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囲連星

囲連星

囲連星(いれんせい)は、碁盤と碁石を使って行うボードゲーム。 七目並べと囲碁が複合されたルールとなっている。

1987年、東陶基と伊田正規の対局中に生まれ、2005年に日本囲連星協会が設立される。

ルール

2人の対局者がそれぞれ黒、白の珠を持ち、囲連星盤の交点に交互に打っていく。 先に縦・横・斜めいずれかに七連を作った方が勝ちとなる。 ただし囲碁のルールも踏まえており相手の石を囲んで取ることも可能である。

ハンデとして先手(黒)の長連(八連以上)は反則負けとなる。 なお七連を作る本数によって難易度が変わり、一般向けには一本制(七連を一本作れば勝ち)長期戦を楽しみたい場合は 二本制(同様に七連を二本作れば勝ち)などとなっている。 また一定の範囲より外(一・二線)の石は七連にカウントしない。

連珠と異なり必勝法も見つかっていないため、少ない禁手で対局が出来るようになっている。

一本制の特徴

一本制の特徴としては初心者でも簡単に楽しめる事があげられる。 先手が比較的有利、また序盤から既に一手間違うと勝敗に直結する、 手筋がある程度決まっており先が読みやすい、など上級者になると不満が出てくる。 ただ気軽に遊べるため囲連星と言えば一本制が基本となっている。

二本制の特徴

二本制の特徴は序盤にある程度の自由度を持って打てることが上げられる。 また一本制などにあった先手有利も手数が増えることで緩和される上、 先手の長連反則によって打てない場所が出てくるため白有利との見方もある。 なお七連同士が繋がると反則なのでこの点も囲連星の奥深さとなってます。

ゲーム化

創始者である東陶基が自らの私財を投じ、パソコン用のフリーソフトが開発され2006年4月に完成した。 CPU対戦以外にも思考ルーチンをユーザーが作成することが可能となっており、 プログラムが得意な人にも楽しめるゲームとなっている。

プログラムコンテスト

プログラムを作成すると事で最大20万円が協会から賞金として支給されます。 条件は競技者との対戦である程度の強さを示すことが必要となっている。

2006年11月に赤桐雅司作成のAIが対人初級レベルAIを獲得した。

外部リンク

日本囲連星協会
対局例、ルール、過去の大会結果など。
ベクター - 囲連星〜囲碁でも五目並べでもない無料ゲーム〜
囲連星ゲームソフトを無料配布。
囲連星道場
オンライン対局場。

リンク

更新日時:2006/12/28 03:48:56
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参照:[商品情報]