!ウォーハンマー 戦闘用の打撃武器で、金属鎧に高い効果を持つ。ソード・ワールド2.0ではウォーピックの類もウォーハンマーの一種にカテゴライズされている。 !概要 名前の通り工具のハンマーから発達した武器であり、構造もハンマーとほぼ同じである。武器として扱うには[[メイス]]や棍棒よりやや扱いにくいが、ヨーロッパでは13世紀頃から標準的な打撃武器として普及していく。 当初は歩兵が対騎兵用に使用する長柄武器として登場するが、やがて騎士達の補助武器、もしくはメイン武器として柄が短くなったものが登場していく。 他の近接武器と同じく銃器の発達とともに廃れていくが、東欧諸国やロシアではその後も補助武器として使用され続けられた。 !ソード・ワールド2.0での性能 状況を選ばずオールマイティに使用できる武器である。相手が固い金属の鎧に覆われていても、衝撃を弱める軟らかい身体をしていてもクリティカルする上にメイスよりもクリティカル値が低いので、高いダメージを期待できる。 欠点としてはどの武器でも命中率が−1〜−2されてしまうので、まともに使う為には命中率アップは欠かせない。 !2.0に登場するもの :Bランク: ::ピック・・・・・・片手で使用する小型のつるはし。 ::ウォーハンマー・・・・・・全長1mほどの戦闘用ハンマー。片手で使用可能。 ::マトック・・・・・・工具の一種で戦闘には向かないが、高い威力を持つ。 ::黄金のマトック・・・・・・魔法が掛かったマトックで、構造物破壊の際に活躍する。 :Aランク: ::ウォーピック・・・・・・戦闘用に作られたピック。 ::ギザルメー・・・・・・全長3mにもなる大型のハンマー・・・・ではなく、本来は鎌状の刃物にスパイク型の槍先を取り付けた武器でハルバードに似た使い方をされた。なぜ、ウォーハンマーなのか・・・・謎である。 多分ラクシアではウォーハンマーの一種として進化したものだったんでしょう。 細かい事気にしたら負け。 ::ベク・ド・コルバン・・・・・・カラスの嘴を意味する両手持ちのウォーピックで、高い威力を持つ。 ::トロールハンマー・・・・・・アゴウ重鎚破闘術の流派武器で、トロールが使用するような巨大なハンマー。 :Sランク: ::チェカン・・・・・・全長50cmほどの鎌に似た武器。扱いは難しい。 ::ベク・ド・フォコン・・・・・・鷹の嘴を意味するウォーピック。形状は上記のベク・ド・コルバンとほぼ同じである。 ::ヘビーアンカー・・・・・・巨大な錨型のウォーハンマーで、自在に振り回すには高い筋力が必要である。 :SSランク: ::イヴェルシオ・・・・・・螺旋状のウォーピック。投擲も可能(==でも射程が・・・==エラッタでちゃんと射程つきました)。 ::ローゼンハーケン・・・・・・薔薇の意匠が施された大型のウォーハンマー。威力はヘビーアンカーに譲るがクリティカル値が低く一撃必殺が狙える。 ::ガイアクリーヴァー・・・・・・全長3m超の巨大ハンマー。かなりの高筋力を要するが、その威力はダイナストに次ぐ(期待値的にはむしろ上回る)。