{{toc}} !ダガー Dagger *データは完全版P323 !形状  片手で扱える短い柄に、片刃あるいは両刃の刀身を持つ短剣。様々なデザインがあり、用途も異なる。全長25-50cm。 !史実との比較  英語で短剣を意味するダガーだが、語源はラテン語で「ダキア人の」という意味だとされる。文字通り、ローマ時代ダキア人が使用していた短剣であるが、短剣そのものは文明と共に使用されている。  史実では形状と共に様々な発展を遂げた。 :アンテニーダガー:柄頭(ポメル)が半環になっている。装飾的な意味しかない。切ることにも適した一般的なもの。 :ボロックダガー、キドニーダガー:主に刺突するためのダガー。キドニーには「親切に」の意味があり、瀕死の重症をおった重装甲の騎士を、鎧の上から刺突して止めを刺すのに使われた。 :バゼラード:平行に並ぶ鍔と柄頭が特徴。軍用短剣として有名。 :チンクエディア:幅広の刀身に、たくさんの樋が並び、あるいは装飾された装飾用の短剣。 :イアードダガー:柄頭が耳のような形をしており、ここに親指をかけ刺突した。 :ナイフ:非対称の形をした刀身を持つ短剣。戦闘以外にも他用途に使える。 :スティレット:刃のない、刺突専用の短剣。 !ソードワールドでの運用法  狭いところでの戦闘にも使え、隠し持つこともできるダガーは是非一本もっておきたい。特に、シーフなどは複数持ち、様々なところに隠しておきたい。隠し方としては、上着の裾、ブーツの中、髪に隠す、など色々考えられる。  戦士や騎士も必ず一本もっておきたい。狭いところでの予備武器というのもあるが、瀕死の相手に慈悲の一撃を振り下ろすためである。装飾品でもある。  いずれにせよ、冒険者であれば、戦闘以外にも様々な使用法が考えられる。ナイフ・包丁などもダガーとして処理する。 !メモ !資料リンク *[[一覧:ダガー]] *[[一覧:Dagger]] *[[一覧:ナイフ]] *[[一覧:Knife]] *[[reference:Weapon]] !リンク *[[武器]]