男爵領の日常
懲りない二人(イベント13提出分)
小笠原ゲートに水着をちょー期待(イベント13提出分)
お篭りで婚期を逃す女性星見司(イベント13提出分)
新人パイロットの苦難(サウナであちち・生まれたままで雪の中の刑)(イベント13提出分)
ほねっこ男爵領における メードの日常
らいと・すたっふより転載。
メードさん達の朝は早い。
「ピクニック」に行くからである。
ピクニックとは50kgの装備を担ぎ、片道10キロの道のりを
中速早足での行軍訓練の事だ。
50kgの装備には当然茶道具を完備(椅子やテーブルも然り)しており
彼女らがたどり着くのは、広大な射撃演習場である。
流石にたどり着く頃にはブランチになってしまうため、
サンドイッチやスコーン、ブレッド等でしばしお茶会をする。
歴戦のメードは涼しい顔だが、新人は大抵潰れた蛙のようになって終わる。
登用2年目のメードは語る…
「辛くはありませんわ、これもプリンセスの御為…『屁』でも御座いませんわよ!」
「お下品、減点2.」
メードは常に優雅さが求められる、訓練中も例外ではなく
寮長が常に監視しており「減点」が付くと『お針子』と呼ばれる罰則が与えられる
アイドレス工場での仕事である。
これが「お針子」風景。
メードさんが作ったアイドレスは着心地が良いと
陸戦兵に受けが良い。
知らぬは仏。である
第二アイドレス寮では食事当番制である。
また、予約すれば一般の食事も可能、「ほねっ娘食堂」として有名。
食事には人用・犬用がありコースの予約が引っ切り無しである。
食材は自家栽培しており、食堂はボランティアで営まれており
施設の維持費の他、福祉・地域犬の保護に役立てられている。
気丈なメードさんでも、時にくじけそうな時がある。
そういう時には歌を謡う。
特に国歌は士気向上に一役買っている。
メードさんの澄んだ歌声は、陸戦兵の心も癒しているようである。
ちなみに、メードさんの住まうアイドレス寮は男子禁制。
忍び込もうなどと考えてはいけない……
何故なら、彼女らは勇猛さで知られるわんわん帝國の「バトル・メード」なのだから…
ほねっ娘食堂で使う野菜の収穫である。
新人メードさんと畑の番犬・デン太郎。
これは「シュウサイ」と呼ばれる根菜で、食材ではなく甘味料になる。
代用砂糖よりはるかに味がよく、砂糖が大量に採れる為ほねっこ男爵領の
主な輸出品のひとつである。
彼女たちは、休日に整備士達の洗濯物を洗う。
日頃の恩返しですと、笑って言う
まるで姉か母のように甲斐甲斐しく面倒を見るが…
整備士達は嬉しいやら困ったやら…
シーツを咥えて走り回っているのは
整備工場で可愛がられている「チビ麻呂」(メス)
整備士達がねこっ可愛がりした為、現在ではすっかりお嬢犬。
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参照:[図書館]