人々 -月夜埜市に生きる裏世界とは直接関係のない人々-
普通の人々
とはいっても、犯罪者もいるし、いろいろいる。あくまで異能がらみの裏世界との関わりを直接持っていないだけで、それが善良であるとか幸せであるとかを全く意味しない。
というか、月夜埜綺譚はそういうやり方による“日常ってすばらしい”を指向していないことを注意。月夜埜綺譚における日常は、生活であり、生活という意味での苦さと束縛が十分に存在するものであり、同様に人物を作り出す基礎であり、人物の持つ権力でもある。月夜埜綺譚の背景で流れている異能者の暗闘は、日常を生きる人々の生活に比べればある意味で気楽なものだ。
もちろんそれは見方の問題であり、立ち位置の問題でもある。そして、その立ち位置自身が揺らぐこと、そのものが多く月夜埜綺譚で扱われる事件で発生することである。
まあこのへんは“いわゆるひとつのテーマ性”というやつだから、話半分に聞いてね(笑
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参照:[続・月夜埜綺譚 開発ノート]