{{toc}} !予告 !!開催要項 *シナリオタイトル:桜の樹の下には…… *マスター名:大島 真介 *日時:6月24日(日) *会場:定例会 *募集人数:3〜5名 *対応レベル:不特定(1レベルキャラクターは2レベルに調整あり) !!シナリオ予告  ここに予告文を書きます。 !経過 !!参加PC *[[天城|DpPc12]]、[[狗里|DpPc04]]、[[ピロシキ|DpPc11]]、[[丑久保|DpPc09]]、[[山岸|DpPc13]] !!セッションの経過 !!金曜日夜――デビルズネストの怪しい動き *大友森林公園をデビルズネストの手下どもが掘り起こしていて、PC たちがそれを追いつめたところからセッションスタート。 *難なく退治。“ボス”である“レディ・バグ”こと大友忍は《透明化》により逃走。 *彼らの目的は結局不明。 !!土曜日朝――怪異! 初夏に咲き誇る桜 *朝のテレビで大友森林公園に桜が咲いているというニュースを放送。 *きのうの事件と関係あるに違いないということで、セラフィム(PC たち)出動指令 *市の名物「大友桜」を中心に、たくさんの花が咲いていた。 *すでに見物客が訪れている。これからもどんどん増えそうな勢い。 *なぜか大友桜には一般人は近づけない(PC たちは精神的な抵抗こそ多少感じるものの、大丈夫)→ウォーコイトの持つ《記憶操作》に似た反応。 *大滝工業高校の渡部教諭が大友桜の権威であると思い当たる。→天城の手ほどきにより、公園に連れてくる !!土曜日昼――大友桜の権威 *「セラフィムはこの貴重な桜を保護するために出動している」と、“嘘ではない”物言いで渡部教諭の協力を取り付ける。 *渡部による大友桜についての話 **大友桜は10年ぶりに咲いた **[[『桜の樹の下には……』|http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html]]梶井基次郎の短編。 **旧大友藩主、大友家持が、恋仲だった女郎の形見をこの桜の下に埋めたという伝承がある→情報項目:桜の樹の下の宝 **市営図書館に大友桜関連の書籍あり→蔵書リストを提供される **大友グループ総帥、大友総一郎の友人、山本きょうざぶろうという男が昔、この桜の調査に協力してくれた→情報項目:山本きょうざぶろう **10年前にここで怪死事件があった。被害者は60〜70代の男性→情報項目:怪死事件 **なぜ急に、しかもこの時期に咲いたのかはわからない *PC の3人が情報項目調査に向かう(ピロシキも隠れて同行)。狗里は桜を見守るために留まる。 *図書館での情報収集 **宝(天城が調査):絵本と古文書。 ***絵本:渡部の話に比べ、女郎が村娘になっているなどマイルドになっているが、形見の櫛を埋めるとたちまち桜の樹が成木になったという結末 ***古文書:読めないが、絵本の話より陰惨な印象。悪魔憑きに追われる男女の挿絵など。 **山本響三郎(丑久保):最近引退したが元会社会長、現在は名誉会長。会社の連絡先がわかったので、雑誌の取材と称して接見を試みると、意外にも簡単に OK が出る。 **怪死事件(山岸):被害者が身元不明で、事件は迷宮入りした。なぜか大友ファミリーが葬儀等の世話をしている。警察に行って詳細を調査する。(セラフィムの仲立ちで飯島刑事を紹介される) *狗里が桜を守る中、高科蔓子が現れる。厄介な来訪者に困惑 !!土曜日夜――山本大老との接見、ほか *丑久保が高級料亭で山本老人と接見 **ピロシキが隠密で同行を試みるが、危険と見て遠方から立ち聞きするにとどめる **極めて高い警戒レベルや、超高級料亭であることから、大人物であることを実感 **「桜の樹の下には……埋まっとるのだよ」 **怪死事件「あの男には気の毒なことをした」山本老人の恩人らしい **情報提供の交換条件として「桜の好きなようにさせてやってくれ」 **後から考えたら、言葉濁しまくりで大した情報はくれていないが、有力者とのコネを得たという点では有効だったか **ただ、ここでシナリオの目的が明確になったという見方もできる。 *山岸が警察で当時の事件資料を閲覧(飯島に情報提供を交換条件に交渉し、成功) **資料から察するに、男は多数の人食い草に襲われた **エネルギー吸収によって老人の姿になっていたが、元は若かったと思われる **大友桜を守っていたようで、桜の被害は少なかった **後に大友グループの圧力があり捜査が中止された **要は大友桜は悪魔憑き「グリーンギガント」であり、このままストレス(=衝動)をためると〈ヴィシャス〉化してしまう危険性がある。 *蔓子は邪魔だったので警察に補導させるようにし向ける→自主的に逃げ帰ったため事なきを得る !!日曜日未明――桜を守れ *渡部教諭に対してと同様、警察に対し「セラフィムはこの貴重な桜を保護するために出動している」と、“嘘ではない”物言いで桜の見張りを正当化する。 *大友桜を守る狗里の前に4人の酔っぱらい客が現れ、桜に立ち小便をしようとするが、卓越した体術で撃退 *丑久保の《心話》の能力などで大友桜と話す。ここで家持を待っているのだとか。 *他、衝動を下げて時間稼ぎをするために、植物用栄養剤を購入して与えるなどする(狗里の札束攻撃がうなった) *丑久保が料亭のおみやげに持って帰った弁当は美味しく戴かれた !!日曜日昼――真相と解放 *天城は渡部を連れ、図書館に。きのうの古文書を読むためである。内容は次の通り。 **大友家持は女郎の桜に恋をし、嫁に迎えると言い出す **家来が家を案じ反対すると、2人は駆け落ちしようとする **追っ手がかかるが、その追っ手もどうやら悪魔憑きのよう **2人とも刺客の手にかかる **桜の形見である櫛を埋めると、そこから桜の木が生えた。これが大友桜である。 *天城は公園に戻り、演技技能を駆使して家持に扮し「共に成仏しよう」と持ちかける *桜は成仏し、そこには形見の櫛が残った(大友桜には青葉が芽生えた、来年は普通に咲く見込み) *山岸がそれを取り、それが共生武装であることを見破ると、これをセラフィム預かりとした !結果 *桜を無事成仏させた。主要ミッション成功。 *地元の有力者、山本響三郎から好意を得た(丑久保はコネクションを得た) !!獲得経験値 *平均レベル2.2×150(基本50点+成功50点+桜の成仏50点)+衝動表 (大島:…多すぎたかも) !!登場NPC !!!オフィシャル :高坂和也: セラフィム大友支部長。相変わらず苦労性。 :桐生蓮: セラフィムのメンバー。今回は休暇中につき、メイルのみで登場。 :飯島康男: 悪魔憑き関連事件に比較的理解がある刑事 :大友総一郎: 大友グループ総帥。今回は名前のみ登場 !!!今回の GM 作 :高科蔓子: [[第1回|DpSession01]]にも登場。学校新聞の記事にするために来たと称する。 :渡部教諭: 大滝工業高校の生物教師。大友桜に詳しい。 :山本響三郎: 大友市の名士で、齢90を越えるとは思えない鋭い眼力を持つ老人。大友総一郎とも交友がある。先代は幕末期の大友藩の筆頭家老を務めていた。 :大友家持: 旧大友藩主。江戸時代の人物 :桜: 旧大友藩に住んでいた女郎。家持と恋仲になるが……。 !!!前回以前の GM 作 :大友忍: 〈ヴィシャス〉化し、自称“デビルズネストの幹部、レディ・バグ”と成り下がる。今後はセッション開始時のチュートリアル戦闘の手ほどきをする役目に?! !!伏線 :桜の櫛(共生武装:詳細不明): 悪魔憑きであった女郎「桜」の遺骸から大友桜(グリーンギガント)に魔種吸引され、100年の時を経て共生武装となった。桜の意識を保持していたが、今は眠りについている様子。セラフィムエージェント山岸により回収。専門家による分析を行うため、東京目黒の本部に移送される予定。 :料亭「大山(たいざん)」: 大友市で最も風格(と料金)が高いとされる高級料亭。料理も女将も絶品との評判で、政府関係者や大友グループ幹部などの超セレブや、全国の食通が主な客層である。伝説の最高級コース(約200万円:衝動12回復)は「ここの女将と板前は料理の悪魔に魂を売ったに違いない」と囁かれる程。