リング★ドリーム
リング★ドリーム
日本語版ガープスのオリジナル展開タイトルの1つ。
通称、“リン★ドリ”。ルールブック、他では「女子プロレス最強伝説」の惹句が用いられている。
第3版、つまり『ガープス・ベーシック完訳版』のルールブックに、ルールブック『ガープス・リング★ドリーム』を併用することで遊べる。
女子プロレス団体に所属する選手をPCに、自キャラ以外はずべて敵(ライバル)というスタンスで、女子プロレス戦国時代の頂点を目差すTRPG。
ゲーム的には、PCを、強く、「威厳」があり、観客を“魅せる"レスラーとして成長させていくのである。もちろん「自分独自のレスリング・スタイルを追求」など、プレイヤーが独自の目標を複合させても構わない。
『ガープス・マーシャルアーツ』ルールの部分共用、キャラのコンバートは可能だが、別のゲームである。
世界設定、PCの立場など
背景世界は、「現代日本と同じ」とのみ設定されている。文明レベルの規定は見当たらない、ルールブック刊行時は文明度7、21世紀初頭の現在では「7から8への過渡期」と言ったところか?
PCは、基本的には、GMが設定した、同じ女子プロレス団体に所属することになる。
よほどの多人数でキャンペーン・プレイをする、あるいは、各プレイヤーが複数PCを担当するなどの凝った遊びかたをするのでない限り、PCが属す団体が異なると、遊びづらくなるだろう。
ちなみに、リング★ドリームのキャラクターは、所属団体の規模に応じて、収入や「威厳」の数値などに変化が生じる。
キャラクター・メイク関連
- キャラクター・メイク
- ベーシックなキャラクター・シートに、追加キャラクター・シートを組み合わせたものを使うタイプ。
- CPレギュレーション
- おそらく、150CPで、「新人・若手選手」を作るレギュレーションが、スタンダードな遊びかただろう。あるいは、250CPで「中堅選手」を作って遊んでいってもいいかもしれない。
- 他に、100CPが「入門前(で女子レスラーを目指している)キャラクター」、300CP以上が「トップクラス」の選手、というレギュレーション。これらのレギュレーションでPCを作っていけない、ということはないはずだが、どちらかと言うとNPC向け。PCとして使うのは、凝った遊びかたの部類になると思われる。
商品情報
ルールブック(『ガープス・リング★ドリーム』)
『ガープス・リング★ドリーム』(角川スニーカー文庫),佐脇 洋平(監修)、泥 士郎?と、すたじお実験室?(著).
リプレイ
『少女たちのテンカウント ガープス・リング★ドリーム・リプレイ』
『少女たちのテンカウント ガープス・リング★ドリーム・リプレイ』(角川スニーカー文庫),泥 士朗?と、すたじお実験室?(著).
- ルールブック『ガープス・リング★ドリーム』で設定された、新日本女児プロレス?所属の女子レスラーたちをPCとしたセッションのリプレイ集
- 書名は、『ガープス・リング★ドリーム・リプレイ』が主題名。「少女たちのテンカウント」が角書き副題。
- リプレイ記事8本を採録(内2本は、前、後編の扱い)
- 文庫判、本文231頁(付録などは除く)
キーワード:
参照:[ToDo] [誤解されたルール] [ガープス・リング★ドリーム] [世界設定] [ガープス・リング★ドリーム・リプレイ]