北国人＋星見司＋吏族

北国人＋星見司＋吏族

★アイドレスで行こう！★
第一回：『基幹アイドレス　吏族・星見司』

　みなさま、どもども。ＸＨ−８３４と、
「わんわんっ」
　アシスタントの王犬のじょり丸君でーす。
　ここでは皆さんに当藩国のアイドレスを紹介していきますデスよ？
「くぅん？」
　なんか自信なさげ？うん、そうなんだ。実際良く判んないんだけど、
まぁそれなりに解説してみようという番組なのよ。
　陛下も手伝ってくださいよ？ちゃんと報酬は約束どおりあげますから。
「わん！」

　で、第一回目は『基幹アイドレス　吏族・星見司』です。
　我が藩国では吏族・星見司を兼任しているアイドレスがあります。
　吏族というのは、えーと、書記兼事務官と言った感じのお仕事をします。
「うぉん？」
　そうですねぇ、具体的には史録の制作や保存配布なんかをします。
あとは戦闘事務？とか。
　速記やタイプライターによる文章の清書なんか得意そうですね。
　当藩国の人のイグドラシルは知識が豊富な北国人なので、
吏族向きなんじゃないでしょうか。
　ないすまっちんぐですね、陛下。
「わん」
　そうですねー。
　なんか『アイドレス事務局（尚書省）に出仕できる』というパラメータがついているので、
『中央に出て出世してぇ〜』という人に向いているかも。

　で、そんな器用で知識も豊富な当藩国の吏族は星見司も兼任していることが多いです。
　星見司というのは一種の占い師です。
　元々は星の運行から季節の移り変わりを予測して農作業の時期を指示していたのが、
まぁいろんな分野の予知・予測をするようになったのです。
　だから、昔は暦なんかも作ったりしていました。
　インスピレーションを基にした占いじゃなくて、
データを下に統計学的に事象を予測する、といったお仕事です。
　みんなが知っているお仕事では、天気予報士さんが近いかなぁ。
星見司さんは万能型だけど。
　あっ、陛下。難しい話になったからって私の靴紐を齧るのはやめてください。
「うーっっ」
　…わかりました。好きなだけ齧っていてください。
　特殊パラメータとして『世界の謎ゲームに挑戦できる（謎挑戦行為）』
…うぉっ持病の癪が…
「くぅんくぅん」
　わっ、陛下、べろべろと顔を舐めないでください。大丈夫ですからっっ！！
　まぁ職務上、データの収集と解析が得意なんじゃないかなぁと思われます。
（私のようなタイプは少数派だろうなぁ…）

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　以上が当藩国の基幹アイドレスの１つ、『吏族・星見司』です。
　かなり重要なアイドレスらしいですから、たくさんの人が使ってほしいですねぇ。陛下。
「わん？」
　え？なにか別のことを考えているだろうって？
　さすが陛下。ではお教えしませう。我らの野望。
　吏族っていうのは早い話が書記なんですよ。書記。
　そして人妻キャラが書記になるとですね、私と小太刀さんのＭｙドリーム、
『人妻書記長』が完成するんですよ。うひひひ。

　ＸＨの尻をがっぷりと噛むじょり丸。そしてフェイドアウト。
エンディングテーマが流れる。

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解説:基幹アイドレス　『吏族・星見司』
　星見司は古くより天変より世の吉凶を予測する占術を行なう職であり、
季節変化を予測する暦の制作を行なってきた。
　時代が下ると、さまざまなデータを駆使して世の事象を予測するようになり、
国家運営の羅針盤的な役割を担うようになる。
　『番組内』では吏族の補助的な役割として星見司が紹介されているが、
実際は吏族の役割の方が補助なのである。
　吏族としての能力の情報収集と編纂、検索能力は星見司として必須の能力であり、
　ほねっこ藩国は非常に優秀な『吏族・星見司』アイドレスを出すことで知られている。
　しかし、その特殊さゆえになり手が少なく、貴重なアイドレスともいえる。

解説:周辺環境　『藩立メッケ岳天文台』
　基幹アイドレス『吏族・星見司』が勤める主要な施設であるメッケ岳天文台は、
当藩国の最高峰メッケ岳の山頂付近に建てられています。
　天気のいい日はほねっこ城市からも、天体観測ドームを望むことが出来ます。
　施設としては、地上部には天体観測ドームと反射望遠鏡、
および七ツ斑飛行場の施設としてのレーダー設備があります。
　冬季には3メートルを越す積雪があるため、ドームおよび周辺施設には
温水循環式の融雪装置が設置されています。
　地下には、史禄保管所、星見司執務室や居住施設が存在します。
　1年のほぼ1／3のあいだ雪に閉ざされるため、独立して活動できるようになっているのです。
　「王犬社　本宮」に天文台分室が存在しており、史禄のコピーが収められ、
必要な時にはデータの閲覧が可能です。

○設定要点：宮廷服・望遠鏡・本

・周辺環境（天文台）

・周辺環境（政庁）→吏族・犬士の項目へ

○技名：山の上にも三ヶ月
　設定：ほねっこ男爵領の星見司たちは、冬季の三ヶ月メッケ岳の山頂付近にある
　　　　天文台に閉じこもって、星の観測を行う。
　　　　その間、俗事とは切り離されて星を見ること、知識を溜め込む事に集中する。
　　　（何も他にする事がないので集中せざるを得ない）
　　　　それ故に、ほねっこ男爵領の星見司は誰もが非常に博識なのだという。
　効果：知識+1