!星の降りてくる大樹  その梢は星々の世界にとどき、  枝さきは太陽の熱に焦げ、風をはらみ、  北陸の主峰を根方につらねる、  そんな大樹があった。  数々の精霊がその幹にそってこの地に降り立ち、数多の英雄がその幹を上って空を目指した。  その根元には上のエルフたちが街を作り、名を持つものたちはこぞってそこで星の世界との交易を行なった。    だが、今。北陸にその木はない。  四方王の大戦、七騎士の一柱、“野火”がこの大樹を燃やし、その幹をへし折ったのである。  “老爺”が東西に英雄を募り、“大覚”が縁起を説き、“殺手”が竜と人食う獣を打ち払ったあとも、大樹がもとに戻ることはなかった。 !目的 *D&D4thを先行的にプレイし、習熟する。 *後でまとめ、(サプリメントなどとして)作品化する事を前提に準備、セッション、仕上げを行なう。