{{toc}} !キャラクター作成  狂奇年代記におけるPLの分身、PCは以下の手順で作成される。 !!ステレオタイプかオリジナルか  キャラクターの作成法には、以下の二通りがある。 :ステレオタイプ:あらかじめ用意されたデータに、個人情報を付加して作成する。簡単に始められる。 :オリジナル:能力値の配分やトラウマの設定など、一から全てを作成する。自由にキャラクターを作れる。 !!共通手順 個人情報の設定 キャラクターの名前、性別、性格、外見、その他諸々の設定を考え、[[キャラクターシート]]に記入する。 この段階ではデータ的な意味は持たないが、これからキャラクターを作成するための、重要な根幹となる。 !!ステレオタイプ あらかじめ用意されたステレオタイプのデータから、ひとつを選ぶ。 その内容を[[キャラクターシート]]に記入する。 ステレオタイプと整合するように個人情報を修正したら、作成は終了である。 !!オリジナル オリジナル作成は、次の手順で行う。 !!!能力値の配分。 初期ポイント'''3点'''を、'''【陽気】''''''【陰気】''''''【均力】'''に割り振る。 最小値は'''0'''、最大値は'''2'''である。 !!!クランの選択 クランとは、キャラクターが属する、奇特能力の一分野を表す。 '''憑キ人'''、'''巷説神群'''、'''腐天使'''それぞれにみっつ、合計九つのクランがある。 クランを選択したら、クランごとの能力値修正だけ、【陽気】【陰気】【均力】を上昇させる。 また、クランの属する大分類と、クランそれぞれに記された小分類のデータを、[[キャラクターシート]]に書き写す。 !!!トラウマの記述 そのキャラクターが心に抱える傷、トラウマを[[キャラクターシート]]に記入する。 トラウマは最大で'''みっつ'''まで記入できる。 その際、[[ブラッド一覧]]からひとつ、トラウマの内容を選択して良い。 ただし、設定されたトラウマからは、次の手順で、'''ひとつ以上のメタファーを抽出しなくてはならない'''。 !!!メタファーの抽出 トラウマの記述を'''{【番号】:}'''でくくり、メタファーと対応させる。これを'''抽出'''と呼ぶ。 '''{}'''は'''三重まで入れ子にできる'''が、'''交差させてはならない'''。 例えば『父親からの虐待』というトラウマを。 →『{1:'''{'''2:父親'''}'''からの虐待}』 と、入れ子にして抽出できるが。 →『'''{1:'''{2:父親'''}'''からの虐待}』 というように、交差はさせられない。 作成当初のキャラクターは、'''五つ'''まで抽出を行える。 メタファー記入欄の、対応する番号の所に、抽出したメタファーを記入すること。 また、ブラッドを選択した場合、'''抽出箇所とメタファーはあらかじめ決められている'''。 !!!シンボルの入手 メタファーの抽出数が五つに'''満たない'''場合、残った回数だけシンボルを取得できる。 例えば、抽出を三回で終えた場合、シンボルをふたつ入手できる。 [[シンボル一覧]]から、シンボルを選択して、[[キャラクターシート]]に記入すること。 !!!個人情報の調整 最後に、トラウマやメタファーと整合するように、個人情報を調整する。 これでキャラクター作成は完了である。 !奇特能力保持者の共通能力 奇特能力保持者のキャラクターは、次の能力を'''必ず'''習得している。 不死  自分は死なないという強い思い込みが、死傷を無効化する。  即死攻撃を受けた時、感情値の上限を-1することで、それを無効とする。  即死攻撃に倍率がかけられている場合、倍率だけ感情値の上限を下げる。 不惑  強烈な自我によって、外からの影響を排除する精神防衛術。  暴走を引き起こす効果を受けた時、感情値の上限を-1することで、それを無効とする。  この効果は任意であり、使わないこともできる。 見鬼  その奇特な力ゆえに、同族に対して共感する力を持つ。  メタファーを目撃するだけで、看破判定を行うことができる。