!ハイパー・トンネルズ&トロールズ とは 略称[[HTT]]。1991年に[[社会思想社]]から刊行された拡張ルール。その後、1994年に[[角川書店]]から日本のローカライズ・ルールとして再刊行される。 いずれもデザインは[[清松みゆき]]と[[グループSNE]]。これは[[T&T|http://hiki.trpg.net/TnT/?TunnelsAndTrolls]]の翻訳を[[グループSNE]]が行っていた経緯によるものである。 ハイパーバーサーカー戦闘、武闘家、僧侶、怪盗といった追加職業、魔法の系統分化などルール的な改正を大胆に行い、[[ドラゴン大陸]]というオリジナル世界観を提供した。反面、[[T&T|http://hiki.trpg.net/TnT/?TunnelsAndTrolls]]の「ごちゃ混ぜの混沌とした世界観」や「ギャンブルな判定」「タチの悪い冗談」「数の暴力」といった他に例を見ない特色が弱まってしまった。 !役割 !!HT&T :戦士:魔法の能力は欠くものの、武器を持った戦闘では抜群の能力を誇ります :盗賊:魔術師の魔法と、呪術師の魔法の両方をある程度使え、戦闘もそこそこできます :魔術師:幼いころから魔法の訓練を受けた、魔法のエキスパートです :呪術師:呪い、死人使いなど、やや怪しげな魔法の使い手です :魔法戦士:魔術師の使う魔法と、武器戦闘の能力の両方を持つスーパーキャラクターです :魔道士:呪術師の使う魔法と、武器戦闘の両方の能力を持つスーパーキャラクターです :僧侶:神の力によって、小奇跡と呼ばれる魔法の能力を持つようになったキャラクターです :聖闘士:若干の小奇跡を使える、武器で戦うキャラクターです :武闘家:HT&Tのオリジナル職業(役割)。武器防具に制限を受けるが、成長により素手の攻撃力が向上していくのに加え、'''気'''の力で戦闘能力を高めたりできる。 :怪盗:怪盗系魔法と呼ばれる特殊な魔法の能力を持つキャラクターです !ルール用語 !!HT&T :ハイパーポイント:ヒーローポイント :カウンター・セービング・ロール:片方の行動が成功したかどうかだけでは判定できない状況を解決するためのSR。相手の成功したSRレベルに対してSRを行う :スキル:技能 :ハイパーバーサーカー戦闘:HT&Tのみの、バーサーカー戦闘をさらに発展させた戦闘オプション。ゾロ目が出た際、ゾロ目の個数+1個を振り足せる。このため、なかなかゾロ目が止まらず、時として振るサイコロの数が増える事すらある。そのカタルシスは、他のTRPGではなかなかお目にかかれない。戦士しかこの戦闘オプションを使えないので、戦士をやってて良かったと思える瞬間。 :渾身の一撃:HT&Tの戦士用戦闘オプション。一回のヒットを2倍にするが、その次の攻撃はできなくなるので効率が悪い。 :両手に武器を持つ:制限つきで両手に武器を持つことができる :重すぎる武器・防具の使用:必要体力度が足りない武器・防具を、体力度を消費しながら使用することができる :気・効果:HT&Tの武闘家用戦闘オプション。ヒットに1.5倍にし、受けるダメージも半減させることができる。バーサーカー戦闘と違い、その都度使うか使わないかを決定する。 :聖戦士宣言:HT&Tの聖闘士用戦闘オプション。その戦闘の間ヒットが3倍になるなどのパワーアップをするが、敵を倒した後のSRに失敗すると死ぬという、ハイリスクハイリターンなもの。 :攻撃をかいくぐっての攻撃:SRに成功することで、相手のヒットを無効にし、一方的に攻撃する。SR失敗時は逆に、一方的に攻撃される :特殊な部位への攻撃:SRに成功することで、攻撃時に特殊な効果が得られる。(足なら転ぶなど) :峰打ち:相手を気絶させる攻撃 :武装解除:相手の武器を落とそうとする攻撃 :攻撃をかいくぐっての魔法:敵の通常攻撃をSRで回避して、魔法を使用する :呪術師系魔法:死人使いなどの、やや怪しげな魔法で構成されている :僧侶系魔法:小奇跡と呼ばれる神の力。 :怪盗系魔法:目くらましや、手品のようなことが可能。 :シンボル:僧侶のための魔法の杖 !!HT&T追加 :杖魔法:魔法の杖にかける魔法 :召喚魔法:動物や怪物を召喚する魔法 :地域魔法:各大陸で独自に開発された特殊な魔法 :薬剤術:薬剤を使用して魔法同様の効果を得る術 !リンク *[[商品紹介]] *[[小辞典]] *[[wiki:HyperTunnelsAndTrolls]] *[[en:HyperTunnelsAndTrolls]] 英語