魔術技能

　「魔術技能」は、「ブルーローズ」のキャラクターに設定される24種の技能の１つで、山羊座の技能。

　「魔術＋知性」の判定方式を「魔術に関する知識の有無」や、「魔術的な見地からの出来事の解釈」をする判定に用いる。（ルールブック、p.62）

　「魔術+意志｣の判定方式は、「異常との遭遇判定」に用いる。

　魔術技能の技能値が高くても、特技?を取得していないキャラクターは、魔術を行使できない。魔術の特技は、特定の運命によって有資格のキャラクターしか取得できない。

ルールの検討

　「魔術技能」の技能値自体は、魔術関係の知識の量や、物事についての魔術的な理解に秀でているかどうかを示す。

　特技との関係は、知識量が不足するキャラクターは、正しく術式を行使できない可能性が高くなる、と解すと、運用し易い。

　魔術系特技を取得できないキャラクターでも、技能値が高ければ、魔術知識が豊富なキャラや、魔術関係の情報を入手し易いキャラになる。この類のキャラは、「ブルーローズ」のセッションでは有利に振舞える局面が増える。（もちろん、シナリオやマスタリングの方でも、そのイニシアティヴを活かせるような工夫をしていく必要はある）

基本

　ルールブックに見られる用例。

「魔術＋知性」判定

• オカルト的な事柄についての知識を持っているか？　の判定。（ルールブック、p.62）
• ＮＰＣのみに可能な儀式魔術?の執行判定に使う。（ルールブック、p.115）
• 呪文術?の特技を行使する場合の判定。（ルールブック、p.114）

「魔術＋意思」判定

• 超自然的な出来事に直面したとき、パニック状態に陥るかどうかを決める異常との遭遇判定に使う。（ルールブック、p.62、107）

「魔術＋直観」判定

• ＮＰＣのみに可能な儀式魔術?の執行判定に使う。（ルールブック、p.115）

「魔術／言語＋知性」判定

• ＮＰＣのみに可能な儀式魔術?の執行判定に使う。（ルールブック、p.115）

応用

　ルール準拠、ないしは順当な適用で、ルールブックに用例の見当たらない使い方。

　部分的なルールの拡大解釈も含んだ応用例。

　「ハウス運用」との区別は、他のルールや、ゲーム運営、ゲーム・コンセプトも考慮して判断するといいでしょう。

• ハウス・ルールは、増えたら積極的に別ページに分けてくといいように思います。

◎◎を処理するハウス・ルール

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ルール編

関連項目

• 技能
• 行動判定
• ダイス・ロール

活用

このページの記事内容についての検討

• 検討の項は記名記入を推奨（無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで）