リファール賢者の学院の書庫にある古い書物のお話{{br}}{{br}}  古代王国期、ある所に猫が好きで好きで崇め奉っている魔術師がいました。同じ町には犬が好きで好きで犬狂いと呼ばれている魔術師がいました。{{br}}  どちらからか分かりませんが二人の魔術師は互いのあがめている動物こそが至高の存在であると主張しました、勿論両者とも譲ることはありません。冷ややかな目で見つめる親類や同僚を他所に二人は己の信仰を相手に認めさせるべく戦いを始めたのです。{{br}}  その戦いは何年にもわたって繰り広げられたとその書物には記されています。しかし、この戦いの決着はつくことなく二人の狂信者は世を去ってしまいました、自らの知識を動員して作り上げた遺跡を残して・・{{br}}  最近、犬狂いの魔術師の遺跡が一つ学院により発見されました。しかしこれだけではないでしょう。どこかにまだ・・・恐るべき猫と犬の魔術兵器が眠っているのです <発案者:キョウジ>