、[[スーダン共和国]]領南部の大湿地帯([[サッド]])の内を北流した後、[[青ナイル]]と合して、狭義の[[ナイル川]]本流をなす河川。川水が白濁していることが、呼称の由来。  源流は、[[ウガンダ共和国]]と[[コンゴ民主共和国]]との国境線上に位置する[[アルバート湖]]から流出する[[アルバート・ナイル]]。 !追加情報 :'''小辞典版推奨判定''':「情報+知性 目標値10〜12」 ::'''やや詳しい情報''' 厳密には、[[サッド]]内の北部に位置する[[ノー湖]]よりも北の流れが白ナイル。ウガンダ - スーダン国境部の山地からノー湖までの流れは、[[バハル・エル・ジュベル]](山の川)と呼ばれる。また、現スーダン共和国の中南部の白ナイル流域には「[[白ナイル県]]」も設けられている。 :: バハル・エル・ジュベルや、サッド内で合流する幾つかの河川も含めてが、広義に「白ナイル」と呼ばれることも多い。また、さらに上流の[[アルバート・ナイル]]や[[ヴィクトリア・ナイル]]までを「白ナイル」に含めることもある。 :'''小辞典版推奨判定''':「生存+知性 目標値10〜12」、「情報+知性 目標値12〜14」 ::'''やや詳しい情報''' 狭義の白ナイルの川長は、1930kmほど。川幅は200mほどとされるが、6〜11月頃の雨季には一縁が冠水するので、見た目ではどこまでが川なのか不分明になる。 :: [[サッド]]に水が滞留した後、乾燥地帯を流れる内に蒸発もするので、流水量は少ないが、かなり一定している。下流ナイル川ののべ水流の8割は、白ナイルが供給している、とも言われる。 :: 一帯は、高温多雨の熱帯気候で風土病が多い他、野生のワニやカバなどが棲息。(野生のカバは大変気の荒い野獣である) '''【参考】''' *[[スーダン共和国地図|http://www.ncm-center.co.jp/tizu/suudan.htm]] ([[ナゴヤ建機センター|http://www.ncm-center.co.jp/]]の[[世界の国々|http://www.ncm-center.co.jp/sekai/toppage.htm]]) !GM向け参考情報 !!交通路  白ナイルを使った水運は、下流からスーダン南部の[[ジュバ]]市まで、中形の河川用船舶が通航。ただし、雨季に増水した後数ヵ月は滞りがちになる、と想定。  カヌーなどの小形舟では、ジュバからさらにウガンダとスーダンとの国境部までの遡行が可能。 !!!流域の交通路  「[[サッド]]」の項を参照のこと。 !!別称類  アラビア語による正称「バハル・エル・アビヤド」。 !リンク *[[小辞典]]{{br}}⇔ [[小辞典ワールド編]]{{br}}⇔ [[ランド・マーク]] !!関連項目 *[[サッド]] *[[バハル・エル・ジュベル]] !!資料リンク *[[白ナイル|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%B7%9D]]([[ウィキペディア|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8]]) !活用や検討 !!活用 !!検討 *検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで) ----