元力

　世界を構成する“元(エレメンタル)”の力を操作する能力。六つの系統(光学(ルミナス)、電磁(エレクトロニック)、火炎(パイロティック)、疾風(エアリアル)、水雲(アクエリアン)、大地(ジオティック))にそれぞれの正負があり、六統十二元と呼ばれている。

　六統十二元とは星幽界(アストラル)からやってきた六柱の“プライム”と呼ばれる存在と人間の巫女との間にできた十二人の双子、“オリジン”の血統で、汎元殿?と呼ばれる組織は彼ら純血の元力使い、六統十二元の末裔を名乗っている。

　六統十二元の他にも重力(タイタニック)、器物(ピグマリオン)、生物(アニメイト)、現象使い(マスター・オブ・ネイチャー)という新しい元力が確認されているが、六統十二元に属する元力使いの中には彼らを外道扱いし、蔑んでいる者たちもいる。

　また、概念そのものが封印された禁断の元力(虚無(ヴォイド)も存在する。

元力使いの呼称

　元力の使い手はそれぞれ呼び名がある。

光学(ルミナス)

光の運び手(ライトブリンガー)

正の光学使い。光を操って光学迷彩効果を得たり、レーザーで攻撃することができる。

闇の王(ダークロード)

負の光学使い。光を遮蔽する真の闇を作り出して隠密効果を得たり、マイクロブラックホールで攻撃することができる。

電磁(エレクトリック)

雷帝(レクス・サンダラス)

正の電磁使い。電撃を放って攻撃することができる。

閃止公(ブレイク・デューク)

負の電磁使い。物体に流れている電量を停止させることで攻撃する。

火炎(パイロティック)

火炎魔神(ファイアスターター)

正の火炎使い。炎を放って攻撃する。

冬の使者(ウィンターエンジェル)

負の火炎使い。冷気を操って凍結させたり、氷の弾丸を放って攻撃する。

疾風(エアリアル)

風使い(ウィンドマスター)

正の疾風使い。強風や衝撃波を起こすことで攻撃する。

凪の騎士(ミュートナイト)

負の疾風使い。真空で窒息させたり、カマイタチを生むことで攻撃する。

水雲(アクエリアン)

水鏡師(ウォーターメーカー)

正の水雲使い。水の弾丸や、水で相手を溺れさせることで攻撃する。

乾きの主(デューンプリンス)

負の水雲使い。相手から水分を奪い取ることで攻撃する。

大地(ジオティック)

震駭児(アースシェイカー)

正の大地使い。地震、地割れや大地から発生させる槍などで攻撃する。

溶融侯(メルティンマルキ)

負の大地使い。相手を溶かすことで攻撃する。

その他

重力使い(グラビテーター)

重力使い。超重力で押しつぶして攻撃する。

器物(ピグマリオン)

この元力は操る器物によって呼び名が変わる。“(玩具使い(チャイルドプレイヤー)”、“(剣使い(ソードダンサー)”などである。器物を襲い掛からせることで攻撃する。

生物(アニメイト)

この元力は使役する生物によって呼び名が変わる。“(獣使い(ビーストテイマー)”、“(蟲使い(インセクトコーラー)”などである。生物を襲い掛からせることで攻撃する。

虚なる罪人(イレイザー)

虚無使い。相手を消滅させることで攻撃する。

現象使い(マスター・オブ・ネイチャー)

元ではなく現象を操る元力使い。トゥルーバサラでなくとも複数の元力を操ることができる。カムイS☆AR?に記述あり。現在は存在しない。

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