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トレーサビリティ・システムの導入について

トレーサビリティ・システムの導入について

昨今の各地での騒動や、帝國環状線の開通などに伴い、
今後は藩国内外で流通する食品について、安全性を追求していかなければなりません。
そのための手段として、今回、NAC(※)の協力のもと、
トレーサビリティ・システムを導入し、食の安全を守ることを決定しました。
以下がNAC提案のトレーサビリティ・システムの概要となります。
※NACは中立の立場にある第三者機関であり、農業研究所を有する団体です。

なお、トレーサビリティ・システムの導入に伴い、
食品生産・流通業者に生じる設備投資等の諸費用は国でこれを負担します。

トレーサビリティ

○トレースバック

 対象とする物品に対して関心を示した人間(代表例は消費者)が、
その物品の履歴をさかのぼって、物品の生産履歴を見ることは、
トレーサビリティ(トレースバック)によってもたらされる。

○トレースフォワード

 対象とする物品に問題が発見された時、
その物品が販売された特定顧客に対してピンポイントで商品の回収を行うことは、
トレーサビリティ(トレースフォワード)によってもたらされる。

───フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より転載

いつ、どこから入荷し、どこへ出荷したかを各事業者が個々に記録しておくことにより、
食品がどこから来てどこへ行ったかわかるようにしておくこと。
※トレーサビリティは生産履歴を記録・開示することではない。

大きな流れは以下の通り
●農産物生産段階
 生産段階で作成・保存するもの
 【品目・出荷日・出荷先・出荷量】
↓↑
●流通段階
 流通段階で作成・保存するもの
 【品目・出荷日・出荷先・出荷量】
 【品目・仕入日・仕入元・仕入量】
↓↑
●小売段階
 小売段階で作成・保存するもの
 【品目・仕入日・仕入元・仕入量】
↓↑
●消費者

・トレーサビリティが確立されていれば、問題が発生した際、
1.問題のあった商品を特定して、その商品だけを迅速に回収でき、
2.流通での問題の発生とその原因を速やかに特定し、
3.流通を通らない安全な他の流通ルートを確保し、安定的に供給でき、
  生産者、消費者等にとって大きなメリットが生じる。

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食品トレーサビリティシステムは、食品の取扱いの記録を残すことにより、
食品の移動を把握できるようにする仕組みで、
食品事故が発生した場合にもその製品回収や原因究明を容易にすることや、
情報の伝達や検証により、表示などの情報の信頼性を高め、
消費者が安心して食品を購入できるようにする為のものである。

NACではこのシステムを導入し、消費者が安心していただけるよう活動を行っていきます。

今までは、品目以外の部分の記載はありましたが、品目の内容までは記載しておらず、
今後きちんと入荷した食料をNAC研究所・安全管理部門の担当者に細かくチェックをさせ確認をした上での入荷とし、
【品目】【仕入日】【仕入元】【仕入量】をしっかりと記録をしていく。
また、出荷する際には【品目】【出荷日】【出荷先】【出荷量】の記載を明確にし、
NACからの安全確認済シールや安全確認済の記載をした上で出荷をするようにしていく。

1.入荷
NAC研究所・安全管理部門の担当者がその食料をチェック(※1)し下記の内容を記入する。
【品目】
【仕入日】
【仕入元】
【仕入量】
【担当者名】

※1:チェックする内容は以下の通り
生産段階で作成・保存している、
【品目】【出荷日】【出荷先】【出荷量】に相違がないかどうかの確認。
併せてその食料が確実に安全なのかどうかの確認。

2.出荷
NAC研究所・安全管理部門の担当者がその食料の出荷終了まできちんと立会チェックを行い下記の内容を記入する。
【品目】
【出荷日】
【出荷先】
【出荷量】
【物流会社】
【安全記載チェック】
【担当者名】

3.記録
1・2の流れにかかわる情報をきちんと整理・記録・保存をしておく。担当者は下記の内容を記入する。
【品目】
【仕入日】
【仕入元】
【仕入量】
【担当者名】

【品目】
【出荷日】
【出荷先】
【出荷量】
【物流会社】
【安全記載チェック】
【担当者名】

【整理・記録・保存担当者名】
更新日時:2008/10/08 16:30:41
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