西部に伝わる、たわいない民間伝承。いつも綺麗に家の掃除をする良い子は、一年で一番長い夜…つまり冬至の夜、家に住む妖精から素敵なプレゼントがもらえる。純粋な心を持つ子供にしか見えないらしい。妖精へのお礼としてミルクを小さなカップに入れて台所に出しておくのが慣わしである。{{br}}{{br}}  この伝承にちなんで、親が子の寝静まったころこっそりと枕元の靴下の中にプレゼントを入れておく習慣がある。しかし仕事が忙しかったり遠方にいて届けられなかったりする親も少なくない。そのため、親の承諾の元、家に忍び込んでプレゼントを置いてくるのが初心者冒険者に与えられる毎年恒例の仕事とされている。──三角帽子をかぶって。 <発案者:ステイシス>