特性
特性
発案者:周防(記入者:ペナルティ)
【特性】の特殊ルールは、周防さんの考案によるものです。
許可を戴き、当項目の暫定的な作成はペナルティが行ないました。
また、掲載にあたりまして、
過去数回でのセッション使用に際して、質問が出た個所の補足や、
運用上、宣言をするタイミングの簡易な目安を追記いたしました。
この表により何らかの不都合が生じた場合の責任はペナルティに属します。
なお、流動的なルールですので、調整・修正・変更が生じる場合もあります。
特殊ルール全般にいえることですが、念のため。
【特性】ルールの使用と選択をGMが提示していないセッションでは、
この特殊ルールが用いられることはありません。
特性
【特性】のルールの使用をGMが明記したセッションの開始時に、
以下の中から、PCの性格や技能を考えて1つの能力を選択します。
セッション中、それぞれ固有の「回数」まで使用できます。
使用を宣言する目安は、「宣言」に記載されたタイミングです。
1.接近物理攻撃系
【一騎当千】
回数:2
宣言:行動発表
効果:《なぎ払い》時に、その攻撃力と追加ダメージが+2。
【刺殺】
回数:2
宣言:打撃ロール
効果:ソードもしくはスピアで使用。
命中が確定した後に発動するかどうかを選択できます。
打撃ロール1回目のクリティカル値が−3。
【渾身】
回数:1
宣言:行動発表
効果:行動順位0で《強打》を行なう際に使用できます。
《強打》自体の効果に加えて、
攻撃力と追加ダメージが+2、クリティカル値が−1。
【吹き飛ばし】
回数:2
宣言:行動発表
効果:近接攻撃に《体当たり》の効果を追加できます。
もしくは《体当たり》の追加ダメージと転倒判定目標値決定の際に
筋力ボーナスに+2のボーナス。
【双頭の龍】
回数:2
宣言:行動発表
効果:《両手による攻撃》で使用。
攻撃力が+2、
両方とも命中した時のみ両方のダメージの確実性を2倍。
【苛烈】
回数:3
宣言:行動発表
効果:《強打》によって敵を怯えさせる、ないし警戒させます。
《強打》された敵は命中の成否に関わらず効果を受けます。
次ラウンドの最後まで移動不可、能動的な行動に−2の修正。
2.遠隔物理攻撃系
【魔弾】
回数:2
宣言:行動発表
効果:射撃もしくは投擲で使用。
攻撃力が+4、追加ダメージが+1。
《複数投擲》の場合、その全てに適用されます。
【出足狙い】
回数:3
宣言:行動発表
効果:射撃もしくは投擲で使用。
敵の攻撃の命中判定の直前に矢弾を放つことで、
その行動をキャンセルさせます。
この行動順位は、使用者の本来の行動順位より優先されます。
【影矢】
回数:2
宣言:行動順位0
効果:射撃で使用。
射撃を行なったラウンドの行動順位0で、再度射撃を行なえます。
二度目の射撃に対し、敵の回避の達成値は−2されます。
一度目の射撃自体が行動順位0だった場合も使用できます。
3.魔法攻撃系
【断罪の一撃】
回数:1
宣言:発動判定
効果:“フォース”の魔力を+4。
【暴走する魔力】
回数:2
宣言:行動発表
効果:魔法ダメージの打撃力を+10、魔力を+1。
術者自身も、ダメージ減少できずクリティカルしない打撃力0の
ダメージを受けます。
【魔素の導線】
回数:2
宣言:行動発表
効果:接触距離で呪文をかける際に使用。
達成値が+4、打撃ロール1回目のクリティカル値を−3。
【破邪の祈り】
回数:3
宣言:発動判定
効果:魔神・アンデッド・魔法生物に対しての呪文の魔力を+2。
ファリス信者のみ。
【決闘】
回数:1
宣言:戦闘開始前
効果:ファイターとプリーストの技能レベルが+1レベル。
技能を修得していない場合、一時的に上記の技能を得ます。
ただし、名乗りを上げた上での、一対一の戦闘に限ります。
この効果は戦闘終了まで継続します。
マイリー信者のみ。
4.防御・補助系
【暴風の同行者】
回数:2
宣言:行動発表
効果:両手武器のみ。
武器を振り回し、使用者及び接敵距離内に対する飛び道具を無効化します。
(両手武器を装備している限り)他の行動と併用することもできます。
この効果は使用ラウンドの終了時まで継続します。
【神速の癒し手】
回数:3
宣言:行動発表
効果:行動遅延の“キュアー・ウーンズ”で使用。
もしくは行動無し(警戒など)の状態でも使用可能。
術者以外の者がダメージにより気絶した場合、その同じ行動順位で治癒できます。
静止移動距離内であれば、精霊魔法“ヒーリング”でも使用可能。
瞬時に治癒された対象は、気絶によって転倒したり武器を手放したりしません。
【俺に構わず!】
回数:1
宣言:自分以外が攻撃を受けた瞬間
効果:静止距離内の仲間を、物理攻撃から庇います。
基準としては、組み合い状態の場合に誤撃する可能性があるかどうかを用います。
攻撃の対象は自動的に使用者へと変更され、使用者は回避を行なえません。
それが近接攻撃だった場合は、更に即座に《組み合い》状態となることを選べます。
敵の攻撃で使用者が気絶した場合も、敵を転倒状態とすることができます。
【頑強】
回数:2
宣言:ダメージを受けた瞬間もしくは抵抗判定
効果:生命力もしくは精神力に受けたダメージを2点減少させます。
或いは、一回の抵抗判定に+4のボーナスを得ます。
回数を2消費すれば、4点減少または+8ボーナスとして累加できます。
【壁】
回数:2
宣言:行動発表
効果:両手武器のみ。
接敵状態の敵を離脱させず、攻撃を自分に集中させます。
発動させたラウンド中の防御レーティングを+15。
(両手武器を装備している限り)他の行動と併用することもできます。
5.特殊系
【生命に代えて】
回数:∞
宣言:精神力を消費する行動の直前
効果:生命力を任意の点数だけ消費して、1点ごとに精神力3点を回復します。
これによって得た精神力を即座に使うことも可能です。
使い魔の生命力を利用することはできません。
この能力で消費した生命力は、セッション終了まで回復できません。
【不屈】
回数:2
宣言:−
効果:生命力0以下で気絶した後に自動的に発動します。
ファイター、シーフ、レンジャーのいずれかの技能レベルを+1できます。
この効果は複数回発動すると累積します。
この効果はセッション終了まで継続します。
【幻惑の舞踏】
回数:3
宣言:行動発表
効果:《接敵離脱》が発生せず、自分の行動順位で任意に移動できます。
敵陣や前衛をすり抜けることも可能です。
【我が身諸共】
回数:1
宣言:行動発表
効果:近くに断崖などがある場合、行動として、接敵者と共に落下できます。
【策士】
回数:2
宣言:いつでも
効果:何らかのアイディアを出した時に、ある程度の無茶をGMが容認します。
【幸運】
回数:3
宣言:判定失敗
効果:戦闘行動以外の判定の失敗を成功に変えることができます。
命中判定、回避判定、抵抗判定、発動判定には適用されません。
【経験の妙】
回数:3
宣言:判定
効果:攻撃や軽業などの1回分の判定の際、該当する任意の技能レベルの代わりに
冒険者レベルを代用できます。
攻撃の場合は命中判定と打撃ロールを別々の1回の判定と見做す点に注意。
更新履歴
2007/06/12
・【暴風の同行者】修正。
キーワード:
参照:[特殊ルール] [特性]