!リプレイ:太陽の馬車 ブルーローズのシステムがもつ魅力を活かしつつ、Webリプレイのもつ可能性に挑戦したリプレイ。2002年春に開催されたブルーローズオンリーコンベンションで行われたセッションを独特な形で書き起こしている。一本で1MBのデータ容量を使用するWebリプレイ。 *[[リプレイ:太陽の馬車|http://www.trpg.net/circle/ragorago/c/rep020303index.html]] !シナリオ:太陽の馬車 21世紀初頭の中近東からイギリスまでを舞台とした長編シナリオ。登場する主な陰謀組織は3つで、必須技能以外に重視される技能は魔術および操縦の2つ。初期作成キャラでも遊べる。また、プレイヤがギリシア神話について多少の知識があるとより楽しめる。 !!アウトライン イギリス本部で依頼を受けてトルコに入り、オーパーツの断片「黄金の円盤」を回収し、陰謀組織の追撃を振り払いつつ移動する。また、円盤の謎を調べていく中で恐ろしい可能性に到達する。そして円盤に対応する「黄金の馬車」にも魔の手が伸びる。 果たして「太陽の馬車」の暴走を回避することはできるのだろうか!? !!オーパーツの解説 「太陽の馬車」は円盤と馬車の二つから構成される。太陽を象徴する馬を招来するための装置であり、制御に成功すれば尽きることのない莫大な熱源を手にすることができる。 紀元前に暴走して、ユーラシアおよびアフリカに異常気象をもたらした(異常気象についてはきちんとした事象として確認されている)。このことはギリシア神話におけるパエトンの物語として伝わっている。 !!登場する陰謀組織 :シュープリーム:新エネルギー源の獲得及び、超高熱源体の制御方法を探究するため馬車獲得に乗り出した。スナップドッグチームとエージェントを複数グループ投入。 :セレスティアルゲート:邪悪な輩に超高位生命体である神馬との接触を許すわけにはいかない、とオーパーツの獲得に乗り出した。神矢徹という名の戦士を投入。 :銀の暁:吸血鬼のグループが「太陽を殺す」という魔術的儀式を果たすことで陽光耐性を獲得しようと争奪戦に参戦。吸血鬼が二名と人狼数名が参加している。 !!シナリオ本編 21世紀初頭を舞台としている。 !!!ステージ1:トルコ シナリオ時点ではEU加盟をしていないため、国境を越えて行動することの問題点を明示する。 !!!!シーン1:アンカラでの攻防 トルコの首都アンカラ、アタチュルク廟の前で円盤を受け取ったまさにその瞬間、シュープリームの部隊がハマーで登場。なんとか街中でのチェイスでハマーの追撃を振り切らなければならない。 !!!!シーン2:イスタンブール トルコ経済の中心地、イスタンブールの財団支部に到着する。陰謀組織の魔の手から円盤を守るために、緊急脱出をしなくてはならない。移動が比較的に容易なEU領域内までの移動ルートの設定が焦点となる。尚、トルコは考古学的物品を国外に持ち出すことが厳しく規制されている。 *飛行機 *船舶 *国際列車 **ギリシア行き **ルーマニア行き (ブルガリア経由) *長距離バス *自動車 箇条書きの上のものほど税関でのチェックが厳しく、下のものほど陰謀組織からの追撃が厳しい。カロン(移動)とアルカード(越境容認)を併せて使用した場合は一切の障害なしにステージ2に移動することができる。 カロンのみを用いれば陰謀組織の追撃を一時的に振り切ることができるが、越境に関する手配は自分たちで行う必要がある。アルカードのみであれば、越境は問題なく可能だが、陰謀組織の追撃は独力で振り払う必要がある。 !!!!シーン3a:ブカレス・エクスプレス車内 国際列車という閉鎖空間の中で、陰謀組織のNPCたちと平和的に接触する場面を想定して用意されている。積極的に事を荒立てない限りは、列車は何事も無くイスタンブールを発車する。 トルコ国境での税関を通過する際には、円盤を隠匿する判定と税関の係官に不信感を抱かれないかどうかについて判定を行う。 !!!!シーン4a:ソフィア市内 ブルガリアの首都にして国際列車の途中停車駅。空港もあるため、下車して手配をすればイギリスまで飛行機で移動する事ができる。 駅から空港までの移動やイギリス便到着を待機するタイミングを狙って、陰謀組織(銀の暁)が接触してくる。 !!!!シーン4b:ルーマニア ルーマニアに領土(ドメイン)を持つ吸血鬼の魔術結界に紛れ込む。 !!!ステージ2:イギリス !!参考リンク *[[Solvognen|http://da.wikipedia.org/wiki/Solvognen]](モチーフとした黄金馬車,デンマーク語版Wikipedia)