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ほねっこ男爵領冒険談

一日目参加冒険:25:失われた救助隊

○参加冒険:25:失われた救助隊
深夜(技族):5500:北国人+パイロット+整備士
南天(技族):5500:北国人+パイロット+整備士
○冒険結果:中間判定:得たお宝:小笠原へのリンクゲート:ユニークな結果:なし
コメント:広大な海に続くリンクゲートを発見しました。ただ、救助対象は既に……
失われた救助隊 レポート / 深夜
“ありゃ、晴れたモンじゃから一服しようと外に出た時じゃったから、昼飯時前くらいじ
ゃ。
 最近、孫が煙草の煙を嫌がるようになってのう……嫁さんも良い顔せんし……。
 あん? そんな事聞いてない? 
 分かった、分かった。若いモンはせっかちでいかんな。

 ほれ、メッケ岳の西の方……丁度西山の天辺の真上辺りじゃな。
 あそこは良い紅玉が出てるんじゃが、国境すれすれでのう。
 わしが若い頃は……分かった、分かっておるわい。
 そんな事は聞いてないって言いたいんじゃろう?
 やれやれ、年寄りの昔話くらい、大目に見ても罰は当たらんじゃろうに……。
 まったく最近の若いモンは……わしが若い頃は、もうちょっと年長者を敬ったもんじゃ。
 
 そう何度も言わんでも、耳は遠なっておらんよ。
 ともかく、西の方から見た事もない飛行機がひゅ〜っと飛んできてな。
 ふらっとバランス崩したと思ったら、街道脇の原っぱの方にどか〜ん、じゃ。
 いやぁ、わしゃ世の終わりかと思うてのぅ、思わず腰抜かしてしまったわい” 

目撃者の老人の証言


“七ツ斑の斑は、パイロットたちの血の斑だ”

航空機パイロットたちの間に伝わる警句


 冬の晴れ間、ほねっこ男爵領の上空では、極めて強い乱気流が発生する。
 その強風は、機体を木の葉の如く翻弄し、容易く地面へと叩き付ける。
 降雪や曇天だけでなく、何事もないように見える晴天の日も、ひと時たりと気を抜けな
い。
 七ツ斑飛行場がその着陸難度で帝國随一と言われる所以である。
 今回の事故原因も、事故機がそういった乱気流に巻き込まれたためと推測された。
 問題は、当の事故機が七ツ斑飛行場にフライトプランを提出していない、領空侵犯機で
ある事だった。

ほねっこ男爵領文族深夜の手記

 
「で、その救助に向かうのは、俺とお前というわけか」
「はい。南天先輩の操縦するヘリコプターで現場まで向かいます。よろしくお願いしま
す」
 ぺこり、と頭を下げる。
 南天先輩がじっと旋毛の辺りに視線を注いでいるのを感じる。
 しばし流れる無言の時間。
「あ、あの……南天先輩?」
 何時までも頭を下げたままというわけにも行かないので、思い切って顔を上げた。
「なんで、今更……」
 苦虫を噛み潰したような表情、というのは、ああいうのの事を言うんだろう、とボクは
思った。

「何でもっと早く救助隊の出動を決定しなかった!」

一時間前の会話


 諸君。
 共和国からの領空侵犯を見逃して、腰抜けと呼ばれる事には甘んじて耐えよう。
 しかし、生存者を見殺しにして、外道と呼ばれる屈辱には耐えらない。

男爵代行、紛糾する会議の席上での発言


 それ以前のゴタゴタは兎も角、嫌な予感はしていた。
 冬のほねっこ男爵領の天気は変わりやすい。
 あれほど晴れていたはずの空は、気がつけば真っ黒。
 雪で視界は最悪。更に強風まで吹いてきた。
 今では事故現場を視認する事さえ難しい有様だった。
 ついでに隣のコパイは素人に毛の生えたような新米。
 しかもちょっとポンコツが入ってる。
 機体が、長年使い慣れたモノである事だけが救いだった。
 操縦も整備もしてきた。コイツの事なら、隅から隅まで知っている。
 その事が、今回も助けになる筈だ。
 深夜の危なっかしいナビを頼りに、比較的現場に近い平坦地にヘリを下ろすことにする。
 操縦桿に伝わる振動から、外の気流の状態を計りつつ、慎重に慎重に高度を下げていく。
 
 天候は最悪。
 救助開始の遅れから、恐らくは生存者は一人もいまい。
 誰かを助けるどころか、二次遭難により、自分たちも助けられる側に回る可能性さえあ
った。
 今ならば、まだ帰還できる。
 だが、しかし……。

「だからどうした!」

 知らずに怒号が口をついて出た。
 隣で通信やら計器の確認やらしていた深夜がビクリと身体を震わせる。
 怒られたと思ったらしい。
 だが、俺にしてみれば、今起きている全ての理不尽に対して怒鳴っただけだった。
 そして、今日に限らず、ここに限らず世界は理不尽で溢れている。
 今ここで理不尽に屈するという事は、つまり、どんな種類であれ理不尽に耐えられない、
 あの娘の前で胸を張る機会を失うという事だった。
 腹を決めた。
 今帰還すれば、絶対に次は無い。今ならば、まだ、誰か生きているかもしれない。
 それだけで、命を賭けるには充分すぎる理由だ。

十分前の救助ヘリコプター内での出来事
 
 
 結論から言えば、生存者はいなかった。
 そして、死者も。
 行方不明者若干名。それがこの事故の顛末となった。
 
「誰も居ませんね。生きてる人も……死んでる人も」
 人体だと分からないほどバラバラになったという可能性に思い至り、慄然とするボク。
 最悪の可能性に脚が竦む。
 あの影に、首が落ちているかもしれない。さっき踏んだのは、ボルトじゃなくて、骨か
も……。
 ……いけないいけない。ボクは文族として活躍するんだろう?
 そんな程度で目を逸らすようで、真実を伝えられるものか!
 ブンブンと首を振るボクを、南天先輩が手で制した。
「止まれ、足跡だ。二組ある」
 
 歩いてるって事は……少なくとも墜落した時はまだ生きてた?
 つまり、まだ生きてるかもしれない!?
「南天先輩ッ!」
「落ち着け、相手が友好的だとは限らん。こちらに襲いかかれないほど負傷をしていると
もな」
 南天先輩は拳銃を抜くと、大きな破片で遮蔽を取りつつ、慎重に足跡を辿っていく。
 その後ろをちょこちょこ着いていくボク。
 そして、たどり着いた場所は……。

「先輩……この匂いなんですか? 何だか、生臭い……」
 南天先輩は、男爵領に住み着く前は、だいぶ色々な所を回った旅人なのだという。
 だから、この言葉は嘘ではないんだと思う。
 でも、きっと、そういう事を知らなかったら、ボクはその単語を信じられなかっただろ
う。
「……海の香りだ……嘘だろ?」
 
 木立の中でほのかに光る光の輪の向こう側には、燦々と降り注ぐ太陽の光と、
見たことも無い青い空と、視界の届く遥か先まで続く、茫洋たる水の連なりがあった。

「あれが、海……」
 
 オイルで汚れ、機械部品の散らばる雪の上を、二組の足跡が見知らぬ“海”に向かって
いた。
 まるで二人の周りに降り積もる冬から逃げていくように、何処までも続いていた。

冒険25 (出動意義が)失われた救助隊
深夜(文族):5500:北国人+パイロット+整備士
南天(技族):5500:北国人+パイロット+整備士
冒険結果:中間判定:得たお宝:小笠原へのリンクゲート:ユニークな結果:なし
コメント:広大な海に続くリンクゲートを発見しました。ただ、救助対象は既に……

一日目参加冒険:31:帰ってきたソックスハント

○参加冒険:31:帰ってきたソックスハント
○火足水極(藩王・吏族):6100:北国人+犬士+吏族
○冒険結果:中間判定:得たお宝:食料4万t:ユニークな結果:なし
コメント:ソックスハントの獲物を使って裏マーケットの親父と取引をしました。
ほねっこ男爵領のある一日 作:うにょ

ゆっくりと雪の降り積もるほねっこ男爵領
今日も人々は静かに生活を
「「敵襲〜!敵襲〜!!アイツだ、またアイツが出たぞ〜!!!」」
静かに生活を
「「今度はパン屋のユキちゃんが狙われた!!逃がすな!!!追え〜!!!」」
静かな
「「何ぃ、俺の憧れのユキちゃんを?!あのヤロウ!今度という今度こそは捕まえてやる
ぞ!!」」
「「北だ、北の方へ逃げたぞ〜〜〜!!!」」
・・・
・・・
・・・ゴホン

そう、その静かな生活を脅かすモノが近頃ほねっこ男爵領に現れているのである
彼(もしかしたら彼女かもしれない)が現れたのは最近になってからである
白を基調とした冬季迷彩で全身を覆い、影のように獲物を狙う怪盗
その獲物とは・・・・ソックス
その収集対象は多岐に渡り、今までにも、占い屋のおばあちゃん、お城のメイド、山師の
おじいちゃん、幼稚舎の子供、パン屋の看板娘etc。様々な人のソックスが盗まれている
「「城への連絡は!」」
「「もう出している。そろそろ来てくれる筈だ!」」
町では自警団が組織され、近頃は被害にあったメイドを中心にお城のメイドまでもが駆り
出されている
「「またヤツが出ました!出撃の準備を、藩王様は?」」
「「それが・・・会議の後から姿が見えず、執務室の机の上にこれが・・・」」

『ヒミツの取引があるので外出します 火足水極』

「「また陛下が外出なされている時に?まさか陛下のスケジュールが漏れている?」」
「「それもこれもアイツを掴まれれば分かる事です!じょり丸様は?」」
「「はい、先ほどもう殺る気満点で出ていかれました」」
「「残りの動ける犬士は私たちと一緒に、それ以外でも出撃準備が整い次第各自出撃
を!」」
「「分かりました、それでは討伐隊出撃します!火器の仕様許可は下りています、死なな
い程度にありったけの弾をブチ込んでさしあげましょう!!!!」」
「「今こそソックスの恨みを晴らす時!皆の者、続け〜〜〜〜!!!」」



数刻後メッケ岳某所
???「「これが、今回の獲物だ」」
???「「ハウハウ、これは中々・・・いやはや、現役を退かれたと仰っていましたが腕
のほうは鈍っておられないようですな・・・それでは、お代はこのように・・・これから
もよろしくお願いします」」
???「「いや、それが最近はメイド達も力が入って来て少々厳しいのだが・・・」」
???「「ハウハウ、それはそれ、これはこれ、へい・・貴方のお力次第でございます
よ」」



こうして、またほねっこ男爵領の一日が過ぎてゆく

三日目参加冒険: 31:帰ってきたソックスハント

○参加冒険: 31:帰ってきたソックスハント 
○ユーラ(技族):12000:北国人+パイロット+整備士
○無量小路(華族(下賜された軍配)・吏族):21000:北国人+犬士+吏族
○XH−834(技族):12000:北国人+パイロット+整備士
○うにょ(文族):5500:北国人+パイロット+整備士
○冒険結果: 中間判定 :得たお宝: C 12食料4万t :ユニークな結果:なし
コメント:ソックスの中にはサツマイモが隠されていた……!
ほねっこ男爵領のある一日

王犬社離宮中庭
一人のメイドと王犬が、焚き火を前にしている
「じょり丸様〜、今日のおやつは焼き芋ですよ〜」
「わん!わん!」
そういって、焚き火の中からアルミホイルに包まれたサツマイモを一つ取り出す
「は〜い、熱いから気をつけてくださいね」
「ハフ、ハフ・・・」
パタパタとしっぽを振り美味しそうに焼き芋を平らげていく王犬じょり丸
「なんとですね、このサツマイモは私(達)が取ってきたんですよ。まだまだ沢山ありま
すからね〜」




数刻前メッケ岳某所
深雪に包まれた霊峰の只中に、人目を忍ぶように一軒の建物がひっそりと佇んでいる
そして、その建物を遠巻きに監視している四人の人影があった

うにょ「あれが、報告にあった山小屋ですか?」
無明小路「そうらしいな、資料によると昔山師が休憩用に使っていた小屋らしいが3年程
前から使われていないらしい」
XH-834「だが、あの小屋に灯りが灯っていた、という報告があったわけだな」
ユーラ「まさにソックスハンターのアジトにうってつけって事ですね」



今、ほねっこ男爵領には一人(もしかしたら複数かも知れないが)の怪盗が出没するよう
になっていた
その名は『ソックスハンター』と呼ばれている
藩国内の多種多様なソックスを盗むためそう呼ばれている
当初、人々はその被害に気が付いていなかった
干していたソックスが風邪に飛ばされたのだろう
古くなったソックスを家族の誰かが処分したのだろう
皆、そう思っていた
無理もないだろう。ソックスが見当たらなくなって「盗まれた!」と思う人はほねっこ男
爵領には少ないだろう
しかし、次第に奥様方の話の種になるようになり、様々な家でソックスが見当たらなくな
るという奇妙な現象が相継いでいた事が発覚してきた
そして、ついにヤツの目撃情報が出たのである
全身を白尽くめの冬季迷彩で覆い、ソックスを盗んでいく「ソックスハンター」の姿
を!!

彼(もしくは彼女)が目撃されてから、ソックスの行方不明報告が纏められた
藩国一般国民から城で働くメイドまで被害にあっており、その被害の酷さは報告書を読ん
だ藩王火足水極男爵をして
「・・・これ、増えすぎじゃないか?」
と言わしめた程である

そんな中、ある報告が藩王にもたらされた
『今は使われていない山小屋に灯りが灯っているのを見た』
という報告である

この報告を聞いた藩王は二日ほど躊躇した後、藩国内の精鋭を集め、こう命令したのであ
る

「ソックスハンターのアジトらしき小屋を襲撃せよ」


そうして、今うにょ、無明小路、XH-834、ユーラの四人はソックスハンターのアジトらし
き山小屋を監視しているのである

「どうします?藩王の指示では即突入せよと、との事ですが」
「・・・今街ではヤツの目撃情報もないし、仮にここにいるとしたら逃げられる前に突入
したほうがいいな」
「では、いくぞ!」

決断をすると行動は早かった
監視地点から素早く小屋の前まで移動し、各自事前の作戦通りに散開する
うにょ・ユーラの二人が入り口で突入準備をし、無明小路、XH-834はそれぞれ別の側面の
窓の脇で対象が逃げる時のサポートの為待機する

うにょがゆっくりとドアノブを回す
鍵は・・・掛かっていない
「・・・」
「・・・」
視線を交わし、一呼吸待ち・・・突入を開始する!

バン!!!
雪山に扉を乱暴に開ける音と、二人の声が木霊する



「「伏せ!!!」」












「静かだな?」
突入後、何も音がしない小屋に不信を抱いた無明小路は、静かに窓を覗き込んだ
「!」ビクぅ!
彼は信じられなかった
ソックスソックスソックスソックスソックスソックス
ソックスソックスソックスソックスソックスソックス
ソックスソックスソックスソックスソックスソックス
ソックスソックスソックスソックスソックスソックス
ソックスソックスソックスソックスソックスソックス
今まで盗まれたものだろうか、大量のソックスが小屋の中に吊るされていたのである
しかも、何かが中に入っているのだろうか、何故か膨らんでいる
突入した二人は、唖然とした表情ながらもソックスの中身を確認しようとしている

無明小路とは反対側に居たXH−834も窓から小屋の中を信じられないモノを見るように
覗いていた
ソックスから出てきたモノは・・・サツマイモ?
サツマイモを持ったうにょと目が合った
「・・・・・・・・・」
何か喋っているが、防寒ガラス越しでは声が聞こえない
だが、四人の考えは一致していた

「「「「これ、どうしよう?」」」」










ほねっこ男爵領某所
???「ハウハウ、やはり寒い時には焼き芋でございますな、ハフハフ」
???「そうだな〜、ハフハフ」

更新日時:2007/01/09 23:13:08
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