上古の魔術師、"幻想旋律者"コルネーリオ・フリッパーグの遺す魔方陣。{{br}} 理解魔方陣と呼称されるこれは、直径にして2メートル程度の円から成る魔方陣である。{{br}} 円の周囲には、上位古代語が描かれており、それは全て抽象化された呪歌の歌詞となる。{{br}} 此の上に立ち、特定のコマンドワードを唱えることにより、魔方陣の魔力を発揮することが叶う。{{br}} 理解魔方陣の魔力とは、コマンドワードを唱えた対象へと、呪歌の歌詞と旋律を刻み込むものである。{{br}} 呪歌は現在では遺失されたものが多く、また、器楽心得を持たぬ者にも、演奏と旋律を、そして歌詞を刻み込むのだ。{{br}} 魔力を発揮すると、魔方陣に描かれた上位古代語は光の粒となって剥離し、対象へと吸い込まれる。ある種幻想的とも映るだろう。{{br}} 尚、一度魔力を発動した理解魔方陣の上位古代語は消え失せ、再度の発動は行えない。{{br}} {{br}} <発案者:向井>